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食オタク主婦ブログ

いちごウインブルドン選手権

イギリスの今年6月の降雨量は例年より多かったとか。
(まだ一週間弱残っているのにそう(悲しげに・笑)発表されるのは、本来雨が少ないことになっている月だからです。)
 
何を隠そう、私はジューン・ブライドだったが(いつの話よ?・笑)、
それはさまざまな理由が重なって単に偶然そうなっただけで
(しかも、婚姻届は区役所休日に裏口入学で一人で提出(涙)したので、いまだに結婚記念日を覚えられない・大爆)
特にジューン、ジューン、と思っていたわけではないが、
ジューン・ブライドが人気、というのは当たり前に知っていたし、
確かにたとえば5月29日?だったら、いっそジューンのほうがいいよな・・・・と
どこかで考えたのも事実。
 
でも、その真実?を欧州(イギリス)に来るまでちゃんとは解ってはいなかったのです。
 
6月、というのは、イギリスでは1年で1番日が長く
(今、午後9時半過ぎまで明るく(!))
↓(よって)
いーちばん良い季節なんです♪♪!

イメージでは、このときこそ(日本でいうところの梅雨明けの、解放感にあふれた?)
夏っ!、という時期だったのです。
もちろん7月、のみならず、8月9月まで夏の陽気はありますが、実際には夏至も超え、
これから少しずつ日が短くなって行きます。
 
それで今、やれレガッタだのロイヤル・アスコットだの、ウインブルドンだの・・・
なんだかんだ、と、イギリス人はとーても忙しいわけ。
 
ギリシア神話がどうとか、というよりも(それを無視すると)、
つまり、ジューン・ブライドは、そのまますんなり「うきうきの季節の花嫁」であり、
幸せになる、というよりも、確かに、もうすでに幸せ♪なんです(爆)。
 
いっぽう、日本の6月は梅雨。ただの蒸し暑くてじめじめと湿った季節。
昔、無知な私は、なんとなく輸入文化とも知りながら、
「イヤな季節は誰も結婚なんかしないだろうから、
ジューン・ブライドって無理やり作って、商売あがったりにならないようにしようっと♪」
・・・っつー、結婚式場他のプロパガンダでしょ?などと邪推もしとりました。

つまりずっとなんだか不自然だと認識していたのですが、やっぱし・・・・・。
6月が気候的にすんばらしいのは、ここイギリス&欧州だけの話です。
で、他にも、昔3、4、5月が(欧州の)禁結婚月で
解禁になるのが6月だったから(なぜそれで日本人が幸せに?・・・笑)とか、
日本にないギリシア神話だとか、複数(ジューン・ブライドの)理由があるようです。
 
なので、米国人はもともと欧州人?だからどうでもいいが、
日本になんでもかんでも無理矢理輸入するなよ・・・、
ということをここへきてますます思った次第です。
昔は日本の良い季節、春と秋が結婚のベストシーズンだったはずなのに・・・。
 
(もっとも自分が文金高島田でなく、ウエディング・ドレス着て
教会で式挙げている時点で何を言っても説得力ぜんぜんありませんが・爆)
 
こんなこと書くと誤解を招きかねないので、一応まとめとくと、
日本では6月の花嫁も、そうでなくても、絶対幸せになれるんですよ~
きっと(笑)。
 
ということと、要はとにかくイギリスの6月ってのは特別な季節なのよ、ということが
書きたいことです。
 
で、
6月のイギリスの象徴、いちごちゃんがおいしくなってきました。
夏がいちごの旬、ということからも欧州というのは季節も(→文化も)ぜんぜん違う、
遠い異国なのだよね・・・・。
 
イメージ 1
↑不揃い・・・最近ようやく少しづつ美味しくなってきました♪
 
今週からこれに合わせるように?テニスのウインブルドン選手権が始まっています。
昨年はイギリスらしからぬ好天、というより、連日ほとんど猛暑となり、
選手の方々も相当きつい日があったようですが今週(今年)もまずまずの天気のようです。
 
合わせるように、と書きましたが実際は逆で、とりあえず食ブログなので解説しておくと、
ウインブルドン選手権会場内では、ちょうど旬のいちごに生クリームをかけたデザート
(とピムスという飲み物)が売られ、両方とも名物なのです。
 
イメージ 2
↑相当ボラれているが、お祭りなので仕方がない。
 
イメージ 3
↑薄めの(笑)ピムス(過去記事)
 
観戦の合間、老いも若きも雨降ってても(笑)、
み~んなこれを食べ、飲むのがオキテです。
 
そして、当然真剣に(テニスを)見る人もあれば、ただ単にお祭りと騒ぐ人々、
少数(だとは思う)が、私のように「このいちご、おいしくなーい」などと
誰も気にしていないことを冷静に分析して実はテニスはどーでもいい、という、
ファンの方々からしたらとんでもない奴(しかし、それは日本的な考え方かも~
いろんな人がいて当たり前らしいよ、世界は。)、などなど、
さまざまが入り混じっています。
 
当日券を求め、ほとんど確信犯的にわざとイギリスの夏を楽しむため?に
徹夜でテントを張り並ぶ人々
  (↑入った時点でもうへろへろな筈ですが、並ぶこと自体を愉しんでいるとか・・・)、
センターコートなどが映し出される巨大スクリーンのある芝生の広場で、
呑み騒ぎ、ピクニックをするだけの人々・・・。
ひとつの試合が終わればまた別のところ、と走り回る(真剣な)人々・・・
 
イメージ 4
↑有名なこのスクリーンのある場所って、場外かと思っていたら、中なんですよ!
ここでピクニックしながら好カードを観戦するにも、チケットが必要だったんですっ!

なんでこんな詳しいかと言うと、私の周りはなぜかテニス狂ばかり(ちなみにみんな身内・・笑)
昨年、彼らのウインブルドン業界に足を踏み入れ(させられ)てしまったからなのです。
そういや、ウチのポチ(オット)も、狂信はしてませんが、もと、テニサー(爆)。

確かに自分と同年代の大御所、クルム・伊達さんやら、
息子年齢(爆)のかわいいニシコリ君(かわいいは余計・笑)など、
有名選手を間近に見られたり、たとえ選手が米粒のように見えようが、
夜のリ・セール・チケットで、
(↑すでに帰っちゃったお金持ちたち?が返した券を転売するシステムで、
観戦時間が短いため、安いは安く、なかなか面白いシステムとは思うが・・・・・・・やっぱし暴利?!)
"あのセンターコート"の雰囲気を味わえたことは、ファンでなくともすごい体験だと思うのですが、
夜中まで明るい6月、テニスをやりもせず・・・、ルールも解らず・・、いちごと(飲めない)酒だけ*で
一日中外にいるのは、老いた体には・・・・きつい・・(てか、なら、行くな・笑)
 
*実際には「いちご&ピムス」以外のものもちゃんと売られています(笑)。
 
イメージ 5
↑ダブルスのパートナーがかなりデカい中国人だったってのもありますが、とても小さいダテさん(左)。
相変わらずカワイイエクボと、おみあしがとても美しい(テニスも美しい)ですが、ご機嫌次第ではサインを頂けます(笑)。
(長年テニスをしている母に書いてくださったので、娘としてはそれだけでとても感謝していますが。
愛想笑いより、彼女の不器用さ(失礼)を理解できるのは、やることやっているスゴイ人だからかな。)
ダテさんの試合の観戦にはさすがに日本人がたくさん!
 
イメージ 6センターコート、確か、有名なナダル選手だったか・・・(うろ覚え・爆)
この熱気には確かに圧倒されます・・・・。
 
そんな私、しかも日に当たると症状が出るアトピー持ちなのに、今年も行く予定(爆)・・・・。
(写真はすべて昨年のものです。)
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 
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