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食オタク主婦ブログ

いよいよ手白澤温泉到着です!(その2)

女夫渕温泉の駐車場から、歩くこと約3時間(休息含む)。
 
とうとう最後の最後でどしゃぶりの雨に見舞われたものの、
ど~うにか足場の悪い最後の山道を抜け、
ついにやってきました、手白澤温泉
 
宿の前では心配して下さっていたご主人のお出迎えを受け。
(途中で私の携帯にお電話も下さっていたようですが、
気づきもせず・爆)
びしょ濡れの私達にぼくとつながらも
やさしくお声をかけてくださいました。
 
とまれ、や、やっと到着した~~~!!!、
年老いた両親も(←てか私より元気・爆)、
みんなよくぞ無事でここまで・・・
頑張ったねー。
 
昨日はこの難攻不落の温泉宿に、
タクシーなんかで来るなんて有り得ない!
・・・なんて書いてましたが、それはまあ、冗談で、
我々客側の自己満足の問題なんですね。
ここまで自分の足で歩いてきた、という達成感・充足感は、
自分が味わっているものですからね~~。
 
玄関ではもう一人(もう一匹)、
この宿の二代目?ご主人、「岳」ちゃん
(何犬? 犬に詳しくないのでわからん)
が人懐っこく出迎えてくれます。
この犬、ほんとカワイイ。
 
犬も部屋の写真も撮り忘れましたが
(↑着いてあまりに安堵していた・笑)、
部屋は、めっちゃ広く(15畳とか??)、天井が高く、
山小屋/ヒュッテと呼ぶにはあまりに贅沢、かつキレイ。
あの、関東(日本?)随一の名旅館、すみずみまでキレイな
「あさば」に、ひけをとりません!!
(ちょっとほめ過ぎた・・・)
 
さて、全身汗&雨ダク、ということもあり、
いや、待ちきれず(笑)、我々、すぐに温泉へ!!!
 
イメージ 1
 
もともと6室だけの小さな宿だし、
この日の宿泊客は、平日のシーズン直前ということもあってか、
我々4人と山ガールさん1名(←一人で来るって・・さすが山ガールさん・・)
なので、男性陣だけでなく、我々も事実上、いつでも貸切状態。
純粋にこのお湯を楽しみに来ている方も多く、
(日帰り入浴は受け付けていません。)
繁忙期でもなんとなく皆さんかちあわないように配慮しあったりしているとか。
 
ここより大きい湯船は、日本全国津々浦々にたくさんありますが、
一人あたりの湯量というか、容積?は、日本一!?
・・・かも知れません。
 
入ればすぐわかる泉質も、もう、最高!!
 
イメージ 2
 
洗い場、常時流しっぱなし!!!
写真等で知っていましたが、実際に使ってみると
あまりの楽さと心地よさと贅沢さ加減に感動します。
 
けして平家の時代から知られていた、とかの歴史ある宿ではないのですが、
まだこんなことが出来る温泉地があるんですねーー、
もちろん、掘削したわけではなく、自噴、自然湧出温泉です。うらやましい限り。
さすがです。
 
イメージ 3
 
女性のほうの露天風呂です。
まだアブなどの被害も受けることなく、快適そのもの。
当然、人家や生活圏の気配はまったくなく、
とても静かです。
 
イメージ 4
 
下にある男性のほうの露天風呂。
渓流が見えるようです。
 
イメージ 5
 
潔い脱衣所。余計なものが何一つなく、気持ちがいい。
同じ宿でも、コンセプトも(値段も)何もかも違うけど、
こういうところが「あさば」をほうふつとさせる感じ。
もっとも、使い放題のタオルなんかが置いてあるわけじゃないけど・・・
(ここ、山小屋なんで・笑)
 
とにかくお湯周りに関するところは本当に素晴らしく、
来た甲斐、ばっちりありました~~~
(歩いてね・笑)
 
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夕食です。
下調べ通りの洋風ディナーでした。
 
ちゃんと聞いたわけではないけど、この宿は
ご主人の宮下さん、そして最近ご結婚されたお嬢さん(?)と
そのわかーいダンナ様との三人で?切り盛りされているようですね。
 
若い感性も入ってのことか、ワイン(それもオーガニックの)に
力を入れているようで、かなりリーズナブルな料金で
なかなかのものが置かれているようです。
 
お料理は、もしそういうワインと合わせるのなら、
もうちょびっとだけ、、頑張って欲しいかな~~。
前菜の山菜料理や燻製などの「手作り山のもの」は良かったけど、
メイン2つがすこーし残念。
(と、うるさいおばちゃんの意見ですみません。)
 
それでも、現時点でも山小屋料理とは思えないものだし、
若い世代(娘さんの料理かな?)のこれからに期待です!
 
***
宿についてすぐ一回、夜にも、そして朝もひとっ風呂。
この素晴らしい温泉が何よりの財産、
ご主人も温かい方で(いわゆる慇懃さ?がみじんもない)、
後継者も出来たようだし、ずっと続いて欲しい名宿です♪
 
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朝、オーナーに見送られ、飲み水をペットボトルに頂いて、
昨日少し足が痛いと言っていた父も回復したということで
今度はスーパー林道(帰りはほぼ下り)を
てくてくと歩いて一路、駐車場へ戻ります。
(前日大雨だったので、遊歩道は止めた。
てか、行きたくないし・爆)
 
今度は約3時間、途中雨に降られることもなく
下りなのでヒザに少し負担はかかるものの、
遊歩道の500倍ラクに戻れました。
(ただし、往きに林道を選ぶと、ほぼ全行程上りになるので、
・・・無理っす・笑)
 
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イメージ 9
↑ブナ林の中を歩く・・・
 
ところで、
往きの遊歩道と同じく、クマよけの笛を交代で吹きながら歩きましたが、
平日とあって、林道のほうは日光市の工事車両などが割とひんぱんに通るため、
人口的な騒音が常に響くところは
動物さんたちは簡単には近寄ってこれないようです。
 
と、おもいきや!!!
 
クマには幸い遭遇しなかったものの、なんと、
頭上にこんな動物と突然出くわしました。
 
ポチが冷静にスマホをかまえて撮ったのだけど、
私はポチを置き去りにして逃げました(爆)。
 
イメージ 11
 
出来るだけアップにしたので判りづらいかもですが、
これ・・・・日本カモシカ!??
て、天然記念物じゃないですかっっ!?
 
じーーーーっと身じろぎもせず、ただこっちを見てました。
体が大きくて、ちょっと怖かったです。
 
宿のワンちゃんの先代(クロちゃんといった)が、
このカモシカと戦ってケガをしたこともあったようで、
襲われなくてよ、よかった・・・(大汗)
 
イメージ 10
↑3/4ぐらい来たのに、・・・まだまだじゃん・・・・・(汗)
 
*****
 
さて、朝9時過ぎに宿を出て、この駐車場に12時ごろ着きました。
とにかく自力で上って、降りたことにみんなで満足満足。
 
でも、2日ぶりの自家用車に乗って走り始めた時、
「あ~~~車って、ラクっっ!」
と、心から思いました(笑)。
 
うーん、次回は悪天候のときに
それを言い訳にしてタクシーで来ようっっ・・・・(大爆)。
 
とにかく、父、母、お疲れさまでした。
念願の温泉に自力で行けて、良かったね。
 
イメージ 12
 
で、次は、那須塩原温泉へ向かいます。
これまた全然違う、「頑張っている日本旅館」報告、
なので楽しみにして下さい。
 
本日もお読みいただき、ありがとうございました♪♪
 
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(いつも読んで下さって、そして応援して下さっている方へ
ガチでこの場をお借りして御礼申し上げます。)

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