いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

まだまだあった、美味しいマンゴー

昨日の日曜日はウインブルドン・テニスの決勝戦
本家本元イギリスの選手が74年ぶりにファイナリストになった、ということで
もう、イギリスのテニス好き(&イギリスが英雄なのが大好き)な人々にはもう大変。
 
生きているうちに次はないかも??、の大大大イベントに、
いつにもましてグラウンドの大スクリーンの前には
たくさんの人・人・人・・・・人~~~!!!(途中の大雨もなんのその!)
 
そんな中、へんな東洋人(私)がまさかのフェデラー(対戦相手)応援などしたら
殺されかねないので、、、というのは冗談だが、さすがに現地には入れず家で観戦。
 
結果はそんなイギリス人の魂がどどどっと憑依した(&おかーちゃんが怖い・笑)
アンディ・マーレー君のかなりの健闘で1セットめはとったものの、
最後はたとえアウェイでも(だってセンターコートのほとんどがイギリス人・・・)
実力と貫禄のフェデ様勝利となりましたね。
(とはいえ、この二人、この時点ではランキングに差はなかったのだが・・・)
 
閉会式でのヒーロー・インタビューは、どっちが優勝したんだかわからないぐらい、
もう完全に(準優勝の)アンディ君の独壇場。途中何度も涙をこらえ、
「が、頑張ったけど、だ、だめだった・・・・」と、天を仰ぎ、声をしぼり出した時には
不覚?にもぽろりもらい泣きしてしまいました(笑)。
 
フェデ様も世界ランキング一位に返り咲く、と言う彼的に大変な戦いではあったのですが、
そこはウインブルドン7回(!)も優勝してるんだから、頑張った後進の、
そしてここ、テニスの聖地の選手(彼の出身はスコットランドですが・・・・笑)に
花を少しは持たせてあげてもよかったんじゃないでしょうか?、・・・・・と余裕?!
 
アウェイアウェイと書きましたが、さすがのフェデ様人気で
途中アンディ・コールまで巻き起こったものの、フェデ様が好プレーをすれば
きちんと拍手が起こり、イギリス人もなかなかフェアなとこあるじゃん?と思ったのも事実です。
(その実は、単にイギリス人の中に隠れフェデラー・ファン(非国民)が相当数いたものと見た・笑)
 
まあ、そんなにわかテニスファンのゴタクはどうでもいいとして、
まだまだあった、美味しいマンゴー、です。
 
先週、ケサール、というインドのマンゴーを初めて食べ、
その美味しさに驚愕したため、テニスの試合が始まっちゃう~~、というときに
また車をびゅいーん、と飛ばしてもらいました、インド人街まで。
 
いえ、テニスとマンゴー(どっちもあとがない)なら全員一致で(←二人だけだけど・・)
マンゴーッ!! 、って言う家庭ですが(笑)。
 
ところが、うすうすの予想通りというか、予想を超えて、というか、
まずは車の中からマンゴー通りを見るに、露店という露店に、
あの独特の緑色のケサールが今日はほとんど見当たらない・・・・。
 
とりあえず、とにもかくにも先週買った善良なパキスタン人のおっちゃん
(おにーちゃんかなぁ・・・不明)のところへ。
 
すると、へんな日本人が珍しかったのか、1週間前にも関わらず、
彼は完璧に覚えていてくれて、向こうから挨拶してくれたのでした。
おまけにバスが通るとドロ水が跳ねる、ということでまずは私を安全な場所へ誘導までしてくれ・・・(涙)
 
この前のやつ、あなたの言うとおりだった、すっごく美味しかったよー、と言うと
とっても嬉しそうな顔をして、
「でも、今日はこっちを買ってけ」と指差したのが、
彼らの国からきたこの「CHOUNSA チョー(ン)サ」種です。
 
イメージ 1
パキスタン産CHOUNSA、ひと箱だと£4(3箱£10)
 
ケサールも美味しいけど、甘さはこっちのほうが上だよ、
という微妙な言い回しはあったものの・・・・。
ケサールは?、なんか少なくなってるけど・・・・と聞くと、
「もう(シーズン)終わりってとこかな~、仕入れ値も上がっちゃったんだ。」とのこと。
 
がーん。だってどっかのサイトに7月が旬て書いてあったのに・・・。
 
ちなみに、ケサール、先週は£5のところ、交渉で4.5にしてもらったのですが、
今週は公表価格£6、私達(のみならずイチゲンさんじゃない人)には、£5。
なので上のと合せて£9、これ以上は負けられない、ということでした。
 
その後、じゃあ、両方買うから、2箱ともアナタが選んで、と言ったら
ここからです、彼、何個も何個も箱のフタを開け、中身を見て判別、
こっちが「もういいよ」というくらいの熱心さで探してくれたので、
さすが値切りのおウメも感動してしまい、£10札を渡して「これでいい」と言ったのです。
 
でも彼、絶対に£9以上は受け取りませんでした。
 
少しだけやりとりして「だって、£10が元の値段じゃん・・・」と出かかったけど、
これ以上は彼に失礼、と思い、おつりの1ポンドをちゃんと受け取ることにしました。
私達にとってはおこがましくもお礼のつもりのたかが1ポンド、
されど彼にとっては大きな儲けの1ポンドの筈。
でも、次の瞬間、何を上から考えているんだ、とちょっと反省。
 
次に来たときに(オレの国のチョーンサの)感想聞かせてくれよな、という彼に
また(買いに)来るよ、絶対、と約束してバイバイ。

さてさてさて、テニスを見ながら、買ってきたばかりのケサールとチョーンサをカット。
信用しているので心配も疑いもせず、期待して試食。
 
イメージ 2
↑色がまったく違いますね。
 
そうしたら、これ、いままで食べたマンゴー人生の中で一番、本当に甘かった!!。
見た目はペリカン・マンゴーのまずいやつみたいに白っぽくていまいちなのに、
確かに、甘さではすごい。確かに、ケサールの上です。
アルフォンソをも上回る(と思うが、結論は来年の調査まで待て!笑)です。
 
パキスタン人、またしてもウソつかず。彼のまったく言うとおり。
 
しかし実は(食ブログ的に正直に書くと)このチョーンサ、少し繊維質でやや大味、
香りに至ってはケサール&アルフォンソに大きく水を開けられてしまいます。
 
てか、甘すぎ なの。やたらと本当に甘い。
 
ただ、マンゴー独特のきつい香りが苦手な私には全然オッケー。
豊富な繊維分も逆に私には良さそうだし(笑)
世の中にこのマンゴーしかなくっても、
キング・オブ・フルーツ(インド人がマンゴーを自慢するときの言い方)は変わらなくってよ!!
 
画像の箱にも映ってるSINDHRIとCHOUNSAは、
ポピュラーなパキスタンのマンゴー種のようです。
(インドの)ケサールが季節を過ぎてしまったとすれば、インド人街までそうしょっちゅう
車を走らせるのもなんなのですが、あと一回ぐらいはおっちゃんのところに行って
パキスタン・マンゴーの正直な感想を述べてこようっと(律儀なわたし)。
 
そのとき、イギリス人のように何でもかんでもアッブソルートリー・ファンタスティィィック
(訳≒もう、すっごく、めちゃめちゃ良かった~!!)などといっつも同じ言葉
やたらと褒めちぎるのではなく(イギリス人ならそれでいいけど)
ちゃんと感じたままに言ってあげようっと。
同じアジア人同士、きっと通じるって。
 
さてさて、イギリスのテニス好きの皆様、アンディ君はまだ若い。
お歳のフェデ様はともかく、来年また頑張ってもらえばいいじゃないですか!!
 
いずれにしてもひとつのことをずっと続けられる、そういう人はとてもえらく
そして幸せですよね。
 
こんな長文ゴタク、またしても!ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 
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