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【四国・瀬戸内】(ほぼ)一周旅行記その3「倉敷へ」アイビースクエア、えびめし

四国・瀬戸内旅行3日目記録です。
 
3日目の朝はホテルを早めに出発、10時前の
フェリーで高松港に戻り、そのまま高速を使って
一気に本州は岡山県・倉敷市まで走りました。
お昼までに倉敷に到着、ご当地B級グルメを食べようと
もくろんでました。
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しっかし、この日は一日雨・雨・雨予報・・・TT
超ハレ男のポチに助手席から
「もっと本気出せ」と濡れ衣を着せつつ(笑)、
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だってこれから、せっかく人生お初の「瀬戸大橋」を渡るのに~~
 
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景色ゼロ。
な~んも見えませんでした(涙)。
 
ちなみに、小豆島は瀬戸内海にあるので
土庄(とのしょう)港から
フェリーで直接岡山に入るルートもあるみたいですが、
まさに瀬戸大橋を渡って本州入りしたいがため、
四国に戻って回るルートにわざわざしてたのです(TT)。
(→フェリーの往復券も買ってた。)
(移動トータル時間は若干長くなります。)
 
・・・でも、巨大建設物好きなので、
「大きな橋」を渡れて楽しかった(負け惜しみ・笑)。
 
 
後日再び四国に戻るので(違う橋からだけど)、
瀬戸内海の景色はその時に期待です。
 
さて、倉敷まではおよそ2時間、予定通りランチタイムと
相成りました。選んだB級グルメは・・・
 
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タイ料理で、「ガピ」=「エビ味噌調味料」を使って
炒めたチャーハンと様々な具を混ぜて食べる
「カオ(飯)・グルック(混)・ガピ」という食べ物があるのですが、
最初この「エビめし」を見た時、それかと思いました。
(色が茶色で似ている)
 
けど、お店の名前に「懐古的洋食」とあり、画像でもわかるように、
こちらはエビこそ入っているけれど、完全に「日本的デミグラス味」の
ピラフみたいなもので、アジア人の好きな「魚味」はまったくナシ。
ここはファミレスだけど、これをかなり真剣に専門で
やっているのが面白く、まあ、これはこれで有りか??(笑)
岡山では、ラーメン店のサイド・メニューなんかにも
なっていたりするようです。知らなかった~~。
 
さて、お腹もいっぱいになったところで、
倉敷の中心部入りです(もちろん、人生お初)。
 
本日の宿泊は
 

倉敷紡績(クラボウ)の旧工場跡地にある
複合施設の一角に宿泊棟もあります。
観光の中心地で全体のレトロ感がかわいらしく
(公的施設のような感じだけど、女性に向いてる)、
その割にはとても安かったです。
しかし部屋の狭さはすごい。狭い(笑)。
 
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雨でマジ寒かったけれど、ホテルにチェックイン後はすぐ
今日しか出来ない「倉敷散策」を。
(ホテルでじょうぶめ・大きめの「ビニール傘」を
貸してくれました。)
 
まずはホテルからも近い「平翠軒」さんへ。
老舗の酒造店が開いた、「全国の美味しいものが集まる」有名店です。
食好きなら一度は見ておくべし。
横浜そごうにも支店があり、近くに住んでいた時には
ちょくちょく覗いていたのですが、本店とあらば、
表敬訪問しなくっちゃ。
(何も買わなかったけど・爆)

下は「倉敷意匠」(←雑貨屋さんのブランド・ネームです。)
さんが経営する、直営ショップ「アチブランチ」
 
他にもかわいい雑貨屋さんやカフェなどが点在していて、
さすがの雰囲気もとても良く、楽しかったです。
寒くなければね(笑)。
 
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器好きとしては、数件点在する本場の「備前焼き」のお店を
見られるのが一番だったかな。
(てか、そこに一番時間かかってた・笑)

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荷物増えてますよー(爆)。
 
さて、おやつタイムは、当然フルーツ王国(岡山)のパフェでしょ!
・・・の予定が
あまりに寒いので、和菓子の老舗でお茶を
頂くこととし(~~;)、「廣榮堂」雄鶏店へ。
(サイト内、「店舗案内」の中の「店長ブログ」コーナーの
ページの作りがとってもかわいいので覗いてみて。注:音アリ)
 
「きびだんご」の老舗、創業150余年だそうですが
モダンなカフェが併設されています。
 
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でも、きびだんごは戴かず、ポチはお餅入りのあったかーい
おぜんざいを。私は「むらすずめ」を。
小麦生地(≒どら焼きの生地)の焼けてないほうを
表にしてつぶあんを包んだお菓子で、倉敷を代表する
銘菓だそうですが、どうも元祖は
「橘香堂」さんのよう?です。こちらも130年の老舗。
 
ともかくここではだいぶ温まり&休息出来ました。
 
いったん宿に戻り、荷物を置いて
ますます強まる雨にも負ケジ、と
さあ、おまちかねの夕食です。
 
飲み助ポチのためホテルから歩ける範囲で
見つけたのは、
 
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↑「瀬戸内の小魚を喰いてえ方、どうぞ」ですからね~(笑)。
(ちなみに「小魚」とは、名物「ままかり」のことですね。)
 
岡山の地酒を頂きながら、おすすめの美味しいものを
存分に頂きました~↓。あー至福の時(笑)。
 
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まずはおすすめのお刺身を盛り合わせていただきました。
 
縞アジを除き、すべて地の、しかも天然ものです。
特にさわら、ままかりの糸づくり。
さわら、魚に春、と書きますが、その旬は本当は
春じゃないんだそうです(そもそも回遊しているので場所で違う)
しかしこの辺では昔から卵や白子などと一緒に食べる風習もあり、
その意味では春、ともいえたとか。
 
岡山といえば、の、「ままかり」は「サッパ」の別名で、
関東では似た魚に「コノシロ」(コハダ)がありますが(微妙に違う)、
同じように酢ジメ、鮨ネタとして大変有名な小魚です。
有名な「まつりずし」にも必ず入っています。
それを生のまま食べられるのですね。
 
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左上から本日のおすすめの「ガラエビのから揚げ」
瀬戸内であがる、殻も柔らかいエビ。
あまりに美味しかったので、お代わり(爆)。
右上、ままかり糸づくり、左下、タコの卵(たこもち)
さっとボイルされてポン酢で食べます。
酒に合うこと会うこと(by ポチ)(笑)
 
右下は名物の「穴子のつけ焼き」
タコと同じく「下津井」という港からくる地物です。
 
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左上:関東のサイズとは比較にならない、「デカしゃこ」。
すごいですね。関東のしゃこは一見「エビ大」。
瀬戸内のしゃこはもう、「ロブスター大」です。
ちなみにしゃこは分類上はエビではありません。
 
ついでに右下の車エビ(天然!)もドデカ!
左下が「ままかりにぎり」
 
右上、板さんが観光客の私たちに盛り合わせてくれた
「焼きままかり酢」(焼いて三杯酢)と、
「生ままかり酢」(生で〆て甘酢)です。
両方とも美味しかったです。
どちらかというと骨っぽさが緩和されている
「焼き」のほうがいいかな。
 
ボクトツだけど、板さんたちが優しく
瀬戸内の海の幸のことをいろいろと教えて下さり、
とても楽しいディナーとなりました。
なので満を持して、「この先四国に戻ったら
何を食べたらいいですか???」と聞いたら、
板さんも若い人も口をそろえて、
丸亀の「一鶴」(←鶏モモ一本焼きの名店)って・・・。
(((うどんでもないんかい。)))
 
なんでも、休みの日を楽しみに、
わざわざ瀬戸大橋を渡って、しかも並んで食べに行くんだとか・・・
 
(大爆)
 
横浜に支店があるので、後日行きましたよ。(笑)

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なお、この浜吉さん、美観地区に「ままかり亭」という
支店があります。
 
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さて、上機嫌になったポチを引っ張ってホテルに戻り、
今日も充実した1日の終わりです。
 
次の日はお隣広島県、「尾道」へ行きます。
 
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お読みいただきありがとうございました。
 
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