いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

桜桃園、四川豆花飯荘、昔の行きつけ店♪にて。(シンガポール)

日本は猛暑、酷暑を超え、炎暑と言うんだそうな。
電気節約しなきゃと思いつつ、死ぬ前にエアコン、フル稼働です~~;
都内は連日35℃超え!5日めとなり、記録更新だとか。
なんだかエライ国(地球?)になりました・・・・。

そんな中でもすこぶる元気なんですが、
私用が重なりブログ放置しがち・・・。
でも、シンガポール記ひっぱり過ぎに付き、頑張ってアップ。

最後は当時良く行っていたお気に入りのお店二店です。

まず、マンダリン・オリエンタル・ホテルの中にある、
メインダイニング、チェリー・ガーデン(桜桃園)

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新しいホテルではないけど、
この中の落ち着いた雰囲気が好きです。

ここはシーフード系の炒飯が絶品だったのですが、
ディナー時の中華(本場)メニューは相当知識がないと
注文が難しいので(酢豚と炒飯♪、とか、
知ってるものを注文してもつまらないので)
コースにしました。

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左上から、
どうでもいいリンゴの甘いマヨネーズ和え(無くていい・笑)
・桜桃園特製、チリソースとネギソース(←これが好きでした~)
・前菜盛り合わせ、
(牛フィレ五香粉煮込みに塩、カリカリホタテフリッター・
塩卵とアジアンスパイスクランブル、黒豚叉焼)
(やっぱり、黒豚が流行っているらしい)

・シーフードの酸辣湯

・八頭鮑のまるごと煮込み、椎茸添え
(八つの頭のアワビ・・・乾燥アワビ独特の大きさの表現で、
乾燥した状態のアワビが、500gだと何個に相当するか、と数える)
=1頭アワビは500g(乾燥したヤツで!)ということですね。
2頭鮑は250g
現在は2頭ですら市場にはほとんど出回らないようです。

で、八頭だから、500/8で、乾燥で60g前後、
乾燥したものは1/4になっているそうですので、
もとは240gのアワビまるごと、ということになりますが、
煮込まれたものはどう見ても100gない感じ(~~;)
アワビ町で育った義母なら無言で海に戻してるな(笑)

それでもチョー柔らかく美味!でした。
やはり、出汁が最高です。
(椎茸も食感が似てるので、
アワビ出汁味の椎茸でいいかも、とも思いつつ・・・・笑)

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揃えられた食器は、日本のナルミ製。さくらんぼ園だから、
桜デザインの赤いお皿がかわいいです。
内装ともに10年前と一緒。

続いて・野菜、海老、マッシュルームの炒め
白身魚フィレとほうれん草豆腐の豆豉煮込み

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コースの最後は本当はクリア・スープのラーメンだったのだけど、
(それも美味しそうだったけど)やっぱり炒飯食べなきゃ、
ということで変えてもらいました。
でも、アラカルト・メニュー「黒豚のスープ入り炒飯」
のところを「黒豚の炒飯にしてね」とだけ言ったら、
タダの黒豚チャーシューレタス炒飯にされてしまった・・・
お味はまあまあですが、昔食べた絶品シーフード炒飯のほうが
数倍美味しかった・・・
やっぱ、同じものを頼めば良かったな~~;

そしてデザートはこの時季、どこに行っても
マンゴー・サゴ~~;   マンゴークリームにポメロという
ざぼんみたいな柑橘とタピオカみたいなのが入ってる
ポピュラーデザート)
ちょっとオサレなのが、ライムのソルベが浮いていたこと。
このシャーベットがかなりさっぱりで美味しかったけど、
マンゴー自体にちょっと飽きてました・・・。
でもマンゴープリンよか、個人的には好きです。

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お次は東京にも進出した、

ポチはここの「回鍋肉」が大好物、
私は「魚香茄子」、何度も通いました。

アクロバティックなお茶の注ぎ方も有名なので、
両親とか、シンガポールを案内する時に良く利用したものです。

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有名な地場のお銀行さま(笑)所有ビルの一番上、今から
行ってきまーす。
(ちなみに支店もあります。)

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ポチは奥の深~い中国料理のスープがお気に入り。
私もポタージュとか、ヴルーテなんかよりずっと好きかも(爆)。
冬瓜とシーフードの竹筒蒸しスープです。

スペアリヴは頼んでもいないのに洋風味~~;
スっとお箸で食べられる柔らかさでしたが、
これは中国人が好きな(洋風)味だと思います。
添えられた揚げパン(右の細長いの)以外、残してしまいました。

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さて、お待ちかねの「回鍋肉」
「キャベツと豚肉の味噌炒め」なる日本料理とは別物です。
(それはそれで美味しいけど)
味噌味ではなく、ドウチー(豆豉)、豆板醤、花椒(中国山椒)、
そして葉にんにくの味。
チリオイルの甘味もあります。

そして、茄子土鍋煮込み、魚香茄子」
麻婆茄子(←麻婆豆腐との掛け合わせの、日本人作。)
ではありません。

「魚香=ユイシャン」は、合わせ調味料のことで、
その中身は「にんにく・ネギ・生姜・
豆板醤、醤油、酒・・」と「麻婆」味にそっくりだけど、
決定的に違うのが「酢(+砂糖)」が前面に出てくること。

この甘酢がいい仕事をするので、
全然違う味になるんです!
(←どうでも良くないとこなので、主張!!)
(笑)

また、皮なしの大きな茄子で作られ
トロリ感だけでなく、少ししゃっきり感も残り、
野菜を食べている感覚も味わえます。

日本(丸の内の豆花支店)では、
日本の煮崩れる茄子が使われていて、
ちよっと残念な食感(油を食べている感じ)でした。
味もシンガポールのほうが美味しいです。
職人もレシピも同じだと思うんだけど、
わからない何かが違うんだろうな、と。

ちなみに世界的には日本の小さくて柔らかい茄子は
少数派です。(もっと大きな野菜扱い)
でも、焼きナスやお漬物なんかは
日本の茄子以外有り得ないけどね(笑)。

「四川豆花」、
日本人駐在員ご用達のお店でもあり、そのおかげで
東京にまで進出することが出来たので、日本語メニューもあります。
でも、
麻婆豆腐は日本のほうが美味しいところ、有ります(笑)。

正式には「シチュワン・ドゥファ」と読むのですが、
いつも「まめはな」「まめはな行こう!」と言って
重宝してました。
だから再びシンガポール入りした時は、
また絶対来たいと思います。

今度はいつ来られるかな?

イギリスもそうだけど、私達にとっては、日本の次に
かけがえのない国。

どこにお邪魔してもその国を知ろうとし、理解しようとすれば
ヨシアシ、いろんなことが見えてくるもんですね。
でも、どこかに必ず愛すべき「良シ」がある。
人と一緒だねー。


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水が足りないのに、水の都、シンガポール(笑)。
さまざまな文化が融合していても、尊重しあい、
とりあえず今もうまく行ってる模様。

空港へ行く前は、ホテルに隣接するフード・コートで、
やっぱ、コレでしょう↓↓


イメージ 9

やっぱし、美味しい・・・。

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以上、超久々のシンガポール出戻り?情報でした。

ながながとおつきあい頂き、ありがとうございました。

ロンドンは驚くなかれ、寒かったりする!などと聞きましたが、
日本の皆様、ストレスを溜めないよう頑張り、
炎暑を乗り切りましょうね~~!!

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