いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

最後にやっと出逢えた(涙)、ヤマシギ セントジョン(St.John)レストラン(ロンドン)

イギリス記です。
 
この四年間、せっかくの機会と思い、
イギリスや一部欧州の食と真剣に向かい合っていたので、
(↑えらそうですが)、
きゅうきょ日本に帰ることになっても、
あせって「食べなきゃ!」「行かなきゃ!」などという
食べモノやレストランなどは特にありませんでした。
(「買わなきゃ!」はちょっとあったけど・笑)
 
最後の一週間はロンドン中心部のサービス・アパートに
滞在していたのですが、やはりそれなりに忙しく、
それまでの研究心からはうって変わって、
外食場所は都度テキトーに決めてた、という感じ。
 
ロンドンでは内臓料理などで有名なレストランですが、
「なーんとなく行くか~」という感じで決めたのでした。
 
でもこの「なんとなく・・・」が何かの導き(!)だったのかな?
偶然、イギリスにいる間に食べてみたかった
No1のゲーム(ジビエ)に
出逢うことが出来た、というわけです!
 
ここはサワードゥ(イギリスの天然酵母パン)も有名で、
最近は割といろんなところでも買えるし、
(セルフリッジズや、英国中に伸してきている米のホールフーズなど)
どこかでトレードマークのブタさんのマークを見たことが
ある方は多いかと存じます。
 

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 セント・ジョン レストラン

 
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↑前身?の雰囲気を改装後も(わざと)維持した内装、というのかな。
オサレとも思うけど、一方でもっとふつうにスマート系にしてもいいのかな~、
という感じも抱きつつ、あくまでポッシュ食堂風?な店内に
(ミシュランのお星さまが(長年)ついています。(2014 ひとつ))
 
 
イメージ 2
↑左上は下階にある、バー部分。この右側階段を小上がりすると、
白い壁と白いクロスが印象的な、メイン・ダイニング(右上)。
平日でしたが、ほどなく満席!
テーブルもあくまでシンプル。
 
そして、美味しいブレッド
在英中、何度も食べたここのパン、
ロンドンで簡単に手に入れられるものの中では
一番美味しいぐらいだと思っています(サワードゥの中でね)。
食事をジャマしない素晴らしいパンですが、逆に自宅なら
トースト後に新鮮で美味しいバターを乗せれば、
もうなんも要らね~(笑)。
 
さて、まさに素材を生かしたシンプルな料理は大好きなので、
ここのメニューにはそそられるものが多く、
何より、隣の四人組のテーブルに一足早く運ばれたものを、
目と耳5倍にして、凝視、凝聴(笑)
 
給仕人(我々のテーブルは女性)もフレンドリー。
当初、観光客と思われていたフシがありましたが、
(だからといって不親切なわけではありません。)
しつこくメニューそれぞれについて聞くうちに
・・・最後は完全に我々に身びいき状態(笑)
 
そしてメニューシート以外のスペシャルに「ヤマシギがある」と聞いた途端、
ウメもも、ポチに聞きもせず(値段も聞かず)
「それ!!、調理法は? どこの??」
質問攻め(笑)
 
最後にきて、神様からの贈り物だと思った(おおげさ・笑)。
 
スコットランドには野生のものがまだあるとはいえ、
とても貴重なその野鳥は、
おフランス(Bécasse)では食べ過ぎていまや禁猟だとか・・・。
 
では、前菜から。
 
イメージ 3
 
ウメももチョイス、アヒルの心臓に大きなお豆のソテー。
超新鮮で臭みまったくナシ!歯ごたえ抜群も美味しさに一役。
 
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ポチ'ズチョイス、このお店の定番、
骨髄、パセリとケイパ―のサラダにオイシイトースト添え。
在英中のポチの大好物でした。
トーストも重要な脇役。脂分にはケイパ―の酸味、
玉ねぎとパセリがさわやかに臭みを消して、美味しいです。
 
イメージ 5
 
ポチには強制(爆)でヤマシギですが、
自分はしっかり好物のラム(爆)
チャード(小松菜みたいな菜っ葉)とアンチョビーのソースは
まあまあ美味しかったけど、ラムは若干、硬めだった・・・。
(いずれも、お星さまと言うには、ちょっと・・・爆)
 
さて、いよいよ、そのヤマシギさんです。
 
 
あ、オガんでから見てね(爆)(笑)
 
↓↓↓
 
イメージ 6
↑手前にあるのが、(の二つ割り)(!)です。
世界中、日本でもいろいろなモノのいろいろな「トコ」を食べるけど
(↑魚の目玉のウラとかね・笑)、
これも、誰が始めたのか、脳みそが美味しいということなんです。
それをすくって食べる用の小さいスプーンがついてきました!
  
 
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↑注:嬉しそうなポチ(笑)
 
お肉はほとんどレア~なロースト。
内臓も中にしっかと残っています。この風味なのだね(笑)。
皮部分と食べると確かに美味しい。
でも、脳みそは、ウメもも的には、ふつー・・・・。(笑)
ポチ的にはふつーに「美味しかった」模様。
(この人、仔牛の脳みそも好物なんで・・・)
 
ゲーム料理はなんでも割とそうなんですが、
その姿をワイルドに残してプレート・アップしたり、
内臓がもっとも貴重と言われたりします。
(お皿の奥左に乗っているのは、
内臓を乗せた、フライド・ブレッドです。)
 
イメージ 8
 
日本でも丸ごとのニワトリぐらいは見るわけですが、
豚も牛も、最近は魚ですら切り身で売っているスーパーと比べると、
やっぱりここは基本、肉の文化なんだなーと思います。
 
イメージ 9
 
 
↑デザートも忘れてませんよ~!(笑)
ブレッドの美味しいお店は、焼き菓子も当然美味しい。
(←ウメももオタ記事に飛びます、注意・笑)なんですが、
それよりも(日本人的に)断然美味しいのが、注文後焼いてくれる、
もうひとつの名物マドレーヌ6個で£4.2!
安い!
(半ダース、1ダースと選べて、もちろん持ち帰り出来ます。)
焼き立て、めっちゃ美味しいですよ!
Rりん、C嬢、(←両、我が戦友・笑)、
アイスクリームも添えてくれます
料理はともかく(爆)、それを食しに!!(笑)
 
チョコレートのテリーヌは、コク有り過ぎ。
でも、ふつうに美味しかったです。
 
*****
 
全然聞かれてませんが、補足しますと、このヤマシギさん、
スコットランド産だと思ったので、近くにいたここのマダムっぽい人に聞いたら、
「ヨークシャー産・・・・・だと思ったけど・・・・」
と言われたので、
たとえミシュランであろうとも
イギリス人の言うことはそのまま信じない私達、
くだんの給仕の女性にさらにこっそり確認。
「厨房に確認してきて」(爆)
 
でも、一方でこれまた、さすがミシュラン。
ひとつもイヤな顔せず、すぐ聞いてきてくれました。
オープン・キッチンなのでその様子が見えるのです。
すると確かに北ヨークシャーで捕えられたものだとか(ごめんね>マダム・笑)
スコットランド(すぐ真上)から飛んできちゃったのね、きっと、と
その人も言ってました。
だんだん、Rさんに鍛え上げられて、、、成長してきた(爆)
いや、ここ、重要でしょう(笑)
ちなみにRさんは、食材の産地なんぞ厨房に聞いたりしませんが(爆)。
 
そういうわけで、日ごろの行いがモノを言い(大爆)
最後にあこがれの鳥さん(←鳥だし・・・大笑)にお逢い出来て、
かなり幸せなウメもも、ついでにポチでした。
 
以上、オタク記事、あいすみませんでした(笑)。
 
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セント・ジョン レストラン

 
 
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こんなとこまでおつきあい下さり、ありがとうございました~!!

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この場を借りて、本当にありがとうございます・涙)

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