出てきましたね♪
■英国産のルバーブ
これから夏まで、季節です。
見た目は「赤くてデカい蕗(ふき)のクキ」で、コレ、どうやんのよ?何すんのよ?
てなヨソオイで、渡英当初は惑わされましたが(笑)。
日本語では昔は「西洋ふき」とか「赤ふき」とか言われていた気がしますが・・・・
食用ダイオウといってタデ科の植物で、フキではないんだそうです(!)。
随分前から日本でも、長野県(←良く行く)でジャムとか、
農産物直売所などで生のそのものも見ていました。
その際の記憶では「緑色」で(たまにクキの下のみが赤かった)
ジャムなどを買ってもそれほど魅力を感じていたわけではありません、正直。
だから当初は遠巻きに見ていた程度。
それをやはりどこかのガストロ・パブなどのデザートで食べて
その美味しさにびっくりしたのがきっかけで自分でも作り出しました。
これが数倍美味しかったのです。
そう、これ、誰がなんといおうと、"果物"なんです!(よね?!)。
英国のものはそのクキ全部が
真紅(真ピンク)と言っていいほどの鮮やかな、赤い色です。
もともと寒い地方が原産だそうで、ここではほっとけば出来ると見ています(笑)
初夏には野生児(露地)が出てきてより美味しくなります(酸っぱいけどね)。
でも実はこのクキの色、「白アスパラ」と「緑アスパラ」の違いと同じように
栽培法の違いにより出来るようです。
簡単に言うと、赤いものは光を遮って葉緑素を出来なくしてしまうので、
「うーん、例のクロロフィルをわざわざ失くすヤツかぁ・・・」
と思ってしまいますが、この美しい赤い色のモト、
見た目赤で味(栄養)緑、みたいなところもあるみたいですが、
デザートには断然こっちの方がカワイイかな?
さらに扱いも超簡単。
すぐにヘタって(笑)ジャムっぽくなります。
ケーキ生地にそのまま入れて(てかぶち込んで・笑)焼きこんでもいいし、
このなんとも言えないさわやかな甘酸っぱさは他に類をみないし例えられない。
私の大好きな"英国の果物"のひとつですが、
オットは少しこの植物の「クキっぽい」ところがいまいちのようです。
緑のジャムを食べた時に感じるようなほんの少しの植物っぽさが
ないこともないですが、フキの味は(確かに)全くしないし、
美味しいものを初めて食べると本当にびっくりしますよ。
ともかく・・・
洗って、ざくざくざく、と適当に切って、砂糖をかけて
オーブン(180℃)にほおり込むだけ。あ、レモン汁を最後に絞って♪
砂糖の量もその日の気分、
焼く時間もレアからウエルダンまで(笑)その日の気分。
ぜ~んぶお好み(てかテキトウ)でいいのです。
(って勝手に言ってるだけですが。笑)
ああ、日本に帰ったら、これも簡単には手に入らないもののひとつ・・・
今のうちにたくさん食べておこうっっっと。
とマテマテ、一度にたくさん食べると、・・・・下してしまったりするので・・・・ご注意を!(笑)
↑ルバーブとバニラアイス
↑ルバーブとホイップド・ダブルクリーム(あわ立てた生クリーム)、アイシングシュガーで、フール♪
↑もちろん、美味しいヨーグルトと合わせても♪
ちなみに、さわやかな酸味を活かして魚料理の
レリッシュ風(ピクルスではないけど、
付け合せのソース的なもの)にも使えるんです。
パソコンで目疲れのアナタ、免疫力を高めたいアトピーの私、
そして、ダイエッターの私!!
はいはい、食べ食べ!(笑)
・・・・・ってったって、最後のはアイスやクリームと一緒じゃ、ダメか(笑)