いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

美味しいマグロを買いに、松原商店街・・・ならぬ、天王町へ。

10年以上前に住んでいた家の近くにある、松原商店街。
今では全国区となり、横浜のアメ横と言われているとか・・・。
超久々に行ってきました。

駐車場は周辺に結構ありますが、近く(?)の大手スーパーに停め、
買い物するなどして最大駐車料金をセーブする、という手を使います。

そのため、松原商店街までの間、道中の天王町商店街
なつかしさも手伝って楽しくテクテク。
ちょうど今日は業者も入り混じるフリマをやってました。
この近くの橘樹神社では、毎月第四土曜日に骨董市も開かれています。

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商売する気のない優しい骨董屋のおじさんとしばし骨董談義。
200円の欠けたおちょこ1個ゲット・・・しばらく話してたら
しなくていいのに100円にしてくれたけど、
骨董情報代として元値で取引してきました、太っ腹~
って、100円だけだけど(笑)。
おさるさんも炎天下、お仕事中です。頑張れ~

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ハッキシ言って松原商店街をこの一店舗でけん引していると言ってもいい、
超有名魚屋の「魚幸」さん。
店頭に並ぶ旬の魚は確かに安い。質も良いです。

(ex. しめさばにも出来る真サバ、一本200円!ですが、
同じ日、同じレベルのものが近くの大手スーパーの鮮魚屋さんでは
298円でした。スーパーのは三枚におろしてはあるけどね。)

このお店で一番有名なのは、まぐろの解体売り。
昔からのスタイルは変わっていませんでしたが
(好きなものを指さして買える)
昔は無かった、まぐろ専用の高級冷蔵ケースが出来てた(笑)。
右側に並ぶ冷凍品や奥の寿司コーナーは
特に品物が素晴らしいというわけではないけど、安いです。
確かに前よりもアメ横化してる・・・~~;

とりあえず、メバチの赤身50%~ぐらいのサクを買ってきました。
本マグロもいたのだけど、メバチで十分と言われた(爆)ので・・。

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・・・でもね、実はね、
昔ここにいた、

鉢巻きさせたら誰よりも似合ってた
ちょっと強面のお兄ちゃん(てかおじさん)Mさん、

・・・と一緒に

いつもまぐろを解体していたイケメンのお兄ちゃんYさん
(しかも、Mさんは常務、Yさんは店長??だったような・・(うろ覚え))

が、

どこにもいなかった・・・他にも知った人が誰もいない・・・

まあ、10年以上経ってるからね・・・・

ということで、早速ちょっと調べてみたら(~~;)
そこにはなんと衝撃の事実が!!!(笑)

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どうもなんらかの理由で
魚幸に元いた従業員はほとんどが現在、違うお店にいるようなのです。
(単なる独立でもないらしく、当時は界隈で騒がれた・・とか?)

そのうちのお一人、Mさんを近くのお店で無事発見!!
(て、絶滅危惧種か??)(笑)

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魚幸からもほど近い、天王町の商店街で、
魚幸の1/3程のスペースでもくもくと働くMさん、
でも、当時からの優しさはそのままでした(顔は怖いよ・笑)
以前住んでいたことを告げ、ちょっとお話したけど、彼曰く、
「あっちは、兄貴の店だからさ、まあさ。
と言葉少な。

でも、他店の批判めいたことは一切言わない。
本マグロ買いの阻止(爆)をされるなどということもありませんでした(笑)。

それよりも、自分がマグロにどれだけこだわっているかを力説。
そのマグロのことか、お店のことかは判りませんが、
解る人に解ってもらえればいい、とも、

なので、大混雑の魚幸ではじっくりと出来なかった品定めを
こちらでは十分して(客が少ないとも言う・~~;)
ここでも魚幸と同じメバチ」のスキミとブツのいいところを
実は朝のうちにゲットしていたのです。

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このお店、マグロ以外のお魚もありますが、全体的には品数は少なめ。
だけど、対面でお話しして、良いお魚や目利きに関することを教えてもらったり、
好みのものを告げて、入れば取っておいてもらったりとか、
そういうことが出来そうです。

従業員の若者も私が二度行ったら、「おかえりなさいっ」と
予期せぬ好感度↑↑!

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さて、帰ったら早速、マグロちゃんだけで一杯。
今日はそういうわけで本マグロはいません。

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↑骨の間の脂の乗った部分を、スプーンでこそげ取ります。
これは簡単で面白いんだけど、スジの間のホジホジは結構コツが要ります。
作業中、臭みも解凍後の独特のにおいもまったくありませんでした。

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(S)と書いてあるのが、「おさかな」屋、茂田井水産のもの。
奥のサクを切ったもの(K)が、「魚幸」のものです。

さて、実は、全く味が違いました。

ええ~~っっ!?

確かに魚幸のものは「さっと見ただけ」で買ったし、しかもサク。
一方、茂田井水産のは良いところも混じったブツやすきみ。

その違いはありますが、魚幸のサクは、魚汁が出ちゃってるようなスーパーの
メバチと比べた場合には、安くてなかなか・・というレベル
(それでも少し水っぽい)、

茂田井水産さんのは、今までに食べたことがない、
メバチを超えたメバチです。
私が特別な舌を持っているわけではなくて、すぐ判ります。
本マグロのように濃くて甘くて水っぽくもない。
極端に言うと、醤油やわさびがなくても美味しく食べられるので
この方が「値段の高い本マグロじゃなくメバチで十分」と言うなら納得です。

おそらく、魚幸さんにも同じレベルのメバチ自体はある筈。
(あって欲しい・~~;)
それは客側が相当の目利きか(プロか)、常連で仲良くなるかした後にしか
出てこない、巡り会えないのではないかと想像。
基本、薄利多売で次から次へとさばかれるため、行った時にたまたま良い個体がさばかれていればラッキーって感じ?

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申し訳ないが、今回の魚幸メバチ赤身6割さんはさっそくヅケ行き(爆)。
(*注、画↑中、右上の脂ののったスジっぽいのは、茂田井さんのブツ。)

茂田井(弟)さんのスキミは本当に美味しいので、

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お刺身たくさん食べられないウメももも、どっちゃり食べました。

最後におまけ。

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↑これは、スキミをこそげ取ったあとの「スジ」です。(脳みそじゃないよ・爆)
さっと茹でて一晩置くと、下のほうにゼリー状になったコラーゲンが!
スジだけを集めて煮たりするんだよ、と茂田井(弟)さんに教わって、
おつまみにしようと思い立ち。
(ホントに魚には捨てるところがありません。)
フグ皮みたいにコリコリとはしてませんが、柔らか目のプリコリ、
といった感じで、スジとは思えない。
これをポン酢+七味+青ネギか、チョコチュジャン+砂糖+醤油か
たっぷり生姜味噌+シソ、、、のどれかで和えてみようかと。

さてさて。

人に歴史あり、人生あり、くだんのYさんも気になるわけですが
(え?ならない?)(←笑)
これまた魚幸にそう遠くない、新しいお店
さかなや Ocean」の社長さんとして頑張っておられるらしい、おおー。
目下そこまで調査たどり着きました(笑)。
(ちなみに、同じ「さかなや」ですが、
茂田井(弟)さんと資本関係はない?ようです。
ただ、このネーミングに少なからず同胞意識を感じる・・・)

出没地域なのでいずれ調査に行きたいと思います(爆)。

何があったか知らないけれど、美味しいもので
それが安全で、そして良心的なものなら、買いますが、
(一回買っただけで、茂田井(弟)さんの商品の勝ち、と言うつもりもないけど)

魚幸さん(茂田井お兄さん)は、ちょっと有名になり過ぎたのかな・・・・。

松原商店街には他に激安の八百屋が数軒ありますし、
おでん屋さんや焼き鳥があったり、お花や昭和的なパン屋さんもあり、
行けばそれなりには楽しいところです。
(昔、魚幸さんの隣のボロボロの建物の奥に
もう一つ小さな魚屋さんがあったのですが、
それもなくなってた・・・。)

近くになかなかのカフェも見つけました、次回!

てか、今日は久々に
相当のオタク入っててすみませんでした!!(笑)

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お読み頂き、ありがとうございました、ほんとに(笑)。

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