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食オタク主婦ブログ

英国風インド風ビーフカレー(笑)

日本では、カレーはもともと市販ルゥを全く使わなかった派ですが、
(大手メーカーの科学調味料ドップリの味とあの妙なトロミが苦手)
英国へ来て「本場のインド料理」(笑)を食べ歩いた私の
いまのところの いちおしレシピ 
(ええ、この国、インドですから・笑)

しかも、インドレストランの1/10の脂量で出来ます!
どうぞ、騙されたと思って作ってみて(騙すかもだけど・笑)!
(ただし、あしからず、、コリアンダー(香菜)が苦手な方には向きません!)
 
なお、このソースのお勧めのお肉はビーフか、ラム。
チキンや海老、豆でも出来ないことはないけど・・・。
 
ちなみに、そもそもインドではヒンドゥの方々が牛を食べないので、
インド風ビーフカレーではなく(有り得ない)、英国風のインド風なわけ(笑)。
良く行くインド料理レストランにも確かに牛と豚のメニューは有りません。
それから(オットに言わせれば)あくまでインドで学んだわけではないので、あくまで英国風。
 
でも、オイルが1/10のこのレシピは、
本当は私風、で、英国風ともインド風とも呼びたくないわ(大笑)
 
■英国風インド風ビーフカレー
 
イメージ 1
↑なんか、画がイマイチでスイマセン・・・
 
★材料(ル・クルーゼの20センチ鍋に3/4→せいぜい2、3人分)
*分量はすべて目安です。
 
■具
ビーフ(又はラム)の角切り200~300g
(部位と脂の量はお好みで。ウチは安いブリスケットとかchunk、
かつ赤身)、
赤(or白)玉ねぎ 大1個、又は中2個 薄切り
イタリアン・トマト缶(カット) 1缶
 
■ハーブ類(この3種類の量の多さがポイントです!)
にんにく・・すりおろすか刻む 4片くらい(多め)
しょうが・・すりおろし 大さじ1(多め)
コリアンダー 細かく刻む 一束くらい(大量)
 
■スパイス類
クミンシード(大さじ1)
グラウンド(挽き)・クミン(大1)
グラウンド・コリアンダー(大1)
ターメリック・パウダー(小1)
チリ・パウダー(小1、量は好み)
シナモン・パウダー(小1)
ガラム・マサラ(大1)
ベイリーフ 1~2枚
(市販のカリー・パウダー)(小1)
 
■調味料類
オリーブオイル (大1のみ)
赤ワイン(又はポートワイン)(大2)
バルサミコ酢
はちみつ(小1)
塩・胡椒
 
■鍋
オーブンに入れられる、ル・クルーゼ等の煮混み鍋
 
★作り方
*オーブンを150~160℃にセットします。
 
①鍋にオリーブオイルを入れ、まずクミンシードを炒めます。
パチパチとはじけて少し焦げ目が付くまで
 
②ここに下味をつけていない牛の角切りを入れ、すこし塩・胡椒、牛自身の脂と
オイルで焦がし気味に表面を焼きます。一旦取り出します。
 
③次に油を足さずに玉ねぎとにんにく、しょうがを入れ、
ベイ・リーフと半量のガラムマサラを除くその他のスパイス、
少量の塩を入れてよく混ぜ、弱火~中火でフタをし、玉ねぎを蒸らし炒めします。
ずっと混ぜていなくて良いので時々様子を見て20分くらい。
いわゆる飴色までいかなくても、だいたいで良く、
玉ねぎとスパイスが少し焦げ気味みで
しんなりと同化してきたかなあ、というまで。
 
④牛肉を戻してバルサミコ酢、赤ワインで少し煮立てます。
このとき、水分を飛ばすようにしばらく炒め、甘みを出します。
 
⑤缶トマト&少しのはちみつを足します。必要なら赤ワインを少し足しますが、
入れすぎると微妙に欧風カレーになってしまいます。
 
⑥沸騰させ、ベイリーフを入れて少し煮込んだあと(5分くらい)
塩味をうすめに付けます。
低温のオーブンに入れて1時間程度ほっときます。
 
⑦オーブンから取り出し、かき混ぜて休ませます。(前日、又は当日朝作ると美味しい)
 
⑧サーブする前に再び温め、残りのガラムマサラを入れて味を見てから
塩、胡椒、必要であれば少しのはちみつで味を調えます。
コリアンダーの葉の刻んだものをたっぷり入れてよく混ぜます。
 
そりゃーオイルを多くして、脂分の多い肉を使えば、もっとコクは出ますが、
私達は日本人、これでも十分イケル筈。
 
(てか、英国人(シェフ&一般人)もインド人(シェフ&一般人)も、絶対もっとオイリーなほうを好む・・・
蛇足でございますが・・・・、英国人シェフに至ってはほっとくと絶対
マッシュルームとベーコンの炒めを、
こんな繊細な美味しいカレーの上に最後わざわざ足してしまう!! ・・・やめさせねば!笑)
 
冗談さておき、それから、スパイスの量は全て好みです。
クローヴやカルダモンなど入れていないものもあるし、
スパイスの質にも寄るし、自分でいちいち炒って粉に挽けるかどうかという環境も有るし、
何度か作るとコツと好みは判ってくると思います。
 
ライタ(ヨーグルト合え)とか、レリッシュ(インド版おしんこ?笑)とかお好きなものと
一緒にあわせて食べるのがインド風。このサイドメニューもポイントかも。
 
■簡単ライタ(きうりのヨーグルト和え)
きうりをころころ小さめの角切りにし、すりおろしにんにく、ヨーグルト
(英国ではグリーク・ヨーグルトがお薦め)塩、胡椒、大量の刻みミントで合えます。
お好みでトマトの角切りを加えても。ミントをコリアンダーに変えてもよい。
 
イメージ 2
↑所要時間1分(笑)の割にリッパなカレーのお供として活躍します。
 
■簡単にんじんレリッシュ
にんじんを千切りにして少し塩もみします。
白玉ねぎ半個、レッドチリ2本、にんにく2片、赤ピーマン半個、トマト半個を
フードプロセッサーにかけ、塩、胡椒で調味(辛いよ・笑)これをにんじんと合わせます。
 
■上記のにんじんナシ版の時は赤ピーマンの量を増やし、
これをチリ・ソースとして添えることが出来ます。
 
■はちみつとヨーグルト+レーズンなどの
箸休めならぬ「舌休め」サイドを作ってもよいかも。
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