いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

優美ちゃんにおもてなし?~春のシーフード御膳~

アップしてない食べ録をさておき・・・。

ただいまロンドンから優美ちゃんが一時帰国していて
ちょくちょく会っています。
この日は「ウメもも都内新居」に偵察したい行きたいから
家に呼んでくれ、というので、仕方なくランチを準備(笑)。

この人、RさんCちゃんとの「美食クラブ
メンバーではありませんからね(笑)。

しかし考えてみれば一昨年優美ちゃんがウメももの横浜の居に
10日も居候していた時は2人で毎日出かけていたため、
朝ごはんにスムージーぐらいしか作ってあげられなくて
考えてみれば、日本に帰ってちゃんしたごはんに呼ぶのは
ほとんど初めてになるのかも。すまんすまん。

(ちなみに優美ちゃんの名誉のために。
ウチを偵察したら、その辺で適当に一緒にランチする予定
だったとのこと。イギリス人なので、
手ぶらで来たことを最後まで恐縮してました。

確信犯のくせに、何をそんなに遠慮してんだか。笑)

ということで。

自身のテーブルコーディネートの小物やリネンのブランドを
立ち上げた彼女に対して、
(彼女のブランドはコチラ)
かなりシンプルなコーデで堂々お出迎え(笑)。

イメージ 1
花もなくってすみません(笑)。

イメージ 2

上から見たズ↓

イメージ 8

美食クラブ」の時は用意周到なんですが、
前日も忙しかったため、実はたいして手がかかってません(笑)。

でも、彼女がだーいすきなシーフード、
その中でもさらに好きな、貝づくしです。

おもてなしの際の前日の準備(段取り)、作り方等。

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★とり貝の刺身(わさび醤油)
これは前日に買ってきたもの。(しかも半額・爆)
とり貝は生ではないので当日でなくても大丈夫です。
スーパーのトレイのまま保存(空気入れないため)、当日にお皿へ。
わさび(チューブ)とお醤油は必ず自分がこだわって
使っているものを出します。
大きめでかなり肉厚のいいものでした。
(スーパーに感謝(^^;;)

★きうりと裂きイカの漬物
日本のきうりも彼女の大好物。
(イギリスのきうりは基本、デカく水っぽく、
ウリって感じなのです。)

でもこれ、実はポチめしの残り。
乱切りにし、塩もみしたきうりの水気を絞り、
出汁酢(砂糖少し)、おつまみの裂きイカ(無添加)を
袋に入れて冷蔵庫に入れておくだけ。
イカからもいい出汁が出ます。

★大海老天、ゆず胡椒マヨ
前日、海老は日本酒で9割がた蒸しておき
カラを取り、一口大にきってキッチンペーパーに
包んでおきます。
海老の頭はその日のポチめしのお味噌汁となりました(笑)。

当日、ゆるめのてんぷら地を作り
新しい油で表面を固める程度に揚げます。
一気に鮮やかな色になります。
ソースはマヨと柚子胡椒、牛乳少し。

★牡蠣の醤油バター
牡蠣も前日、日本酒で9割がた蒸しておきます。
当日(無塩)バター焼きし、ほんの少しの醤油で味をしめます。

★あさりの味噌汁
旬のあさり、前日に砂をはかせ、
当日の朝水の中にアサリを入れて
出汁をとります。貝が開いたら半分は
プリプリのうちに取り出し、半分は出汁取りに。
味付けは味噌のみ。三つ葉をたっぷり入れて。

★タケノコごはん
めんどくさかったので(笑)、タケノコはあらかじめ
茹でてあるものを買いました(京都産)。
食感は若干違うけど・・・
ヒメ皮は別に分け↓、一口大に切って
前日に薄口の出汁醤油で煮て煮汁とわけておきます。

当日朝、炊飯器にセット(煮汁もね)。

★ひめ皮のウメシソ和え
タケノコごはんに使わなかった上の柔らかい部分を
湯通しして切ってボウルに入れ、叩きウメと刻みシソをのせて
和えずに冷蔵庫保存。当日直前に和える。

★天然真鯛のおぼろ
器は小さいけど、これ、金かかってます(笑)。
真鯛は酒、塩、砂糖で炒ります。
ポチのお弁当でも使いました♪

タケノコだけでごはんを食べた後は
このおぼろをかけて混ぜて食べてもらいます。

さて、

あまりにも海・海しているので、メインにはすきやきも。
R/Cちゃんの時と同じく(過去記事はコチラ)、
イギリス人には薄切り肉攻撃です(笑)。

イメージ 3

★すきやき、菜の花
菜の花はさっと蒸して醤油でさっと洗う。
酒、砂糖、醤油のシンプルな味付けなので、
お肉は奮発していいものを選びます。
さっとお肉を煮て取り出したあと、菜の花も
すきやきタレにさっとくぐらせます。
これは日本でしか食べられない。

そして優美ちゃんがタケノコごはんをお代わりしたことは
ここだけのナイショです(笑)(爆)。

さて、最後はデザート。

この時季、家族にオオウケなのが、
★サクラかんとアイスのデザート

イメージ 4

前日、桜の花の塩漬けを水に浸して塩気を抜き、
(塩気少し残すのがコツ)
寒天とグラニュー糖でさくら寒天を作ります。
当日適当にカットして(お客様に桜のきれいな花びらのとこを)
ハーゲンダッツのバニラと
くろみつ(マスコバドシュガーの煮詰めたもの)をかけるだけ。
せっかくのほんのりピンク色を
台無しにしないように、
サクラかんの上に黒いの、かけないでね(やったのは私・笑)。

ビジュアルも味もかなり気に入って頂けたようでした。

最後はきんとん。

イメージ 5

★きみあんの菜の花、きんとんです。
ウメもも手製ですが、内緒ですが、一流の先生に習ってますので、
かたちはともかく(笑)、味は京都の老舗以上です。マジで。

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当日にあわてないように付箋紙に献立を書き、
お皿は全て準備しておきます(お皿に付箋紙を貼ってもいい)。
献立の書き方は、例えば「穂シソ」とかに至るまで
お皿に盛り込むものを調味料含めて全て書いておくと
お待たせも失敗もせず、スマートに出来ます。

もっとも、親しさの度合いやシチュエーションにより、
段取り忘れて
「おあずけ!」や「ヨシ!」があってもいいと思います(笑)。

イメージ 6

甘いもんばっかりだと文句が出るので何なので
優美好物のおせんべも用意。
そしたら、ひとつ食べて「辛い、辛すぎる」と
文句タレられました(爆)。

七味小僧 山盛堂本舗さん製
たまに激辛唐辛子粒に当たりますが(笑)美味しいです。無添加
(でもサラダ小僧のほうは化学調味料はいってました・残念)

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私がロンドンに在住していた時代は
よく彼女と自己満ランチごっこをしてました。
彼女がコーデを担当し、私が作り・・・(過去記事コチラ)
そして2人だけで満足して2人で食べて褒め合う(笑)。
もっともパーティーの時なども彼女の家でよくよく
料理を作らされたっけ。

そんな時が戻ってきたように
いまだにお互いにボケて突っ込んで、
本日も夜まで大笑い。

そういや、ちょうど2人でいた時に
優美ちゃんにRさんからラインが。なので
出かける前の忙しいRさんに2人の画像を送りつけました(爆)。
不思議ですねー、さすがスピ系Rさん(笑)。

春にご帰国のおりは、この貝御膳お付けしますよ。
(Cちゃん用にはお肉増やすからね(笑))


イメージ 7

★優美ちゃんからもらった
ウエイトローズの(笑)フレンチローストは
お茶わん(抹茶椀)でたっぷり。
(写真は後日撮ったものでコーヒーはいってません・あしからず)。


優美ちゃん、日本食も恋しいお年頃(笑)、日本に帰ってきた際は
またいつでも来ておくれ。

・・・でもこの御膳、採算度外視なんで、
商売にはなりません(笑)



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