チョリゾの記事で、
「イギリス(人)で魚と肉を合わせる料理は有り得ない」
(もちろん揶揄的表現をされているのですが。)
と、コメントをお寄せ下さった長期イギリス在住の方から気づかされたのですが、私なりに補足させていただくと、
「イギリス(人)は肉料理に魚を合わせることはないが
魚料理には肉を混ぜる」ということかなと。
これは発見でした(ありがとう~>Yさん(笑))。
ここも立派な島国なのよ?
なのに海辺の伝統料理と少数の人を除くとイギリス人は本当に肉民族です。
肉を語らせたら、そのDNAで、日本人の比ではありません。
だからこそ、ひとたびセレブリティ・シェフやレストランが魚を使おうとすると、
どうしてもベーコンやらチョリゾやらを足さないと、
おおかたの肉イーターが食べてくれないのです(多分・笑)。
ホタテのソテーなどいい例で、ブリテッシュ・レストランやパブでよく見かけますが、
ベーコンと一緒に調理していないものを見つけるのは至難です。ホントよ(笑)。
ファーイーストのシーフード王国から来た侵略者の私はつねづね、
「こいつら(言葉汚くて失礼・笑)、魚には必ず肉使うな・・・・」と早い段階で思い、
「まったく、魚介類に失礼よ」、と憤慨してましたが、
「魚には必ず肉を使う」けど、「肉には魚を絶対使わない」が
裏表であったのねぇ。ミョーに納得(笑)。
そう言えば、イギリス人に欠かせない
「スパゲティ・ボロネーゼ」(ミートソースっす・笑)
(↑注・イタリアンではなく、どこへ行ってもかならずメニューに有る、
子供の頃から食べてる立派なブリティッシュ料理です。
しかもそのうどん、ナイフで切って食べたりするのよ。笑)
・・・・のソースの作り方をジェイミー先生がご指南の際、
「隠し味にはアンチョビー、だけどトラスト・ミー(信じて!)」みたいなこと言ってたっけ。
アンチョビすら信じなきゃ入れられないほどのことなのよ(笑)。
さて、そんな在英ガイジンの私達、
時々アジア味、それもシーフードがいいですよね(笑)
今日は息抜きでタイ風海老麺(これもカンタンよ~♪)。
■タイ風、ココナツミルク海老麺
■材料
スープ・・・・生姜、にんにく、レモングラス、レッドチリ(赤唐辛子)、
(チキン・ストックなど出汁)、ナンプラー、
海老(チキンや白身魚等なんでも良い)
コリアンダー(香菜)、ミント、ライム、有れば揚げネギ(市販)
■作り方
①バミセリを好みの硬さに水かお湯で戻しておく
②生姜、にんにく、レモングラス、チリはザクッと切って
オイルとともにフードプロセッサーにかけてどろどろにする
(それぞれの量、お好みで)
④そこに市販のチキンストック、又はお湯と生のチキンなど
出汁の出そうなものを加えても良い
⑤煮立てて海老などの具も入れ、
最後にココナツミルクを適量入れ(入れすぎるとクドく、煮過ぎると分離します)、
塩やナンプラーで味を調える
*食卓でナンプラーや酢漬けのチリ、レモンやライムで
自分で味を調えるので塩味はほどほどに
⑥ボウルに麺や海老などを入れ、あつあつのスープをかける
ミント、コリアンダー、ライムなどお好みでのせる。
(写真では控えめですが、ウチは異常なほど、コリアンダーたっぷり・笑)
今回はオーガニックのチキン・キューブをお湯に溶かして使ってます。
やっぱしちょっとだけイージーな味になりますが、
化学調味料が入っていないものが手に入れば、
脂の量も少しは抑えられる上、カンタンでヘルシーです。
(ただし、殆んどのナンプラーにはMSGが含まれています。)
子供は発音を「マザーズ・タン」(親などの舌)で覚えると言います。
(つまり、我々ガイジンにはいつまでもRとLが出来ない、ということね・・・悲)
英国料理は美味しいと本気で思うけど、
食べ物も「マザーズ・タン」、というか、「カントリー・タン」、ですよね。
確かに時々、すし・ソバ・ラーメン、て感じ?(笑)
後日談
オットがあるとき「コイツラ、肉にも肉足すよな・・・」
とつぶやいていました。
確かに。鶏にも牛にもベーコン足してます(笑)
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