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食オタク主婦ブログ

何をそこまで・・・・・・過酷な修行(?)の後の、極上温泉♪♪♪その1

先週はポチの休暇が取れたため、
前々から母と計画していた温泉行きを決行。
 
この歳になってなんなのですが、
ロンドン時代にポチにさんざんお世話になった、ということで、
母がお気に入りの旅館へ連れて行きたい
(つまり親のオゴリ)、というのです。
 
まあ、それも親孝行?・・・ということで(爆)。
 
そこでどうせなら2泊でしょ、と、温泉ツウの父に
1泊目の宿の希望を聞いたのですが、
それが全ての間違いの始まりでした(笑)。
 
ツウなら必ず知っている、栃木県は奥鬼怒温泉郷(秘境)の宿、
手白澤温泉へ行ってきたのです。
 
なんで「間違いの始まり」かというと、この宿、
遊歩道または林道を歩いて2時間~3時間」行かないと
たどり着けない超山奥の一軒宿なのです。
 
(正確に言うと、林道の通行許可を得ている唯一のタクシー(バン)会社に
依頼することは出来ますが、
だいぶ遠い駅(鬼怒川温泉駅)から、前日までの予約となります。
てか、温泉ツウとして、タクシーで行くなんて
許されない・爆)
 
日本アルプスのふもとで育ち、ワンゲルやスキー等
一通りやっている我が父は、同時にかなりの温泉好き。
そんな温泉山男の彼にも、御年80歳でも、
タクシーを使う、などと言う
選択肢は初めからありませんでした(TT)。
78歳・ユングフラウ、79歳・マッタ―ホルンまで行った
実績はあるものの、病気も抱えているし、持病のヒザの調子もある。
何より、80歳・・・・。
 
・・・・・・・。
 
長女(←ウメもも)、さすがに考えてしまいましたが、
昔からこの温泉のことをずっと言っていたということもあり、
前日まで天候と体の調子をみながら、決断することに。
この週は皆さんご存知、沖縄・九州地方に超大型台風が来ていましたが、
前日の奥鬼怒には、雨が少ししか(山のいつもの天気ほどにしか)
降っていないこと、台風がまだ関東北部を縦断しないこと、等も確認して、
決行です(はあ~~)。
 
ちなみに歩くことに関して、キャンパー・ポチ(爆)と、
70代後半でも日ごろからテニスで鍛えている母の心配は全くしませんでした。
てか、運動不足えせキャンパーの自分が一番心配(笑)。
 
それでは、もう2度と歩きたくない(爆)地獄の遊歩道、
うわさの手白澤温泉へ、画像と説明でご報告です。
 
イメージ 1
 
まずは自家用車で世界遺産・日光を越え、川治温泉を越え、
山道をずんずん、奥へ、奥へと走ります。
奥鬼怒温泉郷の玄関口、「女夫淵温泉(旅館)」(←閉館)の前にある、
日光市営駐車場」(結構大きくて無料!トイレもあり!)に車を停め、
登山靴に履き替えて、一泊分の荷物、おにぎり、山対策道具を若干持って、
(トイレに行って)、いざ、遊歩道へ。
(少なくともここをお昼前までに出たほうがいいです♪)
 
・・・・てか、遊歩道ですか?! これ・・・!?(笑)
 
登山のプロの方なら「おさんぽ道」なのでしょうが、
(だって整備されてるし・・)
ウメもも的には、いっとう最初に激しい小山越え・・・・
途中まで階段(急)ですが、そのあと、丸太の山階段になり、
完全に山登り・・・山下り・・・
 
ひえ~~~~っっ(笑)
↑高いところ、大嫌い(笑)
 
左上:駐車場から林道にかかる橋を渡りながら見る、渓谷。
 
左下:見た途端、帰ろうと思った(笑)急な階段が遊歩道の入り口。
(本当はもう1ルート、沢へ直接降りる緩やかな回り道があるようですが、
現在通行止めになっており、今後も復活するのかどうか・・・)
 
ク、クマに注意!!
・・・・・と言われても・・・・(笑)。
(交代で常時、クマよけの笛を吹きながら通行)
 
右上:左下の写真からなお続く、階段・・・
 
右下:ひと小山越えると沢にかかる、大きな吊り橋。
 
ちなみに、小山越えの際に段差の大きい山階段があるのと、
歩き始めて2時間を過ぎるころには疲れてくるので、
トレッキングポールまでいかずとも、「杖」があったほうが絶対ラクです。
(観光客のために木の枝で作られた「杖」が入り口に無料で置いてあります。)
 
イメージ 2
 
左上:小山を上り下りしていた時には、「遊歩道」の「遊」も「歩」も、
なんなら「道」も取ってくれっっ!!
てな、悪態ついてましたが(笑)、
沢沿いに出るとこんな「遊歩道」もありました(笑)。
 
左下:しかし、全体的に"足場"は悪く、
途中、落石しそうな箇所(迂回のための足場が組まれている)を
恐る恐る、でも足早に進み、
 
右上:わあっ、落石がっっ(爆)
 
右下:こんな林の中に出ると、ホッと一息・・・
 
イメージ 3
 
そんなこんなで、でも、頑張りました、
続けて歩くこと2時間弱(5キロ強)、
(てか、バーゲンの時とかTKの中とか(笑)、
5時間ぐらい平気で歩くわけですが、・・・・ぜんぜん違います・・・・)
奥鬼怒温泉郷は最初の湯宿・八丁の湯さんの軒先をお借りして、
30分ほど、お弁当休息です。
(八丁の湯さんは、宿泊者の送迎があります。)
 
みんな全身に汗をかき、山の真夏の気温(25℃程度)でも
体がすぐに冷えてきたので、急いで上半身を全部着替えます。
また、冷たい水しかもっていなかったため、
自販機に暖かい飲み物が売っていて助かりました
てか、そもそも屋根付きの休息所がかなりありがたい・・・。
 
ここで、そこそこ好天だったのに、急に雷夕立(写真右上)で、
どしゃぶり台風の影響も多少あるかも知れませんが、完全に山天気。
スマホ(電波OK)で雲行きを見たりして、
とりあえずの雨が止むまで待つことに。
 
奥鬼怒温泉郷には着いたものの、
目指す一軒宿はここからさらに3~40分、
歩かねばなりません。
右下の写真は湯宿前の車道なので広いですが
次の宿・加仁湯さん(送迎あり)を過ぎてからの「再びの遊歩道」は、
人一人程度しか通れない山道に戻ります。
 
てか、ポチに言われていたものの、良く解ってなかったのですが、
このあとまた、最後の小山越えが待っていたのです(号泣)。
(最初の小山越えと併せて、難関はこの2カ所。)
 
しかも、今までより急で(←高所恐怖症)
おまけに、、、、途中からどしゃぶり・・・足場最悪
(母が丸太の上で足を滑らせ、あわや転落騒ぎに・・・・・大爆)。
 
「なんでこんな苦行してんのよ~~~~~~?!」
と一人泣き入れてましたが、これを越えれば・・・、
このあとに待っていたのは・・・、
世にもマレな、
人生確実に三本指に入る、極上の温泉!!
・・・だったのです。
 
ということで、すでにながーくなってしまったので、
続きはまた明日に致します。
もう少しおつきあいくださいませ。
 
本日もお読みいただき、ありがとうございました♪♪
 
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(いつも読んで下さって、そして応援して下さっている方へ
ガチでこの場をお借りして御礼申し上げます。)

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