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食オタク主婦ブログ

【長野】格安で楽しかったリゾートホテル 蓼科 滝の湯

昨日は季節外れの大雪、いろいろな場面で
ご苦労された方、多かったことと存じます。
 
何を隠そうウメもも家もその一人、前日から蓼科高原で
(はい、昨日は大雪警報が出た長野県のリゾート地でーす・爆)
遊んでおりましたm(__)m。 あぶねーーーーー。(爆)

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↑3月下旬、マジかっっ?!、の景色・・・。

中央自動車道はあちこちでチェーン規制。
ウメもも達の帰途、諏訪湖インターも同じくして
スタッドレスタイヤでなければ止められていたところでした。(-_-;)
 
しかし乗ったはいいけれど、あちこちで自損事故を目撃(大爆)。
規制が敷かれる前に乗ってしまったノーマルタイヤの方でしょうか?
大事故ではないけれど、立ち往生の車がちらほら。
(高速道路なので、路肩でも危険です。)
警察車両などをあちこちで見かけることに。
反対側下り車線はとうとう事故続きで早々にある区間
通行止めになってしまいました。
あっぶねーー。
 
諏訪湖インターから東京へ向かう車はお昼ごろはまだ少なく、
ポチ車はしばらく前も後ろも一台もいない(!)、という状況で
(それはそれで怖いけど)
運転手からしたら自分の車だけに注意を払えばよいということで
逆に助かってはいたようですが。
 
韮崎あたりに来ると大雪が大みぞれに変わったため、
緊張が解けたのか、ウメももは寝てしまってたのですが(←それも爆)、
ほどなくして笹子トンネル付近で目を覚ますと、また大雪(ひえー)。
そこからはもう雪は止むどころかますます振り出して、
上野原あたりでは(より東京に近い)、、、、、、爆雪。( ;∀;)

どこ?ここはーーー!! という状態でした。
 
お腹も空いていたけど先を急ぎ、ようやく八王子に入って
みぞれに変わり、周囲の景色も屋根に雪がなかったのを確認してから
石川PAでやっとのお昼休憩。
いつもの半分のスビードだったので、倍の時間かかったわけですが、
とにもかくにも、安定したポチの安全運転で
無事帰ってこられたというわけです。
m(__)m m(__)m
 
最近長年連れ添った?愛車を売りに出したため(;O;)、
今回はたまたまレンタカーだったのですが、
4WDではなかったので、坂道はけっこうヒヤヒヤ。
それでも春の急変天気を予想し、
「スタッドレス車」を自宅から少し遠いお店でわざわざ借りておいて
よ、よかった・・・・(てか、まさかの大正解。)
 
その日の朝はホテルで露天風呂に入れたぐらい
普通の天候(寒い小雨の日という感じ)だったので、
いや、自然は怖い、というわけです。
車の装備は当たり前のこと、急変を予測し、
予定を急きょ変えるなどの勇気を持たなきゃなぁ、と反省した次第です。
いや、ビックリでした・・・。
 
でも、それはそれとしてホテルはなかなか楽しかったので、
記録しておこうと思います。
 
昨今、元気がいまいちになってしまった古い温泉地・旅館などを、
あの星野リゾートや大江戸温泉物語などの大手が再生(っていうのかな?)
していますが、このホテルもそのひとつで、
なんと、「オリックス」(イチロー選手の)の不動産部門
(の100%出資会社)が手掛けているホテルだそうです。
 
昔からある大型旅館ですが、
(今まで知ってはいたけれど、全く興味がなかった)、
再生旅館にはかなり興味があって、平日ということもあり、
すっごくお安く予約が出来たというわけです!
たまたまポチがこの週末5連休だったので、
衣変えの名目で松本の家往復とこの温泉との
コンバイン計画を立てたのでした。
 
星野リゾートはそのコンセプトとか経営手法はすごいと思うけれど、
個人的には、行ったら「文句たらたらになる。絶対。」
自分で判っているので、行かない(爆)。
 
行ったことないのにフェアじゃないと思うのですが、
素人なんで許して頂くと、正直私にとってはたぶん高すぎるのです。
物事はなんでもC/Pだとは思うのですが、
どう考えても、(噂を耳にするに) 二万円以上の
パフォーマンスを大手のシステムで得られるとは思えない。
(ちなみに、個人経営の宿や、興味あるところには
三万円超えでも行くときがあります。)
 
↑旅行経済が異常に好きなので、脱線してスイマセン・・・m(__)m
 
さて、その点このオリックスや大江戸・・系は庶民の味方かな、と。
より「テーマパーク」チックで若い人向け、という感じも否めませんが、
(特に外国人団体客などとカチ合うと最悪・・不満ではあるけど・・・)
素人や一般人がパパっと行ける価格で、だからそこまで期待もせず行ける、
というレンジとして活用したいと思うのです。
 
今回ギリギリで予約出来たのは、別館の洋室「川の音」ツイン
総部屋数143室、収容人数750名の宿の中には
和室、洋室、多々あるわけですが、いずれも2011年に
買い取ってから順次リニューアルされた様で
建物の古さからすると、どの部屋もなかなかきれいだと思います。
 
この部屋は、浴場にはとても近いのですが、
エレベータがないので、健脚者向け。
二階にある大浴場から四階までお風呂上りに階段を上るのは
なかなかキツかったが、まあ、許容範囲です。
 
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館内には子供のお小遣いで楽しめる駄菓子屋さんやプレイルーム等があり、
好感が持てます。また、私的には宿泊者専用のラウンジがあり、
自由にコーヒーや名物のかりんジュースが飲める、
というのがポイント高かったです。
ロビーって宿には普通にありますが、なんとなく長くは居づらい・・。
でも、ここは長居をしても良いカフェ、のように使えるのです。
ここでしかホテルのWiFiが実質使えない、というのは少し難点ですが、
まあ、電波自体は部屋でも繋がるので、、、。
私たちの部屋はトリプル仕様でしたが、
ベッドのひとつひとつも大きかったです。(幅120あります。)
 
さて、今回は二食付き、朝夕バイキングプラン
(この価格帯の宿ではバイキングプラン以外は興味がない。)
 
なぜか、諏訪名物の無添加味噌(丸高蔵 信濃路300g ¥475円相当)
がお土産で一組にひとつ付いて 二名 ¥18,500円(税サ込)+入湯税
(たまたまじゃらんのポイントが10%還元になるため、
実質一人¥8,500円程度・・・)
 
かなりお気軽価格です・・・。
 
温泉は、源泉を結構有している割には
すべて循環ろ過方式ですが、
こういうコンセプト旅館では仕方ないと思うので、
文句はありません(大型だし、返って衛生的・・)。
 
温泉宿に行く際の鉄則(個人的な)は、とにかく
チェックイン・タイムに一秒も遅れないこと。
 
お風呂付きのお部屋ならともかく、そうでなければ
宿泊者専用の大浴場にいの一番に入るためです。
(ただし、浴場が一か所のみで、なおかつ一般入浴客を昼間に
受け付けている宿では清掃後の一番風呂には入れませんが・・( ノД`))
ここの「庭園大浴場」は宿泊者専用です。
 
まずはお風呂に入る。これがウメポチの毎回の温泉宿任務(?)。
 
拡大リニューアルされた「渓流露天風呂・棚湯」のほうは、
日帰り客を受け入れているため、チェックイン直後はいかず、
(日帰りのランチ利用客がまだ引き続き入っている)
夜中に清掃が入るとのことなので、早朝一番に入ります。
 
公衆浴場はさまざまな人が入ります。
外国人だからといってマナーがない人ばかりではないし、
今までさまざまな温泉に行っていますが、
日本人でも全く体を洗わずに入る人を良く見ます。
また、田舎の小さな温泉などでは、その土地の方々が
湯舟で顔を洗っていたり、・・・ここには書けないような
仰天文化を見たりしますが、そういうところでは自分のほうがよそ者、
ということで割り切っています。
 
いずれにせよ、せめて自分は後から入る人のことを思い、
きれいに、そして、一番に入る、、、
これしか自分としての解決策がないので・・・。
温泉文化は素晴らしいのだけど、いつもついてまわる問題です。
 
ちなみに、ずいぶん昔、台湾で温泉に入った時、
現地の方が日本人の私たち(にすら)マナーを教えてくれた、
という体験をしてます。とても厳しくて(きれいにすることに対して)
当時びっくりしたものです。
そういえば今回、外国人観光客の姿が珍しくありませんでした!
 
さて、夕食のバイキング(ビュッフェ)にも鉄則があって、
必ず一巡目に予約します。
(すべてが作りたてというほかに、冬はインフル対策のため)
 
この宿の場合、
17時30分~1時間半、または19時15分から同時間なので、
さっさとお風呂に入って休息し、17時台から食べ、
さっさと寝て早朝に起きる、とスケジュールがおのずと決まります。
もう完全に宿を100%楽しむ、という姿勢ですね(笑)。
 
ディナーのバイキング時間が90分というのは、
落ち着かず賛否あるでしょうけど、
私はアクセプトかな・・・と思いました。
 
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この日は九州・沖縄フェアというのをやっていて、
九州産さばのバッテラ、きびなごや角煮や、ジーマーミー豆腐や、危険な鶏南蛮(←好物・笑)、
ゴーヤ料理やらが定番メニューと併せて50種ほど、ずらっと並びました。
 
正直、「うわー」っというものはないですが(爆)、
味はこういうバイキングとしてはかなり良いほうだと思いました。
近くにあるオリックス農場(!)の
無農薬ルッコラ、サラダほうれん草、サラダ春菊などは
とても良かったです。野菜、美味!
 
デザート含めてほとんどが外注冷凍品でないホームメイドだそうで、
ダークチョコレートタルトやチーズケーキ、美味しかった!
 
ただ、オージーステーキは、こういうバイキングにありがちな
インジェクションもの(脂注入肉・食感が異常だし、怖い・・・)
でしたが・・。ま、仕方ないか・・・
 
ビュッフェ専用のレストランは、
ドーナツ状の島の中に料理人の方が入る様式の所が2か所と、
壁側に大きく長~いビュッフェ台があるのですが、
正直、導線は最悪。
今回の唯一の文句改善要望点です。
ビルトインだから、無理だわな・・・(-_-;)
 
ウメポチはビュッフェのプロに慣れているので良いですが、
お年を召された方や、なかなか要領を得ないと、、、90分の制限時間の
中でどれだけ楽しめるだろうかと心配になるほどの致命的な導線です。
うちの両親は連れて来られない・・・
お風呂ではないが、芋洗状態でした、、。😰
(朝食はかなり時間帯がバラける分、そこまで悪くないですが。)
 
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朝食の「信州そばの実粥」がとっても美味しかった。
野菜と、卵料理と八ヶ岳の生乳100%ヨーグルトに地のはちみつ、
自家製の煮プルーン、りんごの黒糖煮(以上全部美味しい!)、などなど、
期待してなかったせいもあるかな、総じて夜よりも良かったなー、という印象。
(良し悪しは品数では決まらないですね。)
お約束のパンケーキとパン・ペルデュはいまいち・・(苦笑)ですが、
とにかく朝でも全く手を抜いてないところが良いです。
手作りの和のお惣菜の味も良かった。
従業員の皆さんもとても親切かつ、働き者でした。
 
やるな、オリックス!(不動産)
(てか、かなり従業員数が多かったです。外国人採用含めて)
最近箱根にもう少しグレード高めの旅館をまたオープンした模様です。
価格的に「星野」さんの「界」レンジなので
私的には調査対象から除外(爆)ですが、
このホテルに限っていえば、子供を抱える妹一家などにも
自信をもって紹介できるリピ有り!宿だったので、
もう少し他事業をウオッチした上で、株を買うか買わないか
最終的にトータル判断しようと思います。(爆)

独断と偏見の宿シリーズ、
毎度お読み頂きありがとうございました。
m(__)m
 
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前日に立ち寄った楽しすぎる産直(だけじゃないけど)市場
 
次の日はこんな状態に
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宿の渓流。
 
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