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食オタク主婦ブログ

【長野】日本一!・・だと思う、茶懐石、安曇野”昇月”さんへ

今日は我が祖父母の法事でした。

朝から父母、父方の伯母、ポチと
菩提寺に行き、ひととおり
御参りを済ませたのち、
松本の山奥(ーー;)にある
先祖代々のお墓に。

足場が大変悪いところにあるのと
昨今、クマ被害が怖いのとで年寄りに
お墓詣りは諦めてもらいたかったのですが(生きてる人のほうがもっとも大事ですから。(ーー;))
世代の違う御歳84歳の伯母や82の父に
”墓の前に実は先祖はいないし、
歳を考えなさい”とは口がさけても言えず、仕方がないので
ポチと私のスマホから大音量の
ボン・ジョビを流し(笑)、
母は同じくラジオ大音量、父が笛、の、大合奏で、、、クマ対策(爆)。
でも、久々にお墓詣り出来て父は大満足そうだっだし、
ヒザの悪い伯母が必死で山道を登り降りする姿を見て、連れてきてあげられて良かった、と心から思いました。
生きてる人がもっとも大事なら、
生きてる人が心から願うことを尊重することもまた大事かも。

その後のお食事会は伯母の家からほど近い、安曇野屈指(てか、勝手に日本一だと思っている)の茶懐石のお店、”昇月”さんへ。

二回めの訪問です。

ただ、今回は私が仰々しい一眼カメラを持参して最初に室礼などを写してしまったせいか、奥様にやんわりと撮影を断られてしまったため、素晴らしいお料理の画像がありません(>_<)
(そもそも黙って撮り始めたほうが悪いので、その後に単なる趣味だと謝りましたが、実にもったいない~。紹介したい~。まあ、別に有名ブロガーではないのでここで紹介してもしょーがないけど。笑)

ということで、外観だけ。

イメージ 1

ちなみに奥様いわく、お料理(画像)は
FB(最近始められたようです、名前で検索を)を見てください、とのことですが、あんまり載せられてはいないです(爆)。

ということで以下、文章だけで描き切りますっ?画像はないけど、想像してね(爆)。(撮影断られても、めげずにファン。それほど凄い。)

まず、席に着くと自家製の薬草茶(22種類)とおしぼり。これがすごく美味しい。次は真塗の角盆に先付けのくるみ豆腐、本物の地のワサビ、自家製醤油。そして食前の梅酒。運転手のポチには紫蘇ジュース。全部、絶品。もちろん全部自家製。てか、ここ、ご主人と奥様が自家栽培した食材がほとんど。しかも無農薬など出来る限り良い方法で。そしてその食材を一流の腕で凄い料理にしてしまうのです。よくある地産地消の農園カフェ、ではありません。(いや、農園カフェも大好きだけど、笑)

続いては八寸、秋仕様。
ムカゴの田楽、鴨ロース、サンマ薫製、かぼちゃゴマ素揚げ、サツマイモ甘露煮、菊花と三つ葉の和え物、きぬかつぎ、茗荷寿司

続く碗ものは海老しんじょうと天然きのこ、柚子。絶品。

向付(造り)は北海道産のブリ。

焼物はカマス(ひと汐)、ぎんなん、かぼす。絶品。

荷物はれんこんのお饅頭(揚げものにあんかけ。)ヤマイモ類がつなぎに使われているのか、あるいはれんこんで出来るお餅もあるのでそれだけなのか分かりませんがもちもち、やわやわ。またしても絶品。

そして最後に、自家栽培、しかもハゼかけの新米。炊き立ての土鍋ごはん。
そして奈良漬け、野沢菜、柴漬け、梅干し、全て自家製の香のもの。
天然きのこと自家製味噌のお味噌汁。

悶絶。ごはんは絶品中の絶品。

糖質制限中ですが(爆)、しかもここまででお腹いっぱいですが、2杯行きました。
(茶懐石で初めにもてなしの一口碗があるため、正確には2杯以上、笑)

最初のタイトルに”日本一”と書けるほど
高級料亭なんぞに行ったことはなく、井の中の蛙、無知さらけ出しかも知れませんが、日本中でここ以外にこれほど食材を自前で揃えることが出来、こんな凄い料理に仕立てられる料理人(と内助の奥様)がいるとは、にわかには考えられない。地産地消の地方の素晴らしい料理人はたくさんいらっしゃると思いますが、野菜だけでなく米や調味料まで作っているでしょうか。
(ちなみにチラリとFB見たら、カラスミまで仕込んでおられました、あっぱれ。)

土鍋ごと供された新米は皆で頑張って頂いても残るので、お持ち帰りがしたかったのですが、残念ながら聞かれることはなく、なんとなく言いにくい気がして遠慮してしまいました。

お一人で給仕を引き受けるおくゆかしい奥様はお世辞ではなく素敵な方なのですが、欲を言えばもう少し料理の説明など含めてざっくばらんに会話が出来るとありがたい感じでした。ごはん欲しかったし(;_;)。(まあ、私が遠慮しなければいい話だったんですが、最初にミスったので(ーー;)いつもの調子でベラベラと質問することが出来ず。笑)

折敷を外し、秋まんさいのフルーツ盛り。
りんご、なし、巨峰、シャインマスカット、ふゆ柿。
東京人的には感激なるも、今回長野県入りしてだいぶ経つので、美味しかったけど見慣れたものばかりでした。
特に地元人の伯母(←グルメ)に関しては、もっと美味しいもの食べてます。(^^;;

最後に主菓子に当たる甘味はサツマイモのきんとん。
正直、お腹いっぱいだし、運ばれてきたときはイモか、、、と思ってしまいましたが、食べてみるとこれがまた絶品で、ペロリと行けてしまった。太ってもいいや。笑。
サツマイモに生クリーム、バター、砂糖、だと思います。多分私が同じ材料で作ってもこうはならない。サツマイモ自体も素晴らしい。

そして、ご主人がその場で立ててくださった薄茶。

以上、完敗(爆)、脱帽です。

父、母、伯母、ポチも大満足。
母なんか肉が無くても怒ってないもんね(笑)

最後は車が見えなくなるまで見送って下さいました。京都の茶懐石料理屋さんもこんなおもてなしですよね。

まあ、書かなくてもいいことかも知れませんが、兵庫県ご出身でここ安曇野に移り住まわれ20年近くのご主人は嵐山(京都)の誰もが知る超有名料亭で修行された方です。(超越してると思うけど~~)^ ^

ご馳走さまでした?
(伝わったかな~)

さてその後は我が従兄弟のお嫁さんHちゃんの案内で、テレビなどで話題になったこともあるという、紅葉中の大カエデを見に。

こちらは画像あります(笑)

イメージ 2


もう日が落ちかけていたのであまりきれいに撮れてないのですが、山の上に有り、周囲の高い山々絶景とあいまって良かったです。でもイノシシが出たとか。(^^;;

その後は伯母の家に立ち寄り、お茶を頂いてから松本に戻りました。

お腹いっぱいだってのに、長野県人流のおもてなし。伯母も昔から変わりません。昔はこの倍以上(机に空白がない(ーー;))ほど出てきた。(^^;;

イメージ 3


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茶懐石に劣らず!こちらも全て自家製です。
くるみ入りのクッキーは従兄弟の娘、Mちゃんが焼いたもの。赤ちゃんだったのに~いまやきれいなお姉さんになってしまった~。歳取るはずだ~(爆)
従兄弟のお嫁さん、同い年のHちゃんはもともとは神奈川県出身なのですが、安曇野に嫁いでウン十年(^^;;、子育ても終わり、今は花をプロなみに育てたり、自家栽培のベリージャムを作ったり、もちろん野菜を作ったり、と、こちらも私の憧れの暮らしを実践する、今では立派な安曇野人。
そんなHちゃんやもてなし名人の伯母から、食べきれなかった上画像の他に本物の蜂蜜2キロ(!)、イモ、柿、りんご、など合計10キロ以上のさまざまな食材を持たされ(笑)、帰ってきました。

豊かですよね、なにもかも。
つくづく、東京ってなんだろう?
と思ってしまった次第。

とまれ、みんな無事にお務めを果たし、美味しいものを頂き、今日も予定通り、
良かったです。

って、日付変わってる!

もう寝ます^ ^。おやすみなさ~い。

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