いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

2018お正月からのまとめ その④ ポチランチ続き

大雪大混乱に加えて、草津では噴火・・・。
私は骨折が怖いので(←近年経験者(-_-;))
今日もおとなしくしておりますが、あらためて日本は
災害の多い国だなぁと思います。
今日も今度は東北のほうが異常な寒気とともにまた豪雪に
なるようですので、慣れているとはいえ
関係者の皆様はくれぐれもお気をつけてください。

雪国の方なら当たり前のことでしょうが
関東のウチの車も昨年末スタッドレスに履き替えました。
凍った道路をノーマルタイヤで運転するのは本当に危険です!
てか、対策してても危険なので。

また、今日は生協さんの日で、一部商品が欠損となって申し訳ない、
と謝罪されたのですが、そんなことはどうでもいいし(-_-;)、
(それよりも、まだ余ってる非常食を買い替えろと
ややしつこく勧められたほうにちょっとハラが立ち・爆)
アマゾンプライムの宅配もほんと、
必要ない時にはゆっくり来てほしい・・・・。

そんなときに何喰ったのかに喰ったの、と、あげてる場合か、
とも自虐しつつ、昨日の続き。
ダンナポチとの食べ録です。

イメージ 1


西麻布に本店があるイタリアン
DAL-MATTO の六本木ヒルズ店です。(たまったポイントでランチ・笑)
場所柄か座席間が狭いのが玉にキズといった感じですが、
(ちょっとファミレスチックだし・・)
期待していなかった(爆)のもあってか、ランチセット(アンティパスト・ミスト、
メイン、フォカッチャ、ティラミス、確かカフェ付き?)、美味しかったです。
全てが標準?以上だし、ローストチキンのジャスト・クックドさ加減が
素晴らしく、シェフのスキルを感じました!
当たり前っちゃ当たり前ですが、当たり前じゃないお店も多々あるので。
パスタは牛スジだったかな? とても美味しかったです。
3000円ぐらい。ポイントじゃなく全部現金だったら、
安くは感じなかったかも・・・・。

イメージ 2


行列の出来るリーズナブルで元気なお寿司屋さん。
平日のランチです。
ポチが握り「塩沢」(¥1700.-)
私が「ちょっと贅沢なバラちらし」(¥1800.-)
(普通のランチちらしが¥980.-)

ここの普通のちらしは、海苔がごはんの上に大きなまま
敷き詰められてその上にお刺身が乗っているというスタイルで
私の好みには合わないので、「ちょっと贅沢」なほうにしました。
画像では小さく見えますが、どんぶりがとても大きく、
かなりのボリュームなので半分はポチが食べています。
また、イクラが今年は大変な不漁の折に大盤振る舞い、太っ腹。
具は卵焼きが一番多く*1、赤身と漬けの白身イカ
というものではありましたが、イクラに免じて高評価!
お味噌汁と小鉢(サラダとか)がついて税込み価格。納得。

値段なりの内容ではありますが、この界隈での使い勝手が
よいらしく(安い)、人気のお店です。

そのほぼ目の前のある、人気のベーカリーで食後のカフェ&デザート(笑)

イメージ 3


このパン屋さんだけでも最近いろいろなところに出来ていますが、
母体は実は軽井沢の沢村(昔からあったパン屋さん)。
軽井沢で展開し始まった新業態、有名蕎麦屋「川上庵」も含めて
広尾・麻布界隈に四店舗も系列店があります。
確かにどの業態もおしゃれだし、どんどん増えていてノッテますよね。
ただ、シティベーカリーの本家(アメリカ)の色だからか、
サワムラ(ブーランジェリー=フレンチ系)の色なのか
わかりませんが、両店舗ともかなりの焼き色で、
欧米っぽく、(そこが人気のゆえんかも知れませんが)、
メイラードの過度反応が気になります(大爆)。
そうでなくとも、もう少しだけ焼き色を落とさないと、
少し焦げ味が前面に出ている気がして、少なくとも個人的にはあまり好きじゃない。

なので、このお店でブレッド系は食べませんが(パン屋ですが? 爆)、
ケーキとそしてコーヒーは抜群に美味しい! よく利用します。
安くはないけど(沢村系列は総じて高い)、スープ類も美味しい。
画像はチョコレートとキャラメルのケーキだったかな?
美味しかったです。

イメージ 4

広尾と恵比寿の間 ラ・ピッチョリー・ド・ルル
リーズナブルな小さめビストロです。
ちょっと味が濃いけれど、奇をてらわないまじめなビストロで
好感が持てます。てか、、、、土曜日ランチ(13時~)で
前菜、メイン、デザート(プリフィクス、
その時々に応じてグランド・メニューまたは
おすすめの3品の中から選べる)
カフェまでついて2000円ポッキリ!とは。
選択肢は限られるけど、内容を考えるとお得~。

この日は、鯵マリネ(新鮮!)とカリフラワー(生)のサラダ、
タラ(大き目でした!)とじゃがいものピルピル
(バスク料理で、乳化ガーリックオリーブオイル煮)

メインは私がカスレ~カステルノダリ~(スペシャリテ?)
白いんげんと肉類の煮込みです。
ちょっといんげんが堅かったけど(缶詰豆じゃないってことですよね)、
これはこれで美味しかったです。

バゲットはフランス輸入の冷凍もの(出来合い)を店内で焼いているそうですが
(ピカールか? 爆)
味があってとても美味しかったです。
糖質&小麦粉を控えていなければ、もっともっと食べたかった
(けど、サービスは一回だけ・・・ポチが足りません・・・(^^ゞ)

ポチのメインは大好物の
「牛ハラミステーキにポムフリット(フレンチフライ)」
フランスのビストロの定番ですが(イギリスのガストロパブでも定番)
日本のビストロでは、たいていが「ハラミ」と言われてしまう、
もしくは「ハラミ」で代用されてしまう、
(フランスでは)、バベット(バヴェット)という部位のステーキ。

もしこれが定番のバベット部位だとしたら、
このブログでも何度も「ハラミ」ではないよ、と
書いてきていますが、日本のビストロではそうなっているらしく・・
まあ、素人のニッチblogに書かれていることなど、
誰も気にしてないと(笑)。
(五年前にググった時は、とあるフレンチ・シェフ以外
どなたも(プロでも)このハラミ事情の話を書いてくれてなかったのですが、
最近はちらちらと見当たるようになっています。(⌒∇⌒))

この日も給仕してくれたソムリエ?のお兄ちゃんに
「部位は・・・どこですか?」とやさしく聞いたら、けげんそうに
「ハラミはハラミです」と返されてしまいました。
(そりゃそうだ・・・)

(「・・・意味わかんねぇ客」) (爆)。

日本語でいう、ハラミとは、「横隔膜」のところにある
薄いほうの肉(英語でアウトサイドスカート)のことで、
分厚いほうのサガリ(←細長くぶら下がっている)
(仏語でオングレ=英語でハンギングテンダー)
と併せて、正身肉であるにも関わらず、内臓肉(ホルモン)として
処理されてしまう、こちらもまた貴重な部位のことなのですが、
(両方とも確かに美味しいところです!)

バベットは、それとはまったく違う、「ばら肉の一部」です。
(=和語でカイノミ)
で、仏ビストロで食べられているのは、バベット。
(イギリスは怪しい・笑 もしかしたらアウトサイドスカートかも・・・)
ハラミとは形がぜんぜん違い、カイノミはまさに貝の形をした部分
(平べったくシェルっぽい)。
ちなみに仏語バベットの意味も、ヨダレかけ!!スタイの形です。
ただ、日本ではばら肉とともに処理されてしまいがちらしく
簡単にはあまり卸されてないのだと思います。
(でも、ビストロじゃない、焼肉屋には、カイノミ、あるよなあ、、。)

ここで出されたものも切り口(筋肉)を見ると、微妙なんですが、
バベットではなく、ハラミ(アウトサイドスカート)なのでしょうか。
あるいは本場と同じちゃんとしたバベットなのに、名前が残念的な??
確かめられてないので、あくまでわかりませんが。

そんな背景があり、とりあえずちょっと話を振ってみたのですが、
伝わらないのがすぐ分かったので、すぐひっこめました(爆)。
めんどくさい客で「マジ卍」ごめんなさい(爆)ということで、
その後は給仕してくれるたびに「ありがとう~」、とか、
「これ美味しい~」とか、「カトラリーは取り換えなくていいですよ」、
とか気を遣って(-_-;)対応してたら、
最後の最後にはなぜか彼の態度が豹変・・・すごーく仲良しになって、
帰るときは外の外までものすごく丁寧に見送ってくれました、
ソムリエ?君。
でも、美味しかったから、また来るね!(笑)

追記 西麻布のとあるビストロのランチ看板に、日本語でハラミステーキ、
その下に英語でoutside skirtと書いてありました。
これだとわかりやすいです。つまり日本のビストロで出てくる
定番のステーキは横隔膜のところの肉であり、
フランス定番の部位とは違うけど、これがデファクトスタンダード
になっているということですね。
卸し業者さんがいなければ、仕方ないです。
でも、バベットとは食感も味も違います。

あ、この日のランチセットデザート(選べない)は、チーズのプリンと
バニラアイスクリーム。小さいですが、万人受けする味で
美味しかったです。

昼間にはテイクアウェイ可能なクロックムッシュ
ランチも提供しているようで、レベルを考えるとこちらもおすすめ(だと思う)。
また、夕方まではワインもリーズナブルな値段。
近くには名だたる「お仏レストラン」がたくさんある中で大健闘の良店。

肉の文化は国によって違うので、面白いことは面白く、
例えば、日本では鶏もも肉>鶏むね肉(値段も人気も)ですが、
欧米では、ももの部分はブラウンミートと言って
鶏むね肉(ホワイトミート)のほうが値段が高かったり、
牛肉の解体方法も日本はフランス(EU)や韓国の解体方法とは違うので、
部位の名前の前に切り分け方から違ったり・・・。

とかね。

いや、どうでもいいことを毎度つらつらと失礼いたしました。
食べ録、まだまだ終わりませんが(-_-;)、
いずれまたアップさせて頂きます。

お読み頂き、ありがとうございました。m(__)m

*1:-_-;