ここのところ遊び呆けていたというか、出かけ呆けていたので
ブログのアップをすっかり忘れてました。
で、今日の話題は、
PYO(野菜や果物を農場で自分で摘み取って買うもの)
とうとう行ってきました。
子供(と本人)が夏休み中の義兄一家と、
午前中は女性陣だけでカーブート(フリマ)に、
午後から今まさに旬のスイートコーンを採りにいこう!
ということになったのです。
うちのオットは仕事中(笑)
さて、かくしてそこには
日本のいちごやみかん狩り・・・よりは少し大きいかも~?、
との想像を覆す巨大なファームが有り、
目的のものがある畑の近くまで直接車で乗り入れたら
ファームのビニール袋を持って好きなだけ採り、
最後にお会計する、というシステム。
おお~~
楽しそう~~~♪♪♪♪♪(←5個もつけちゃった・笑)
イチゴやベリーなどはもちろん量り売りですが、
今日はコーンだったので一本69ペンス、約100円弱、
これはそれほど安くありませんが
(庶民の味方モリソンズの英国産コーンのが安い・笑)、
でも、もちろんまとめて買えば買うほど安くなります。
プラム、レッドカラント、グリーンピー・絹さや・
砂糖さや・いんげんなど豆類、ズッキーニ、などまだまだ、
一年の中でももっとも種類が多い時期かも知れません。
義姉などはこのスイートコーンがお気に入りで
ネットチェックまでして、出たらすぐにここに来て一年分!を買い
冷凍してチャーハンやスープに使うのだとか。
渡英して最初(本当の出始め)に食べたスペイン産の
スイートコーンがいまいちだったので
英国産が出てくるのを私も心待ちにしていたのですが、
正直言うと、こっちのコーンは皮がとても硬いのと、
水分量が少し劣るのとで
残念ながら生で(しかも美味しく)食べられるほどの
ゴールドラッシュ品種や味来系コーン、
北海道産の旬の本当に美味しいものなどと比べると
軍配は日本に有り、と言わざるを得ません。
でも、味そのものは濃くて美味しいし、
もともとトウモロコシの皮はそんなには柔らかくないもの。
より原種に近いのはこちらなのでしょう。
蒸したてをかぶりつく、というよりは逆に冷凍に向いていて、
料理に使うというのは大変に良いアイディアだし、
何より子供にとっては忘れられない想い出となるでしょう。
やっぱり、夏はとうもろこし。
かくいう私も幼いころの夏の記憶はとうもろこし、トマト、きうり、で一杯です。
長野の父の実家では祖父がたくさん作っていたので
蕎麦じゃないけど、採り立て・蒸し立て・すぐ食べる、という
とうもろこしの鉄則を守った世にも美味しい(笑)ものを食べると、
まさにそのころの記憶がよみがえる、というものです。
ということで家族の多い義兄一家はなんと40本!
うちは少しだけ買って、それでもせっせと蒸して
次の日に少しだけ使い、冷凍しときました。
そこには他にファーム・ショップも有って、ちょっとした
スーパー(別棟にカフェや雑貨ショップも有り)になっています。
生鮮品のほうは日本でいう農産物直売所、みたいな感じですが、
野菜に関してはロンドンの街中でも屋台で売られている
新鮮なものとあまり変わりはありませんでした。
それと、特にオーガニックとかではないのに、
ファームの割には若干お高め。
これはこの辺のお金持ち客相手だから?(笑)
しかし、そこで買った放し飼いチキンの美味しかったこと!
ファームはハンプシャーの方にもあって、
そこからきた家畜獣系モノもショップにたくさん並んでいました。
考えてみれば、豚肉の有名な所なので
しまった、豚肉も買うべきだったわー、と思いながらロースト・チキン・レッグに。
たまたま焼きも成功したのですが、
今まで食べたことがないほどのジューシーさと
柔らかいのに味があり、臭みも全くない大変美味しい鶏さんでした。
素材がいいとこうも違うか、という例を痛感した次第です。
日本ではこれほど美味しい鶏肉は
簡単には手に入らないのに・・・・。
オーブンに入るフライパンを使い、
塩コショウをしたチキンをエシレバターで皮目だけこんがりと焼いたら
160℃(低め)に温めておいたオーブンで焼くこと25分。
写真にはないけど、これを
クレマ・フレーシュ+モルドン塩、
それとファーム・ショップで購入したスモークドのにんにく
で食べたら、ビールが止りませ~ん(笑)
また早々にファームに行き、これ以上ない新鮮な野菜と
ハンプシャー豚をゲットしてこようと思っている次第です。
(こういったファームは英国内にたくさんありますが、
今回いったのはこちら)