いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

その6 番外・クメールのスイカ(カンボジア)

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カンボジアアンコールワットに行った時のお話。

東南アジアに住んでいるうちにどうしても
行きたかった遺跡のうちのひとつでもあります。
(目的が食べ物じゃない旅行もします・笑)

ちょうどキャンペーン中だとかで安かったので
仏系のソフィテル・ロイヤル・アンコールホテルに
泊まることになりました。
アマンやラッフルズに比べると落ちますが
まあまあの高級ホテルで快適に過ごすことが出来ます。

2月、乾期真っ最中のシェムリアップは、当時
東南アジア人と化していたわたし達にすら異常に熱かったので
持参してきたミネラルウォーターと
現地の(ホテル内又はレストランの)生すいかジュースで
生き延びていました。
(慣れない人は現地の生ジュースは避けましょう。)

東南アジアならではの美味しいフルーツはたくさんありますが、
ホテルの朝食ブッフェに並んだカスタードアップルや
「小玉スイカ」、パパイヤも美味しかったです。
特に「小玉スイカ」は、マレーシアのそれ(美味しいの!)に
負けず劣らず、とっても甘くて味が濃い。

さて、アンコールワットから車でちょっと足を伸ばし、
「東洋のモナリザ」として有名なデバター(女神像)が残るという
バンデアイ・スレイ遺跡に行く道すがらのこと。
遺跡群近くの村で、高床式の住居など
村人たちの生活を垣間見させて頂きました。

庭?にはシェムリアップに着いてからお世話になっている
「小玉スイカ」がゴロゴロと山積みになってます。
(ついでに子供もゴロゴロ居た。)

 「あー、このへんで作られてるのねー、美味しかったよねー」
 「そーだねー」

などとオットと話していたら、あれ?、
突然小さな子供が外で用を足し始めまして。

「まあ、かわいい」
などと言っていたのもつかの間、ガイドの女の子が
「このへんのおうちにはふつうトイレはないですから、
みな外でしますですねー、ハイー。」と解説。

良く見ると、実は田んぼのようなところ・・・・・。

「た、田んぼでしちゃうの?」という次の質問がなぜか出ませんでした。
夫婦の間にしばし流れる沈黙・・・・・

 「で、でも、美味しかったよねー。」
 「美味しきゃ、いーんだよ。」
 「いっぱい 食べてたねー。」
 「飲んでたねー。」
 「・・・・。」

その場はこれで落ち着き?ましたが、
この一件で夫婦の間には(語らずとも)
「や、やっぱり有機農産物は美味しいのかも・・・」
という妙なコンセンサスが出来たような気が・・・・。

あまりに美味しかった「小玉スイカ」、
更にその歴史的土壌(汚染)も気になるけど、
安全ならいいんですよ。そうですよ(笑)。

蛇足ですが、日本の「有機JAS」規格では
「人○原料の肥料は使用できない」と(農水省文書の)
QAに明記されています。

さて、カンボジア料理にはまったく明るくありません。
ただ、三泊四日くらいの旅行者レベルで考えると、
タイ料理の辛くない版・ベトナム料理にも似てる、という感じでした。
しかし、どれもがとても口に合いました。写真はその一部、
ココナツミルクの入ったカレーやお肉のサラダ、ターメリックのお魚スープ等。
おいしかったですーとっても。

しかし、高級店で食べたフランス料理(歴史的に期待して)は
(二箇所行ったけど)いずれもイマイチでした。
日本で食べるのとたいして変わらない価格だし、
旅行中は食事回数も限られているのに
無理して行くことなかったなあ、と反省しきり。
やっぱり食事目当てなわたしでした。

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