収納家具で満足するものが見つからず、
いまだ片付けが終わってない状況です(~~;)。
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さて、シンガポール記、今日は飲茶まとめ。
若い頃、自費&社費で香港に通った(爆)ころから
大好きな(広東式)飲茶。
お茶を飲みながら點心(ディムサム)を食べることですね。
その後、ご存じ中華の本場・シンガポールに暮らし、
土曜日という土曜日のブランチはほとんどが飲茶!
(高級店でも飲茶(昼)なら行けるからね~・笑)
ゴタク記事にも書いてるけど、とりあえずその中で一番好きなのが、
飲茶の時だけメニューに現れる、フカヒレ餃子スープ~。
↓
(大きな餃子の中には海老やらホタテやらもゴロリ♥)
「おひとり様仕様」でフタ付きのスープ椀等でも出てくる、
點心では高級な部類。
「おひとり様仕様」でフタ付きのスープ椀等でも出てくる、
點心では高級な部類。
たいてい他の點心が日本円にして1皿300~500円程度なのに対し、
これは倍以上の700円とか、1000円とかのところも!
ポイントは小龍包のように餃子の中にも
海鮮味のスープが入っているので、
周りの違う味のすっきり上品スープとコントラストがあり、
さらにその二つを混ぜるとめっちゃ美味しいトコなのです。
当時シンガポールに有った名だたるレストランのうち、
ピカ一だったのが、マリオットホテルの
ここの餃子の中のスープと周りのスープは
とぢらも違う味で絶品!でした。
飲茶だけなら昨今ロンドンにも美味しいお店があったので、
(日本では行ってません ~~;)
ハッキシ言ってこれだけを楽しみにしてきたところがあったのですが、
あれ?・・れ?
メニューにありません(!!)
(すぐにイヤな予感・・・)
聞いてみると、ええーーーーーっ!?
なななんと、
「現在フカヒレを含む商品は一切出していません。」
だと!!
3年ぐらい前でしょうか、ロンドンにいた頃、TVで
日本人にも大人気のセレブ・シェフ、ゴードン・ラムジー
(彼自体は私も好きです)がプレゼンターとなり、
「残酷フカヒレ漁特集番組」をやってました。
どんな業界にもいる悪徳業者を取り上げたものですが
(確かにヒレだけ切り取った血だらけのフカを
海に次々投げ捨てている図は残酷だったけど~~;)
そうではなく、
善良な中国人業者も、
日本の気仙沼の業者も全ていっしょくたにされ、
4千年の食文化「フカヒレ料理は有り得ない」と
勝手にレッテルを貼る、とても不愉快な番組でした。
それは発端ではありませんが、バカ大騒ぎして、
ロンドン中華街からは一切のフカヒレ料理が消えたんです。
(中華街のボスもたいしたことないな・・・爆)
長くなっちゃうけど、中国人にとってフカヒレって・・・
高いけど、別に金持ちだけが食べるものじゃなくて、
一般庶民でも、たとえば、おばあさんの80歳の誕生日だから
お祝いに家族で食べるとか、特別なものでもあるのにね・・・。
で。
まさかのシンガポール(中国料理圏!)で、
こんな老舗のチャイニーズ・レストランから
まさかのフカヒレNG!!!
世界はそんなことになってたのか・・・・
思っても見なかった展開です。
・・・とりあえず仕方がないので、他のもの。
メロンパンみたいなそぼろクッキーの乗ったふわふわの
チャーシューパン(ポチ大好物)、腸粉、シウマイ、
ぷりぷり海老揚げ、ガーリック排骨、あまから鶏足
チャイニーズ・ソーセージと鶏肉
ぴかぴか輝くもち米のオイシイちまき。
(日本では絶対食べないけど。)
メニューにはお馴染みのものだけですが、
ひとつひとつがきちんと、上品でとても美味しいです。
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フランスのガバージュ(フォワグラ飼育法)にも
もの申す風潮がありますが、残酷なのはいけないけど、
混同して偏見?して、人のごはんに全面禁止まで言うって
・・・本当に余計なお世話。
と、食文化論みたいなことを書いてますが、
単に自分が食べられないのを怒っているだけです(笑)。
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で、ははーん、米系ホテルからは全部
フカヒレが排除されたな、と見つつ、でも
どうしてもフカヒレ餃子スープが食べたい私(爆)、
頼みの綱?は、マンダリン・オリエンタル(香港グループ傘下)の中にある
やはり老舗の高級チャイニーズ・レストラン
「チェリーガーデン(桜桃園)」に問い合わせると、
あ、あら、びっくり、お前もか状態。
(あとで調べたらシャングリラ、ペニンシュラ系も全滅!)
困惑?気の毒?気味にチェリーガーデンのお姉さん曰く、
「シンガポールのホテルは全滅よ、もし食べたかったら
プライベート・レストランに行くことね」とのこと。
ここで負けてはいられません(笑)。
で、パラゴン・ショッピング・センターにある
シンガポールオリジンのレストラン・グループ、
クリスタル・ジェードのパラゴン店
したら、ありましたありました、
フカヒレ料理が満載、わんさかと。
で、また別の日にそこで飲茶。
チャーシューパイ。
上のチャーシューそぼろパンとは違います。
甘~い叉焼が入っているところは一緒。
(ポチはどっちでもいいです・笑)
ジェードのパン屋さん部門でも気軽に買えます。
(ニ―アンシティ(高島屋の近く)にある)
チャイニーズ・パイはサクサクとして美味しいですね♪
全体的にWan Haoより味が濃い目ですが、
そこそこ高級感漂う店内でそこそこに美味しいです。
左上のカスタードまん「甘笋流沙包」、
外ふわふわ、中のあんこ・・じゃないカスタードが
とろっとろあつあつでしかも塩卵の黄身で出来てます。
これは美味。
左下「竹苼上湯鮮竹巻」
きぬがさ茸の湯葉巻、上湯(ショントン)スープ、もGOOD。
そして、さて、10年ぶりのフカヒレ餃子スープ!
↓
・・・・でも、残念ながら餃子部分が初めから破けてて、
中からスープが出ちゃってた・・・
=コントラストが楽しめない!⇒大きく×××!
ここが大事なんですけどーーーーーーー!!
でも、そもそもスープの味も上品じゃなかった(爆)から・・いっか・・
↓
上の画像の左にあるのは、赤酢(w/しょうが)
これをかけても美味しいです。
ジェードグループ各店には良く行きましたが、
フツーにソツなく美味しいけれど、飛びぬけて美味しい、
と思った記憶はない。だから特にどうでも良かったのですが、
フカヒレいじめ?に負けず、頑張ってる姿を見て
大いに旗降りたくなりました。
シンガポールはまだ異文化混合国家ですが、
上海のホテルからもフカヒレが消える事態を
国民はどう思っているのでしょうか??
クジラもそうだけど、日本人からマグロのお寿司を
取り上げるようなもの・・・そこまで常食してないか・・。
さて、以下はシンガポール・チャイナタウンで
朝からやってる格安飲茶の屋台にて。
普通に美味しいけど、やっぱり安いなりの味かなあ。
この時期、どこでもかすかにドリアンのにおいのする(笑)
懐かしいチャイナタウンで朝から飲茶をした後は、
日本人駐在員ご用達の
潮州明マッサージセンターへ♥♥
(マジ懐かしい)
お店のポイントカード駆使してましたが(笑)。
ここで1時間、肩と足、部位によっては激痛マッサージ(爆)を受け、
午後からのショッピングに備えたのでした(笑)。
一部の人以外、日本語はもとより英語すら通じませんが、
格安です、スパもいいけど、シッカロールはたかれちゃうけど、
こっちがおすすめ!!(笑)
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まあ、いろいろと思うところはあれど、
無事フカヒレ餃子スープが飲めてよかった~~。
中国人はたくましいから私なんかがハラ立てる必要も
ないかも知れませんね。
てかフカヒレ自体には味がないし、
この場合、食感ていうよりスープなんだから、
別にフカヒレが入ってなくても、海鮮スープでいいって話も(笑)。
どうかシンガポールを代表する、名だたる中国料理屋さん方、
せめて"海鮮餃子スープ"を復活させて下さい~~
オネガイします~。
同じように感じておられる方、
「フカヒレ餃子スープ同好会」に入りませんか?(ウソ)(笑)。
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ゴタクまでお読みいただき、ありがとうございました。
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