いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

ザ・旅館ごはん、足湯、梅林(一泊二日の美味旅行その2♪)

昨日の続きです。

エルルカン・ビスから車で五分、今回の宿は


もともとここ湯河原には*1
名だたる料理旅館がたくさんありました。
石亭グループもそのうちのひとつ。
ほんとは熱海に行きたいんだけど、予算が許さず(笑)。

昭和のビル旅館はだいぶ古くなってはいますが、
逆にかつての栄華(の名残り)(失礼)がそこかしこに見られる造りは、
昨今のモダン旅館が一朝一夕では出せない
日本旅館の良さとも言え?、個人的には好き。
ただ、ウメももいまだにガイジン目線、てのもあるし、
年齢もあると思うので、若い人にはどうかな、、、と思うけど。

両親の部屋は10畳と6畳の次の間、古代ヒノキの温泉内湯、
トイレ、広い廊下付きの数寄屋造り。
お付きのもの私達の部屋は隣で、8畳と6畳、
ヒノキではないただの木の内湯(温泉)、トイレ付き。
数寄屋造は全室同じだけど、眺めも違うし、値差分はどこかにあります。

ただ、いいお部屋でも、備品は
(アメニティやごみ入れやちょっとした小物やらは・・)
けしてオサレとは言えなかったな(てか、ダサダサ)。
ここ変えるだけでずいぶん違うのに・・・(by旅館コンサルタント・爆)
生花と掛け軸は良かったです(笑)




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左上に相模湾が見えます。
ちなみに、下の大きく見事な庭は、個人の別荘のものだとか!!
(石亭が借景してる・・・・笑)

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お部屋の古代ヒノキ風呂はとても良いです。(ヒノキ以外は良さ半減・・・)
何度も入って温泉を堪能、ぽっかぽか~~。
でも、大(?)浴場は・・・・。
加水・加温・循環(かけ流しでない)・塩素(条例)・・・・。
温泉て難しくて、源泉温度も違うし、枯渇問題もある中
けして源泉かけ流しだけがいいわけではないけれど、
でも、設え含めて何度も入りたいとは思わない浴場です。残念。

次は最大のお楽しみの、夕食。

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3月・弥生の雛祭り仕様の先付と前菜。
雛あられは要らん・・と思ったけど(笑)、白魚てんぷら、
桜鯛鮨、ひらめ鮨、フキからすみ和え、たらの芽入り海老真薯、
全部美味しかったです!


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今回一番と思ったのが、この"季節の魚盛り合わせ"(写真4人前)
ブリ、ひらめ、あおりイカ、やがら。
そして、全て手切りのツマ(白くなく、透明です。)
当然刺身は全て食べ頃だし、みんな甘くて美味しいし、ここいらから
この旅館の料理のレベルの高さを実感。
ちなみに、生魚が苦手なウメももも、このレベルになると、
ポチに自分の分あげたりしないんですね~(笑)

焼き締めの器もすごく良かった~~


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煮物は筍と海老と菜の花。
焼き物は「貝焼き」で、ミル、ホタテ、バイ、トリ+かなり甘い木の芽味噌。
実は母とウメももが貝が苦手として、替えてもらっていました(快く)。
それがブリの塩焼になり、正直最初ちょっとがっかりしたんだけど(笑)
これが絶品だった・・・・(失礼しました・笑)
天ぷらもプロの仕事。ものすご~く軽いです。
蟹天・イカ天が食べたいかと言われると「・・・」だけどね(笑)。

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ごはんも◎ 手作りのちりめんやお漬物も全て◎
オレンジも紅ほっぺ(デカい!!)も手抜きなしの美味。
さすが、一連通して良い素材なのがわかります。

そこまで高級なものが出てくるわけではなく、
(でもこのイチゴは高いとみた・笑)
ザ・旅館ディナーで、ありふれているかも知れないけれど、
きちんと美味しい、それでいい、それがいい!って感じ。
(ちなみに、うらはらに80歳のウメもも父は美味しく頂いたけど、
ありきたりの旅館料理が、いまいちそそられないんだって・・
・・・エルルカンのが良かったらしい・笑)

担当仲居のMさんによると、料理長は60代の方で
3人ほどの候補者の中からオーナーが引き抜いたとか。

ポチは大山臥龍梅を頂いてご機嫌
お酒もポチ好みのものがあったらしい。

さて、朝食も大満足でした。


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一部の市販品が×だけど、このへんの名物の干物も焼きざましでは当然ないし、
煮物、イカ納豆、お漬物、みんな美味しくて
朝からみんなでごはんをお代わりしちゃいました(笑)。
ウメもも的には後から出てきた甘いふわふわ卵焼きにKO(笑)。
貝が苦手と言ったもんだから(別にアレルギーと言ったわけじゃない)、
男2人には大きなあさりの味噌汁が出てきたのに、
女2人にはナメコ豆腐汁が・・・・
(貝以外の焼き物に期待した、自業自得・笑)

ところで卵焼きの器なんかがそうですが、
老舗旅館では時々、
「置いといたらアンティークになっちゃった」(笑)と思しき、
素晴らしい器に出逢えることがあります。
盗みたい衝動をグッとこらえて、しばし愛でるのみ(大爆)。

貝の気遣いもそうですが、その他にも担当従業員の裁量に任せられた、
高級旅館らしいサービスを2つ(ここに書けないけど)頂きました。
これでだいぶ印象↑↑↑

両親もとても喜んでくれて一応、この旅館には感謝かな。

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さて長くなっちゃいましたが、チェックアウトの後は
湯河原町営の足湯(公園)・(国木田)独歩の湯
(旅館からタダ券(\300円分×人数分)もらった・笑)

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それぞれ湯温が違ったり、足場には石や突起が設けられていて
効能が違う、(ということになっている)。
右上はかなり熱くてポチも父も入れない~の図。

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足湯で温まったあとは、そこにある町営のマッサージで
男2人ご満悦(15 分 \1,000.-)(安っ)

さらに町営の食堂でたんたん焼きそば(湯河原の町起こしご当地麺)
(父、何より大好きなのがソース焼きそば。~~;)

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担担麺の汁で焼いたような味でピリ辛ひき肉が乗っている。
でも、一方でポチがとってくれたフツーのソース焼きそばの方が
美味しかったらしい(笑)

その後は梅林を見に。
ちょうどお祭り中、ギリギリ満開(のあと)的な・・・

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自然がいっぱいで気持ちいい~(天気は悪いけど~~;)

**************

夜ごはんは横浜に戻り、例の
「肉イーター母」を連れて来たかった、カウベル本店(過去記事コチラ)にて。

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ところが肉女子母のまさかの裏切りピザ喰い(笑)。
ステーキ屋でかろうじてサイコロステーキごはんだけ。
(↑ジュジュッとタレをかけてます。)
左上は名物「シーザーサラダ」用のグラナ・パダーノを削る
パフォーマンス中。美味しいと親にウケてました。

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以上、親用記録で長くなってしまいましたがご容赦下さいね。

ポチ、今回もありがと~~~


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*1:最近ちょっと元気がないんだけど