いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

その7 ミアンカム(ミヤンカム)(タイ)

イメージ 1

ミアンカム(ミヤンカム)

今日は、面白いタイの前菜?おやつ?をご紹介します。

タイのレストランでセットなどを頼むと
前菜についてくることも多く、
その容姿?からもともとは宮廷料理か?とも思われますが、定かではなく。

バンコクでもフツーに道端やスーパーなどで
このセットが売られていてみんな気軽におやつ感覚で食べています。

■(タイの)生姜・乾燥ココナツ・赤玉ねぎ・ライム・ピーナツ・
唐辛子・干し海老などを細かく刻んだものを独特の葉っぱに乗せ、
海老の入った甘~いペーストをかけてくるんで食べるもの。

■丸い葉っぱを器用にジョウゴ(ろうと)型に巻き、
その中に全ての材料を入れてタレをかけ葉っぱ上部でフタをして
口に放り込んで食べる(ひとくちサイズ)。

■葉はいろいろなものを使うようだが、
バイ・チャップルーという写真のものが定番。

■甘いペーストの全材料はナゾ。
海老味はけして強くなく、甘い梅ソースのようなイメージ。
プラムソースか、と聞いたが違う、とも言われたし、
あるいは砂糖とタマリンドがベースと思われるが解らない。

写真はタイ人の友人が作って(切っただけだ・笑)
食べさせてくれたもの。これ、ホントクセになります。

葉っぱも殆どクセがないし、何より甘酸っぱいタレと
ピーナツやココナツの香ばしさ(炒ってある)
さっぱりしたライム、味に深みが出る干し海老、
玉ねぎとしょうがのアクセント、
渾然一体のような、それぞれが主張しているような・・・・。
誰が考えたんだろうと感心しきり。
ばくばくいけます。

タイ人的にはこれに唐辛子がないと始まらないらしい。
写真の赤い唐辛子は彼女的には「お子ちゃま仕様」
わたしはこれを細かく刻んでもアウト。
ちなみに、彼女は常時「マイ・唐辛子漬け」を持って歩いていますが、
これの3分の1くらいの「青い」ヤツです。
たぶんこれで大方の日本人を殺せます(笑)。

余談ですが、そんなバンコク人の彼女に言わせても、
タイ東北部(イサーン)の料理は辛いそうです。
想像もつきませんが。

このミアンカム、
再現したくなってチャップルーの葉の入手方法を聞いたら、
「その辺に生えてるから、とってって植木鉢に植えとけば
すぐ増えるよ~。」だって。ほんまかいな。

日本ではなかなか食べられないと思いますので、タイに行かれたら是非。
ただ、道端で売っているのを買うのも勇気がいるでしょうから
何回かレストランで聞いてみるとよいかと思います。
高い確率で出してくれると思います。

*ブログ村に登録しています。
↓良かったらクリックして行って下さいませ。↓
[https://lifestyle.blogmura.com/ にほんブログ村 ライフスタイルブログ]