いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

名店!"LA LIBERA"

とっても美味しかったレストラン、
アルバ記事から独立アップです(笑)。
 
 
前回「アルバは恐らく食のレベルが高いと思う」
と書きましたが、イタリアはそもそもレベル高いですよね(笑)。
 
それでも、旅行者の立場で行くレストランはいつも
そこそこに美味しければ満足、って程度のスタンスです。
ここ、着いた土曜日のランチは当然一杯(白トリュフ祭り当日なので)、
夜も一杯、次の日はお休み、そしてなんとか
日曜日の二時、最後の回転に滑り込みセーフ(また。汗)
 
ちゃちゃっと下調べをした限り、日本の食通さんたちの間では
そこそこに有名みたいで、いくつかのプロの方のブログなども参考に
ぜったい行く!と決めてたので、とりあえず、ほっ。
(ならもっと早く予約しなさいよ~>自分。笑)
 
そんで、うーん、ここ、マスト・ゴーですよ、Rさん
(←誰とはあえて書きませんが、ロンドン食べ歩き仲間・笑)
ただし、オーナーシェフ、調理スタッフが変わらないこと、
が絶対条件、欧州にありがちな・・・(大爆)。
 
まずは、ポチが頼んだタヤリン(タリオリーニ)、白トリュフがけから。
 
イメージ 1
 
ここは「計量」(前記事のレストラン、通常はほとんど量る)
などということは一切せず
マダムの目分量(大爆~~)で、シャカシャカしてくれます。
(FIXED PRICE €40)
・・・
太っ腹、なのか・・・「ソンした・・・(爆)」のかは
永久にわからないのですが(笑)
そんな貧乏でヤボな意見(←私)は無視して、
せっかくのお祭り気分を味わいましょう。。。。
ちなみに、こういうのが得意なウメももの見立てでは
(ex.吉野家の店員のごとく牛肉毎回同じ量乗せられるとか・笑)
リーズナブル(=値段に見合っている)な量だったかとは思います。
まあ、プロですからね。
何より心臓に悪くない(大笑)。
 
ここ、そもそもトリュフをかける前のパスタ自体が超美味。
なお、このパスタのイタリア語のメニューは、
「Tajarin "al coltello" con Tartufo bianco d'Alba」
al coltelolloは、同じピエモンテ(ここ)の名物、
牛肉のタルタルに使われる言葉で「包丁でたたいた」の意。
なので、タヤリンに使われているこの場合、
「包丁で切った(手打ち)パスタ」、
を意味するのでしょう(聞いたわけではない)。
しかし、パスタは聞きしに勝り、ほんとに素晴らしい。
だから、トリュフかけてからは言わずもがな。
 
ただ、€40は本当にお祭り価格よね。
いくら美味しかったとしても、ウメももはこれっきりでいいです(笑)。
(てか、黒トリュフで十分。(それでも十分贅沢だけど)
香りにも味にも10倍の値差は絶対ないぞ・・・!・・・・と思う。)
それでも、パスタの出来と合わせて一度は食べてみたいものですね。
*1
 
ちなみに、オリジナル・グリッシーニも
今まで食べた中で一番美味しかったです。
 
イメージ 2
 
お次はこれも絶品だった、アニョロッティ・ダル(デル)プリン(画像左上&左下)
(ピエモンテの詰めものミニミニパスタ)
平たくない、ちいさいちいさい餃子みたいなものを
王道のセージ・バターで和えてあります(€12)。
フォークで小ささを見て下さい!
 
パスタも味付け手法も伝統的なものなのに、超洗練!

おそらくこれはイタリアのマンマのものともだいぶ違うと想像します・・
(い、いや、どっちも美味しいと思う・大汗・笑)。
詰めてあるお肉(たいていはなんかのラグーの残りとからしいが、
ここではナンだったのか、不明、仔牛かも。)
の味も完璧で、皮は薄いのにもちもち、
もちろんジャスト・クックド(アルデンテ)。
またまた本当に美味しくて、いっくらでも食べられます~~。

普段ロング・パスタ(スパゲッティ)しか食べない方にも、
自信を持っておすすめ。
そこらの詰め物パスタとは全く違うので。
今思い出しても、白トリュフタヤリンより、食べたい(爆)。
 
お次(画像右上&右下↑)はポチのメイン。
ピエモンテ州のかなりポピュラーな郷土料理のようで、
「La Finanziera」といいます。
フィナンツィエーラ(ファイナンス?銀行員が好んで食べたとか!?)。
 
イタリア語のメニューはそれだけ、だけど、
旅行者用の英語メニューを見ると・・・・スゴイですよ!

仔牛の脳みそ&リードボー(胸腺)&フィレミートボール、
オンドリのトサカ、キノコの煮込み
要は鶏や牛などの内臓系の煮込みで、
ゲテモノ好きの、いやいつも・・・チャレンジャー、ポチ。

ウメももは↓トリッパ(胃、ここでは仔牛)を選択。(←似たもの夫婦・笑)
シシリー・ピスタチオ・ソースのグラタン、です。
 
どちらも美味でしたが、うーん、塩がちょ~っと多い。

イギリスの高級店でもたびたび感じるのが、この塩味のキツさ。
(欧州独特のものなのか(日本人には特にきつく感じるのか)
いまだ研究中で結論は出ず。)

しかし、パスタの味付けは完璧なので(私にとって)、腑に落ちません。
パスタ+αのレベルがあまりにも高いので
悪口は書きたくないのですが、ここは正直に書いとこう。
でも、食べられないほどではありません。
好みの範囲で片付く程度かも・・・(と、かなり採点甘し!笑)
 
イメージ 3
 
さてさて、あまりの感激にイタリア滞在中に
iphoneからアップしちゃってた、のが、
最後のデザート、パンナコッタ↑

正直、このイタリアの生クリームプリン、
時にくどくて、ウメももは普段、あ~んまり食べない。
けど、この辺の名物だというので仕方なく・・・
の、つもりが
 
なんじゃーーーーっこれっっ!!
こんなの食べたことがない
っっ、
 
てぐらいの美味だったのです(何度もしつこいが・笑)。
 
まず、スプーンがスッとは入らない。
でもその弾力とは裏腹に入ったあとは、超なめらか。
味はドンピシャ、素材としても素晴らしい生クリームの
美味しさが最大限に活かされている、ス~ンバらしいデザートでした。
これを毎日、同じレベルで作るってスゴイ、プロでも、超尊敬!
今思い出してももう一度食べたい(←また出た!)。

ティラミスも「il "nostro" Tiramisu
「我々のティラミス」
とあるように、カフェゼリーなどが入っていて工夫されており、
美味しかったです。
ただ、デザートの価格は若干高め(両€8)
(でも喜んで出す出す!♪)
 
食べものに関していつも思うんだけど、
「○○○は好き?」と聞かれても答えに窮してしまいます。
「絶品の○○○なら好き」と言いたいんだけど・・・・。
 
ここのパンナコッタなら、大好き。
 
パスタとこれだけのために
このレストランにまた行きたい!(ベタ褒め)
 
しかし、、、、ちなみにこのイタリア・本家・パンナコッタ
後にも先にも、これっきり・・・ここっきりだった・・
ってとこは、、、味噌ですなぁ・・・・・(爆)。
 
イメージ 4

ごちそうさまでした~
 
隣の席のオーストリー女性は、食べることと飲むことが大好き。
一人で五時間運転して、アルバ近郊に泊まり、
一日だけこのお祭りに来ているそうです。
この辺のお知り合いのワイナリーのものを飲んでおられ、
ポチが一杯ごちそうになりました。
 
食べ(られ)ること、呑むこと、そして仲間。
国境なく人はそれで幸せになれると常々思ってます。
感謝、感謝。
 
ここまでおつきあい下さり、ありがとうございました~!!
 
(いつも応援して下さる方!
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*1:はっきり言ってこのお店だけでいいかな・・・。