いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

信州の蕎麦はやっぱり美味しい♪

日本、なんと乾燥注意報が出ています。
もう紫外線もかなり強くなってるらしく、
両方、お肌に大敵だわ~!!
 
イギリスも基本乾燥していて、家の中でも洗濯物が
年中あっさり乾いてたものですが、
こと、冬から春にかけては日本のほうが大乾燥、って感じ。
てか、この時期こんな乾燥してたっけ~~??
・・・忘れてしまってわからん・・(爆)。
 
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さて、前回の続きで"信州帰り蕎麦屋訪問記録"、です。
「信州蕎麦」と一口にいっても、その地方地方でさまざまな形があります。
私は信州に住んでいるわけではないので、
夏に父の実家に遊びにきた際の、
そこから車でささっと行ける範囲のところしか知りませんが、
それでも長いこと、いろんなお蕎麦屋さんを渡り歩いて?きました。
 
子供のころからおせんべ食べながら
鬼平犯科帳」を見るのが趣味だったポチ(←相当ヘン・爆)と違って
幼いころは蕎麦の美味しさが良くわかりませんでした。
でも、大人になってある時から急に、そして今は海外から帰ると必ず、
蕎麦は寿司と並んで一番食べたくなる、日本の食です。
 
今回はそんな中から、行きつけナンバー1(笑)のお店と、
その近くのあまり知られていないけど美味しいお店をご紹介。
 
蕎麦を食べに外に出られたのは、一回、なので、
父、ポチ、ウメもも一致で、「ハシゴしよう」と(笑)。
まずは10年前に一度訪ねて美味しかったこちらのお店へ。
 
そば処 唐松
イメージ 3
↑この日、実は外、大雪
 
ホームページにも書かれていますが、店主はUターン組。
ご実家もとても美しくリッパな古民家だったため、
それを活かした店構えは、
「田舎の蕎麦屋」風ではない洗練された空間で、この辺ではめずらしいです。
(センスは全て奥様とみた。)
 
たまたま10年前に見つけて立ち寄ったこのお店、
父とは実家も近く、出て行った都会も近かった
&、ゴタク理屈好きの信州人同志ということで、
店主とさんざんお話ししたものですが、
それ以来、他のお店に浮気?していて、ずいぶんと
間が開いてしまいました。
 
イメージ 4
 
メニューも少なく(って、蕎麦屋だから、いいのだ・笑)
ちょっと値段も高めなのですが、
(ざるそば3枚は軽い!ポチなら5枚!⇒高い・・・TT)
ここの店主、しゃべってはいても、脱サラ?組でも、腕は確かなのです。
 
うれしかったのは、10年前と全然変わらず
美味しいお蕎麦とかえし、だし、そしてふんわりとやわらかい、
からしっぽまで全部食べられるニジマス煮が食べられたことです。
ただ、店構えにしても、カツオ(サバ?)味のだし(美味しい!)にしても、
洗練されているところが返って東京のお店にいるような感じで、
これは賛否が別れるかも。
それでも、本当に立派な古民家で贅沢なひとときを過ごせるので、
イギリス人の(爆)RさんとCちゃんをお連れするのは、ここかな???
(↑オチ、そこぉ?? 笑)
(画像のお新香、真ん中のシソ風味たくあんのみ、
市販品で添加物を感じるので、残念…)
 
さて、次は、行きつけのお店。
 
イメージ 1
↑我が家のように入っていく、我が父(笑)
 
ここは、蕎麦好きの間では知られた、唐沢(そば)集落の中にあります。
昔は本当に水車で製粉をした家が周辺にたくさんあり、
その中のひとつの、小さなお蕎麦屋さんだったのですが、
やがて本業であった?別の場所の旅館を止め、
大広間をそのまま使って収容客数を倍、いや3倍以上!?にしたにも関わらず
夏は大行列の、大きなお店になりました。
今では有限会社で、代も変わり?、カフェまで営業しちゃってますが、
当時からここの店主?社長さん?は大変なコダワリがあり、
さまざま納得の感があります。
 
この集落では、蕎麦を”ざる”ではなく
皿に盛ったことで「皿蕎麦」といったはずで、
当時のご主人こだわりのホームページ等にもそのことが、
いや蕎麦自体のことがもっと詳しくかかれていたのですが、
いつのまにか、全然違うあっさりとした内容になってました^ ^。
(昔は皿に盛れば、つゆもかけられた。)
ただ、、、従業員(か、継いだ家族の人かは知らないが)は
大変失礼ながら昔よりもとても感じが良くなっていて(←男性ばかり)
有名店だけど、新しい店舗のほうで嫌な思いをしたことがありません。
 
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上から八割蕎麦(スタンダードなものだが、十分美味しい)、
粗挽き蕎麦、十割蕎麦です。
蕎麦の割合で、二ハチとか、ソトイチだとか、いやいや
十割じゃなきゃ蕎麦じゃない、とかいろいろあるかも知れませんが、
それぞれに特徴があり、私はあまり気にしません(不毛な議論)。
一般的につなぎがなければ香りは強いけど、のど越しはぼっそりだし、
小麦が入ればつるりとするし、蕎麦の実をいつ、どう轢くかによっても違う。
打ち方、切り方にもよる、茹で方にもよる、
いずれにせよプロに真摯に作られたものなら、
いろんな違いとして楽しめばいいと思います。
コメと同じく、「新」そばだけがいいってわけでもないしね。
ちなみにこのお店で私が好きなのは、
ぼそり、とつるり、と香りが全部楽しめる、粗挽き蕎麦。
 
ここには昔、吟蕎麦と呼ぶ
お酒の吟醸のように更級風に削った白いお蕎麦があったのですが、
今はメニューからなくなってしまいました。
聞けば、あまり注文がないのだとか。
確かに蕎麦好きからしたら物足りないのかも知れません。
でも、別にお願いしたわけではないのに、あとから
「予約注文でお打ちします!」、
と、わざわざ知らせに来てくれて、「おっ!」と、
今の店長?の心意気を感じました!
(繁忙期は無理かも?)
 
返しは昆布、しいたけを使った濃いめ、甘めの田舎味。
正直、洗練されているとは言い難いのですが、
上のお店と違って、むしろ、正しいこの地方の味。もちろん、無添加
たくあんも出ています↓が、完全手作りだし、夏ならこれが
みずみずしい、きうりやうりなどの、旬のものに変わります。
わさびも野菜もとても美味しい!
 
お蕎麦も「並盛」でこのボリューム。
我々は蕎麦通(爆)なんで、「冷蕎麦」しか食べないけど、
他にもいろいろな(蕎麦)メニューがあるし、田舎の雰囲気そのままだし
家族で気軽に美味しいお蕎麦を食べるなら、本当にいちおし!
 
ここには在英の友人全員を同時に連れてきたいけど、
こればっかりは夢だなぁ・・・・(笑)
 
イメージ 7
 
にじますのから揚げは骨まで全部しゃりしゃり食べられる様
二度揚げされたあと、あまからーいタレにジョボッとくぐらせてあります。
はっきり言って甘すぎなんですが、この地方の郷土料理は
いつからか砂糖を大量に使うのが常套なため
(おばーちゃんも、となりのおばーちゃんも甘かった・・・)
正しいと言えば正しい。でもこれが美味しいんだ~(笑)。
きなこくろみつわらびもちも、「京都の老舗」製のような
とろける感じは皆無だけど(笑)、何個でも食べられる、美味!
 
というわけで、家族でわいわいお蕎麦を囲んだ毎夏の記憶とともに、
いつまでも頑張ってもらいたいと思うお店。
夏もまた、行くよ~~(激混みだけど・・・)
 
他にもたくさんお蕎麦屋さんを知っていますが、
とりあえず、春編は、この辺で、ということで。
つづく(笑)。
 
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こんなとこまでおつきあい下さり、ありがとうございました~!!

(いつも読んで下さっている方!
この場を借りて、本当にありがとうございます・涙)

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