いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

キャンプ場併設のレストランで食べたラムがめちゃウマだった件。

キャンプ二日目は雨と分かっていたので
ポチが心置きなく呑めるように初めから併設のレストランで食べることにしてました。
 
ところが、くだんの面倒みたがるおじさん達のうちのおひとりが、
男子トイレでポチにこんな入れ知恵を。
 
「ここから出て右に曲がってまた右に曲がったところにゴルフ場があって、
そこのレストランは、ものすごーく美味しかった
(英語でreally nice, really nice二回繰り返し)」
 
「もうひとつ、左に曲がって、また左に曲がるとパブがあって、
そこのランチも、ものすごーく美味しいぞ(ver~y good一回)」
 
「ここのレストランは、いずれにせよ3倍の値段だ、テレブル~(terrible怖い~)」
(ので、「行っちゃだめだぞ!」の含み。)
 
おじさんは"コドモの私達"に、もちろん親切で言ってくれているのです。
ところで(ハイ、以下、独断と偏見入りますよ~・爆)、
イギリス人が食べものに関して、Really nice×2とか、Ver~y goodとか言うときには、
もちろんゼスチャーとか人とナリも判断材料に入るけども、正しい日本語に訳し直すと、
それぞれ「案外、結構、いいよ」「まあまあだよ」ぐらいに解釈しとくのがよろしいです。
 
それは、
 
→→→≒日本人的には絶対に美味しくない。
 
ということなのです(爆)。
 
しかし、事前に(てか昨日着いた直後に)メニューを物色してましたが、
ここのレストラン、本当に高い。
イギリスにも時々、超田舎にハイクラス・レストランがぽつんと有ったりはするけれど、
ここがそうだとは聞いてない(笑)し、ロンドンだったとしても高い気がする。
キャンプ場のレストランだよ~??
 
しかし、「どうする?~」「でも雨、スゲーよなぁ・・」「こっち予約しちゃったしねぇ~」
とかなんとか言いながら実は不安だったウメもも&ポチ、
人生の先輩の言うことは聞くべし?、と、
ついうっかり、教えてもらったその2カ所の調査に出かけてしまった・・・。
判断はウメももがするので、それぞれ入り口に横づけしてもらったけど、、
車から出た瞬間傘をさしてる間に、
ドバーーーッと、びしょぬれ(豪雨中ですから・爆)。
 
案の定、2カ所とも即NG(笑)出してあっと言う間に戻ってきました(泣)。
パブはチリコンカルネかハンバーガー(要は典型的パブ飯しかなく)、
ゴルフ場は、ステーキとチップス(揚げイモ)しかない(ま、他にもあるけど・・笑)。
メニュー&雰囲気で即断出来るのです(笑)。
 
ああ、イギリス人の言うことをやっぱ真に受けるんじゃなかった・・・・。
ものすご~く親切なのは間違いないんだけど・・・。
てか、おじさん、お金持ちじゃないの?(笑)
 
予約していたキャンプ場のレストランのお姉ちゃんにはそんなわけで
実は時間を過ぎて、ちょっと待っててもらってた状態。
で、豪雨だし、多少高くても、さほど美味しくないにしても、
ここしかない>おじさんおすすめのレストランよりは絶対(笑)、、、、ということになり
1足しか持ってきてない街靴の中に雨水が入ってびしょびしょ状態のまま
何事もなかったかのように席に案内してもらいました。
(そんなにたいしたレストランじゃないのに、なんか仰々しかったので
持ってきた汚いキャンプ用のツッカケには、机の下でコソコソ履き替え。
だって濡れたままじゃ、風邪ひくもん。)
 
また前置きが長くてすみませんが(書きたいことは、もう済みました↑が・笑)
 
以下食べたもののご紹介&レストラン内部。
 
イメージ 1
どこから来たのか、おしゃれしてる人とキャンパーと半々。
 
イメージ 2
バーコーナーに並んでた料理本(ほぼ半分はウチにある・爆)。
これを見たのですこーし、期待。
 
イメージ 3
左上から時計回りに、
ポチ前菜、スモークド・ピジョン(鳩)胸肉のサラダと
アプリコットとしょうがのチャツネ(£6.5)・・・・美味しい
ウメもも前菜、焼きサーディン(いわし)、ローストした赤ピーマンと
トマト、ディルとガーリックのサルサ(£6.25)・・・・かなり美味しい
メインについてきたチン野菜
・・・・地元の素材を使ってウンヌンじゃなかったの? ・・・最悪(爆)。
ポチメイン、シカの後ろ足もも肉ステーキ、イモ、ベリーのソース(£20.95)
・・・肉、普通に美味しい、ソース甘すぎ
シカは一番良い部位だけど、£20.95は高いです。
てか、「.95」がよくわからん(笑)。
 
さて、本日の目玉?、この日ウメももの食べたメインのラムは、
「Barnsley lamb chop」というのですが、
当初、バーンズリーというところ(南ヨークシャー)で育ったものと
勝手に思い込んでたのですが、帰って調べてみると、
実は羊肉のカットの方法だったらしい! 知らんかった~~~
(見たい方は、画像検索してみて下さい、死ぬほど出てきます。)
簡単に書くと、ラムチョップが背中の骨でメガネ型にくっついた状態。
ラムチョップ二本分、と思っていただければ。
 
イメージ 4
↑ローズマリーとガーリックでマリネしたバーンズリー・ラム・チョップ
(ダブル・ラム・チョップ)
赤ワインとフレッシュ・ミントのソース(£17.95)
これが、な、なんと、ぜ、絶品っっ!!・・・だったのです。
 
お姉ちゃんに「絶対にミディアム・レアにしてよ」と念押したのに、
上の画像のような状態で出てきたので(注:サケの照り焼きじゃありませんよ~)、
一瞬ムッとしてナイフを入れたのですが(笑)
中はカンペキなロゼ(ごめんなさい!)。
てか、ピンク。てか、一部ほとんどブルー(レア)・・:
でも、ものすごくうまい。
どのくらいうまいかというと、10oz(約280グラム強!)完食したんです(爆)。
羊ダメなシープドッグのポチも食べられたんですよ~
臭みゼロで私には物足りない。
でも、超柔らかで少しの脂とともに食べれば、ラム好きにはたまらん~。
ちょっとこのメッシ―なミントソ―ス、どけて。
・・・・・自分で作り直すから(爆)
 
あまりに美味しかったので、帰ったら
「バーンズリー・(ってところの)ラムを買おう~♪♪」と、しみじみもくろんでたのに
出来なくなってしまった、というわけです。
どこの、どういうラムなのか、もうわかんない~~(涙)!
ともかく、、、イギリスのラムはそもそも美味しいのですが、
まだまだ知らないラムがあるぞ~~とびっくりした次第。
 
レストランて期待してないと美味しく感じたりするので、その分差っ引いて、
このレストランのためだけにまたこの地へ来るか、と言われたら、
NOですが(悪くないけど値段バランスやっぱ悪い)、
このラムにこのお値段は快くお支払いしました(笑)。
 
ボリュームはたっぷりで、おかげさまで日本人の私達、オナカ一杯。
しかもデザートはそそられるものが皆無&高かったので・・・以上です。
 
イメージ 5
↑丘の上には、テント。キャラバン。ここはキャンプ場です。
 
さて、次回はここを拠点に放浪した際に立ち寄った
なかなかカワイイカフェ&ファーム・ショップなどのご紹介。
 
またまたおつきあい頂き、ありがとうございました~!
 
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