いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

手作りベーコンはオイシイ♪♪

日本、とってもいい天気です♪
 
さてさて。
ベーコンと言うと、日本ではスーパー等で簡単に買えるものは
そのほとんどが(てか、ほぼ全部が)添加物だらけ
しかも、平気で不自然な形をしています。
 
もちろん本物のベーコンを作る小さな工場や個人商店などは
ありますが、(昔と比べると格段に増えました♪)、
消費全体から見たら5%にも満たないんじゃないかな。
 
復活、ベーコン作り♪です。
もっとも前ほど食べなくなったので、少しだけ。
 
(ちなみにイギリス(欧州)では本物の美味しいベーコン
そこらじゅうで買えます。
どうして不器用でいいかげんなイギリス人に出来ることが日本で
出来ないのか、全然わからない。
逆に器用だから大量生産する術をすぐ発明しちゃうのかな・・・
もっともその前に、日本には肉文化がなかったので、仕方なく、
普通に知らないことが多すぎるのかも知れません。)
 
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さておき、手間も思ったほどかからず、
超適当でも絶対出来るので、良かったら挑戦してみて下さい♪
市販品とは比べものになりません。しかも値段は変わらず。
 
(・・・イギリスの方は、店で買って下さい・笑)
 
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1.千葉県産の質のいい豚バラ肉が手に入りました。
まずは熱湯にさっとくぐらせて殺菌します。
 
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2.水気をふきとってから、フォークでぼこぼこと突き刺し穴をあけて
あら塩と砂糖(だいたい塩の半分)をすりこみます。
塩の量も超適当(あとで塩を抜くのでそんなに気にしない)。
ただし、最低でもベーコンの表面を覆うぐらいは必要。
(塩はきちんと!という考え方もあるので、念のため、
肉の重さの5%~多くても10%まで。
精製塩だと美味しく出来ないのでミネラルの残った
辛いだけじゃないお塩を使って下さい。安くてもOK)
 
ちなみに、塩と砂糖が2対1ぐらいだと、仕上がりは多少甘めになります。
ハーブもなんでもいいし、なんなら無くても大丈夫。
(↑画像はロリエ。その他ローズマリー、セージ、ナツメグ・・・)
ただ黒胡椒とにんにく
(適当切りで押し込んだり、ただ袋に入れといたり。)
はあったほうがオイシイ。
 
3.それらと塩をもみ込んだ豚ちゃんをジップロックなどに入れ、
冷蔵庫にほったらかすこと最低1週間。
上下をたまにひっくり返したほうがいいけど、
私はしょっちゅう忘れてます(笑)。
 
ほったらかしてたこと自体を忘れても(笑)
2週間位までは全~然大丈夫。
 
その後です。
 
4.ボウルに水を貼り、肉を入れて3時間~5時間塩を抜きます。
出来るなら水をちょろちょろと流しながらがいいですが、
もったいないので1時間ごとに水を取り替える方法で。
 
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ここで端っこを切ってフライパンで焼き、味見をします。
でも、それも面倒ならばやらなくていいです。
5時間ぐらいでは味が抜けきるまでにはならないので、
塩辛くなっちゃったらそれはそれでちょびちょび使えばいいし。
(超アバウトな性格)
 
5.塩抜きが終わったら、天気が良ければ外で日陰に少し干します。
(2~3時間)
私はバットに移し、フタもせず冷蔵庫に一晩置きます。
 
6.今度は火を通します。
(通さないまま次のステップに行くのもあります。すきずき。)
フライパンなどにお湯を沸かしますが、この時温度計が必要。
60℃ぐらいでこの大きさで1時間、じっくりと茹でます。
高温でぐつぐつ煮込んでしまってはダメです。
温度計がない場合は、お風呂よりずっと熱い温度、熱くて手を
ずっと入れてられないけど、でも、瞬間的に全部入れることは出来る!!
ぐらいのお湯を保ちます!(笑)(ガスの火はとろ火)。
 
(不思議なことに茹でても旨みは減りません。)
 
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7.いよいよ燻製にします。でも特別なものは要りません。
ベーコンとベーコンを置くアミなどが入る大きさのフライパンと
径が同じステンレスの大きなボウル、または同じフライパンがあれば。
 
ヘタすると大きなステンレスボウルはフライパンより高いので、
同じフライパンをもう一つ調達、、
というのが投資する場合には無駄が出ません(笑)。
 
"燻製用のチップなんかフツーねーよ 無いし!"、
という場合は、紅茶葉、ウーロン茶葉、緑茶葉でも
大丈夫(香りがつけばなんでもいい。)
それと、砂糖が必要です。チップや茶葉などの半分。適当~。
 
フライパン、アルミはく、チップなどと砂糖を敷き、アミ(100均)の上に
ベーコンを乗せてフタをし↓、中火~弱火にかけます。
 
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注:必ずアルミはくで覆わないと上のフライパン自体が燻製になり(笑)、
使えなくなっちゃいます。
 
本来ベーコンは日持ちさせるために温燻といって、高温にはせず、
じっくりいぶすのですが、この方法だとちょっと火が強いです。
そのため、日持ちはしないけどジューシーになる、
という特徴を持ちます。
でも家庭で、部屋の中で他の家事をしながら作るには
もっとも効率が良いです。
 
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8.約1時間半後、ベーコンらしきが出来上がります!
これをすぐ食べるもよし(ガマン出来ない・笑)、
でもこの時はまだケムリくさいので冷蔵庫で一晩置けば
臭みが抜けてもっとよし(←この時点で出来上がりです。笑)。
 
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あまり日持ちがしない、と言っても、すぐ無くなりますので
心配要りません(笑)。
 
行程が多いのでメンドくさそうに見えるかも知れないけど、
一回にやる仕事はほんのわずかなので
覚えてしまえば、ぜんぜんだいじょぶ。
 
ちなみに、塩漬けした豚肉をただ茹でても
ご存じ、オイシイおかず(茹で塩豚)になります。
昔は塩漬けのみでパンチェッタ代わりとかにもしてました。
また、味付けした卵とかささみ、チーズ等を、この方法で
ささっといぶしただけでも一気に「仕事した感」出ます(笑)。
 
日本では乾燥する冬のほうがベーコン作りに適していると思います。
もしクリスマスにチキンを焼くならば、これ、
ものすごく味方になってくれる。
★おススメ★します。
 
ではでは、週末ですね♪
関東地方、明日は今年初の分厚いダウン・コートが出そうです。
皆さんも楽しい週末をお過ごしくださいね~~!!!
 
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よろしくお願い致します。
 
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