いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

グレート・ブリティッシュ・ビア・フェスティバル

今朝、義父が送ってくれた本を読んでいて、ふと気づいた、仰天の事実
 
その本は、とあるイギリス人の書いた、
「イギリス社会」入門~日本人に伝えたい本当の英国~
というものだが、以下、引用。
 
「国から国へ移り住んで面白いのは、それまで聞いたこともなかった興味深い人間たちを
見つけられることだ。」
 
↓中略
 
「日本に住んでいたときは、東郷元帥や西郷隆盛、葛飾北斎の人生に心を打たれた。
でも、ポップカルチャーの人気者や、時代を象徴した人たちにも引かれた。
松田聖子に貴乃花、堺正章にドラえもん王貞治・・・・・・・・。」
*ちなみに、「引かれた」の引用は原文まま。
 
ん????
 
ここでウメ子、著者近影を再度見直す。じっくり見直す。
本を手にしたとき、「なんかどっかで見たことあるけど、ガイジンだから、まあわかんないな」
とは思ったのだが、このコリン・ジョイス(Colin Joyce)氏、ウメ子とポチ、
偶然とあるところで会っていたのです。
(シャワーから出たばかりのポチをとっ捕まえて確認し。笑)
 
それは、とある、イギリスらしい、ハイソでアカデミックなパーティー・・・・
 
・・・・ではなくて、
ジモしか行かないような、ロンドン西部の、小さなエール・フェスティバルで(笑)。
彼らとの出会い、そして、コリンちゃんの面白さは、おヒマが少し有りましたら(笑)
過去記事でどうぞ。
 
この時、まさにこの本を(日本で)出版した直後、しかも、過去に著書が他にふたつ(も)、
おまけにニューズ・ウィーク日本語版の執筆者・・・・・・&、えとせとら・・・。
 
ごめん、全っ然知らず(爆)。
 
しかし、この時の酔っ払い同志(エール仲間なので、"士"ではなく、"志"です・笑)の話題と言えば、
ドラえもんの未来と、アンパンマン中のバイキンマンの位置づけと、
泳げたいやきクンを英語でどう歌うか・・・・・・・・・・・のみ。(笑)
コリンちゃん、のび太君としずかちゃんがどうなるかが特に気になっていたようで(笑)、
引用文からしてもだいたいどの時期に日本にいたのか、判りますね。
 
この本の、終始「皮肉めいたジョーク」まじりの文体は、
「イギリス人に特有」か?!、と思いかけていたのですが、半分はコリン氏に特有のものだと、
ウメ子、今は確信しています。
・・・・となると、日本語への訳者、森田浩之氏も素晴らしい、ということですね。
(元会社の同僚で友人らしいから、性格を把握されているのでしょう。)
 
まあ、そんな彼ですが、2010年にイギリスに戻ったため、あの311は経験していないのですが、
この話になったときだけ、とても真摯な表情を見せてくれました。余談ですが。
なんのかんのいいながら日本を好きでいてくれるのですね
(てか、18年ぶりにイギリスに帰ってきたので、すでにイギリス人じゃない、って話でもあるようです・笑)
 
でもね、バラすよ、
どんなに優れた学歴をおもちでも、スゴイ人でも、貴方の一番愛するものは、
ワインでも、ラガーでもなく、イギリス発祥の、イギリスが誇れる、エールです。
ウメ子とポチは、それをよーく知っています(爆)。
てか、隠してないと思うけど・・・・(笑)。
 
イメージ 6
↑結構おもしろいので、機会あったら、買ってあげてね♪
 
そんなコリン氏に敬意を表して?、今日は少し前の八月はじめ、
ロンドン・オリンピックの真っただ中に二回も行った、
(なでしこ中にはアップ出来なかった・・・・だって非国民扱いされそうで・・・・・・爆)
 
いっつも書いていてくどいですが、やっぱし、念のため。
偶然にも同い歳(!)のコリン氏とポチ(どう見てもポチのが若い・・・・失礼)が、
愛しているのは、イギリスのエールです。
なので、このビア・フェスには、外国のビール、ドイツやベルギーのラガーなんざ、ないんすよ(正確には探せばチョットは有る)。
 
イメージ 1
↑わお、オリンピア(イベント会場)がいつもの倍になってる!! ひ、広い!
 
イメージ 2
↑一番人気(なんちゃらチャンピオン)、湖水地方はコニストン・ブリュワリーのNo9
エールの平均アルコール度数が4~6なのに対して、8.5%もある(≒ポチ大好き・笑)
熟成・ビール。
「大麦のワイン」と書いてあります。
 
イメージ 7
↑なので、100万種類あるエールのうち、
ここだけ「一列にならべ!」の指示が。
 
イメージ 8
↑No.9の色。
 
イメージ 9
たまに、ものすごく面白いポチの小ワザ。
すごい、おしゃれじゃん!(笑)
 
・・・・会社からすっ飛んで来たので、スーツで失礼。
明日もすっ飛んできます
(だって1日や2日じゃ飲みきれない~~・笑)。
 
イメージ 10
↑あさり(w/砂・笑)、ウェルクス(≒つぶ貝)はモルト・ビネガーと黒コショウをたっぷりかけて食べるのがイギリス流
のんべの優しい仲間が教えてくれました。
 
イメージ 11
↑食べもの屋台も10箇所以上あり。
ブリティッシュ系、ドイツソーセージ、フレンチチーズ、オリーブ、シーフード、インド、タイ・・・・etc.
いずれもエーラー好み・笑
 
イメージ 12
↑・・・・・・。
 
イメージ 3
↑日本ならそれだけじゃ、喰っていけない? 風船技術。
大繁盛(笑)。
 
(解説:この人たち↑は一般客。風船屋さんに思い思いの形を作ってもらって、
それを買って頭に乗っけているのです。
・・・・深い意味はまったくナシ(笑)
 
・・・いや、ブログにはとてもアップ出来ない形のものを乗っけてた人もいました。)
 
イメージ 4
↑豚の帽子、チキンの帽子、ビールの帽子、魔女・・・・いろいろ売ってますが、
ウメ子お気に入りは、この、サメ版。
 
実は、こういうオモチャやTシャツ屋さん以外に、
CAMRA(イギリス・エール協会みたいなやつ)のヴィンテージ・グッズ
(全部エール関係、グラスとか、小物とか)も売っています。
 
だから、下戸のウメ子も大はしゃぎ。
 
イメージ 5
↑オリンピック中でした。
(左の人、だ、だいじょぶか?)
 
イメージ 13
↑ここで買ってきた、パイント・Tシャツとハーフ・パイントTシャツ
このカワイさが解る貴兄は、相当のイギリス通?!
 
パイント、というのは、ビールの単位のことです。
DAD(パパ)とチビ(DADのコピー)用のペア。
右・ウメ子のは、無理やり、大きな子供用の。
 
(赤ちゃん用も有り、でもそれは1/3パイントにして欲しかったなぁ・笑)
 
いまやニッチなイギリスのエール文化、
コリンとポチと、二アリー・イコールな連中に支えられて、
 
まだまだ、まだまだ!(笑)
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
 
にほんブログ村 旅行ブログ イギリス旅行カテゴリーに参加しています。
ぽちっと押してねっ♪オネガイします。
イメージ 10