いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

エルルカン・ビス(一泊二日の美味旅行、その1♪)

毎度おなじみ、親孝行と称した(笑)、美食旅
今回はウメもも両親と湯河原温泉一泊二日紀行です。

まずは初日。
両親はともに3月生まれ、なので、
県下屈指(あくまで県下ね・~~;)のフレンチ@自然の中、
バースデー・ランチと称して行って参りました、


オーナーシェフは銀座レカンで修業されたのち、渡仏、渡伊、渡ベルギー、
あの青柳(徳島の日本屈指の料亭)にもいらしたことがあり、の、ベテラン。

ウメももごとですが、
湯河原に移られる前の恵比寿「エルルカン」はウメももの
超グルメ友(34歳で突然亡くなってしまった・・・)がお気に入りだったんですね~。

山と山に囲まれた温泉地は坂だらけ。
狭い旅館街および住宅街を抜けて上へ上へと上った一軒家。

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東京のビル群もいいのだろうけど、やっぱり自然の中コンセプトが大好き(笑)。
オイシイものへの期待感とともに、気分はうきうき・・・。
ちなみに急な階段を何段も降ります。

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このへんの別荘でも買ったのかな?と聞いてみると、
いちから建てられたそうだ。

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全てがシンプル。
スタイリッシュですが、今の流行りで、
先日合羽橋で見たような今風業務用皿もちらほら・・・(爆)

ランチは\3,500.-(肉か魚)か、\5,000.-(フル)(税・サ別)の2種類で、おまかせ。
おそらくお得感やメインの素材が良いのは高いほう・・・と見込み、
フルコースをチョイス。

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アミューズの玉ねぎのスープ。あつあつ。チーズパイ添え。
さらさらとして、サワークリームの酸味もあって、美味しい♪

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1の前菜、手打ちパスタとホタテ・あさり・カブ・りんごの
カレー仕立て。
おっパスタだと思ったら、冷たい前菜でした。
イタリアンあえもの、カレードレッシング的な。
美味しかったけど、母のあさりに「ジャリッ」(!)がひとつ・・。
ざんねん・・

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2の前菜、レバーパテ、カラメリゼ、りんごのジャム(ソース)。
めっちゃ美味しい!
レバーの鮮度もあるけど、これは私には作れない(←当たり前だぞ~・笑)
4人でうなった、文句なしの一品。

でも、コレ、実はものすごく小さい(4センチ四方な感じ)・・・・(笑)

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この日はランチコースの魚が2人分で無くなったとのことで、
もともとのコースだったキツネメバル(黒ソイ)のガーリック仕立て(美味!)と
真鯛ポワレ、ポワロー(リーク)ソースになりました。

真鯛は天然です。」、と、女性の給仕の方がおっしゃるので
「へえ~、天然なんだ!」と言ったら、
「ウチは黒ソイも含めて全て天然しか使いませんっっ」
などと語気が強く・・・・・

ゴミンネ、ここは漁港が近いので、磯魚は解るけど、
真鯛もだなんてすごいね、って意味だったんだけど・・・。
いや、別に私から先に聞いたワケじゃないし・・~~;(笑)


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ところがその天然真鯛、食べた2人ともが少し魚の臭みを感じ・・・
(爆)
ガーリックスープ仕立てのほうは磯魚の良さだけが残っていて
美味しかったけど、リークのソース含めて急きょ作ったからかなぁ、
ここは日本&漁港、、、ちょっと残念!
ちなみにリーク、日本ではバカっ高い(てか、そもそもあまりない)ので、
真鯛と併せて良心的な代替メニューだったのではないかとは
思われるのだけど・・・。

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メインは仔鴨。仏産。赤ワインソース
当然冷凍ものですが、腕が良いのでこれも◎
シンプルな野菜のガーニッシュも美味しい。
でも、おフランス産は要らないから、
足柄(地元)牛のオングレでも出して頂けるとウレシイな・・・(寝言)

このあと「小さなごはんもの」というのが出ます。

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しめさばの燻製混ぜ、ガーリックごはん。
日本人には嬉しい味ですが、ここでこのシメ、
ジャパニーズ・フレンチです。



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第一のデザートはティラミス(下はブリオッシュ)、
和三盆のミルクジェラート添え(ジェラート最高!)。
材料が良く、とても美味しかったです(作れるけどね・・・爆)。


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実はこれ、シェフのスペシャリテ。第二のデザートの
ココナツ&練乳入り(ブラジル)プリン。絶品!
仕方がないのでスイーツ星からやってきた父に半分あげました(泣)。
プロの仕事。
ココナツの良さだけが生きている、濃厚なプリンです。
以前イタリアはアルバで、人生で一番美味しいパンナコッタ(笑)
てのに出逢ったんですが、それ以来の感動(TT)でした。

これにコーヒー、エスプレッソ、ミントティー、紅茶(カップ)の
どれかが付きます。プチ・フールはナシ。

ガラス張りの店内からは竹林だけで、雰囲気も良いです。
客層は地元人・・と思しき方々と観光客と半々な感じ
(そんなわけでか、ランチに限って言えばかなりカジュアル・・・)
でも、地元に愛されてなんぼ、だとも言うしね。

ランチコースなので、サーブしやすいメニュー構成
(あらかじめ出来ているか、
その場で調理する際はシンプルなもの)
ではありますが、だからと言って手抜きはないし、
何よりオーナーシェフがちゃんと作っています。

感じの良い、わかーい男性給仕の方が全員食べ終わってないのに
メインの皿を下げようとしたとか(爆)、
渡したジャケットが誰でも通れるロビーのハンガーに
ぐっちゃぐちゃにかけてあったとか(大爆)、
(ウメもも最後にトイレに立った際に、私と父の2人分のジャケット、
直しましたよ・爆)

(真鯛怒られちゃったり、とか・・・)(爆)

まだまだホールのサーヴィスに若さ(?てか基本が・・・・)が目立つけど、
シェフの腕が確かなのと、何よりリーズナブル!!
(東京だったらこうはいかない・・)なので、
全体満足、リピ有りです。

両親も完食、大満足してくれました。
特に年寄り(&女性)にはちょっとずつのコースが嬉しいですよね。
(結局結構食べてるんだけどね・笑)

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ゆっくりランチをしたあとは、すぐ近くにある旅館へ直行。
お料理が美味しかったので、明日ご紹介します。

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