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食オタク主婦ブログ

ロンドン・バス・エピソード・Ⅰ「バスは突然終わります。」

地下鉄、特にロンドンのソレは、愛称をチューブ、というように
狭くて小さい穴グラを走り回るヘビみたいな乗り物。
 
それも、地下かなり深いところを通っている路線もあるため
閉所ギライの私にはものすごく圧迫感があります。
あまり得意ではない。
 
これらがもう17世紀の中頃~終盤には機能していた
というから(当時の)技術的には確かにスゴイ、と思うけど。
 
しかしこの前、「チューブに初の冷房が入りました!!」
・・・・・・などとBBCニュースかよ!?(笑)になっていましたから、
それ以降は (・・・200年弱も経っとりますが、)
進歩してなかったみたいだけど・笑・・
 
(冷房に関しては寒い国なので要らなかったとも言うが、
一事が万事、良くも悪くもあまり進ま(め)ない国だと思います・笑)
 
シャーロック・ホームズがタバコをくわえたデザインで
有名なベイカー・ストリート駅の
ハマー・スミス線ホームなんて(に限らず)駅全部がアンティー
一見の価値はありますが、
それよりも階段ばっかでイヤんなるよ(笑)
 
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↑ここは反対側のホーム・電車(今ちょうど乗り入れている)も
見えるので広いですが、普通はこの半分です。
 
行動範囲がかなり広いため(笑)、時間節約のために
どうしても地下鉄を使わなければならない時もありますが、
どっちかというと私は、
安くて縦横無尽に走っているバスを多く利用しています。
 
ほぼ毎日どこかのパスには乗っているといってもいいでしょう。
 
おかげでロンドンバスのエピソードには事欠かず、
たまりにたまって一冊書けますよ。(笑)
 
おいおい書くとして(笑)
 
今日は、
 
ロンドンのバスは突然止まる。(エピソードⅠ・笑)
 
いまだにどうしてそうなるのか判りませんが(燃料切れか)、
乗っていたバスが突然、本当に突如、 
「ここで終わりです。」
というアナウンスと、同じ内容の電光掲示板とともに停まってしまいます。
目的地に行く前に(笑)
 
     (いきなりターミネイト、ヒヤー~って言うから、
     渡英前サラ・コナー・クロニクルズにはまってた私としては、
     全身ヒヤ~っとしたよ・・・・・余談です・・・・・笑)
 
まずは「停まる」んだけど、ホントにそのあと「止まる」んです。
老いも若きも有無を言わさず、降ろされます
 
これに何度やられたことか。
 
確かに降ろされたところでじっと待ってりゃ次のが来るのですが、
ひどかったのは、バス停じゃないところで降ろされたときです。
(有り得ない・笑)
 
その時はさすがのロンドナー?も解らなかったらしく
最初に降りた一階の客が外から二階の客に
身振り手振りで知らせてやって、やっと全員が降りた、という始末。
(こういう客同士のコミュニケーションは日本にはない、良いところ)
 
次のバス停まで歩くったって、
たまたまそこは、少し先の道を曲がらなければ次のが見えないところ。
私はルートを頭に入れていたので判ったのですが、
観光客にはお手上げだな、こりゃ、と思ったものです。
 
でも、そんな時は同乗してた人(事情は同じ)に聞いたり、
聞けなければ大勢がどこかへ向かい出すから、
雰囲気でついて行ったりすればなんとかなります。

ちなみにイギリス人でも道やバス停・ルートを知らない人は
わんさかいます。
 
一方、停留所で待っていれば、そういうわけで、
さんざん待ったお目当てのバスが目の前で「止まって(終了して)」しまい、
乗れない、ということになるわけです。
行き先はまだ先の表示がされているにも関わらず、
やっと来たにも関わらず、ドアを開けてくれません。
で、バスのわきちょの電光掲示板を見ると、ほどなく
「ターミネートよ~ん」(怒)と表示されるわけです。
 
そんな時はさすがの?イギリス(婦)人もキレ
バスの運転手に怒鳴りつける場面を何度も見ています。
 
最初このターミネート・バスにやられた時は
ウンが悪いわ~、と思ったものですが、日常茶飯事なのでした。
日本では有り得ませんよね(笑)。
こういう事態に遭遇しても慌てないで。
次のバスをゆったりと待ちましょう。
 
(バスの基本的な乗り方については、いずれ書きたいと
思っていますが、まずはガイド・ブックをご覧下さいね。)
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