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食オタク主婦ブログ

いよいよ「白」トリュフを食べる!!(こわごわ・・・笑)

今回の北イタリア食の旅のハイライトは
 
もともとこれに行きたいがために計画したのです。
 
おらが村のおらが食をこよなく愛する
イタリア人の食祭りは各地に数えきれないほどあり
(フード・フェスティバル・イタリーという分厚い本が有る。てか、所有・爆)

たまたま白トリュフが採れたアルバという小さな街は、
それで世界的に有名になったところです。
 
イータリーの本店があるトリノもチョコレートのみならず
二年に一度食の見本市も開かれるという、食の大都市。
アルバの白トリュフ祭りと組み合わせて
(あーんど、バローロとバルバレスコ、銘醸たくさんですね♪ 笑)
世界中から食通たちが集まってくるとか。
 
ウメももたちは実は新婚旅行(百年前・爆)の際、フィレンツェで
旬の黒トリュフたっぷりパスタを食べて以来のトリュフファン。
ちなみに、気軽に言ってる「トリュフ」という単語は、お仏語。
英語では「トラッフル」、イタリア語では「タルトゥーフォ」です。
カタカナで無理やり書けば、だけど。
日本では、ジビエ(仏)にしてもピザ(米)にしても
その食文化が入ってきた国の言葉をカタカナにしているので、
海外にいて違和感を覚えること、しばしば。
本当はその国の言葉を使うのが良さそうかなと思いますが、難しいですね。
 
さて、産地ではない日本では一枚、二枚?が仰々しく乗ってくるだけの
そのトリュフがフィレンツェでは
これでもかっっというほど乗ってきて(全然高くないんですよっ!)
これまで味わったことのない香りと味にノックアウトされていました。
 
なので、欧州在住の際にどうしても白トリュフを
食べてみたかったのです。それも当地で。
 
人間、念ずれば願いは叶う!(・・・こともある・笑)
 
まずはトリノへ向かい、イタリアンバスなんて信用してないので、
前日にバス乗り場を確認しに行き(でも実は結局わからず(爆)
めぼしをつけてぶっつけ本番!→結果、たまたま当たり!笑)
バスでえっちらおっちら一時間も揺られて二日がかりで行くなんて
食い意地 いや、根性がなければ無理です。
それでも、日本から出かけるよりは数倍楽。
(それか、お金のある方はツアーかタクシー等で・笑)
 
今回、アルバのホテルだけは夏(2か月前)に予約。
昨今の大手ホテル予約サイトで、
キャンセルの利くところを早くから押さえておけるので、便利です。

その時でもすでに結構(6割ぐらい?)埋まっていたので
個人旅行の場合は早め早めに動くのが肝心。
そんな中、今回のホテルはこちら。
たまたまトリノから乗ったバス会社の終点(ターミナル)と
目と鼻の先にあり、ただの偶然でしたが結果として超ラッキーでした。
(バス会社は複数あります。今回は片道€6.4/一人)
アルバ駅からも旧市街からも少しだけ外れますが、
普通に歩けて普通に快適な宿。
ただ、日曜日の夜レストランがやってない!
ホテル内、しかもそこそこに評価されてたとこなのに!
てか、お祭りは土日のみなんですよ~~やれやっっっ!って感じ。
・・・さすが欧州(苦笑)。
 
イメージ 1
 
アルバの旧市街一番の通り、ヴィットリオ・エマヌエーレは
この祭りの間、人人人でぎゅうぎゅう詰め。
よくもまあ、こんなに人を収容できるホテルがあったもんだ、
と一瞬思ったのですが、周辺のイタリア人が車で来て
その日に帰ったりもしているようです。
ウメももたちがレストランで知り合ったワイン&食好きの
女性はオーストリーから一人で車で(五時間!)来てる、
と言ってました(!)(→道路まで大混雑)
 
ではトリノからお昼頃着いてオナカもペコペコだったので、
早速、白トリュフ&黒トリュフざんまいです!
 
しかし、予約をしていなかったため、リストランテ、トラットリア等、
ほとんど13時ころまでは満席、満席。
もうこの際入れるとこでいいやモードになり、少しだけ待って
こちらの、その名も「アルデンテ」というトラットリアに滑り込みセーフ。
(なんとかなるとも言いますが、当日その場で目星をつけたお店には
ことごとくフラれたので、是非下調べと予約をおすすめします・笑)
 
イメージ 2
イメージ 3
↑「これが、白トリュフだっっっ(byポチ)」↑
 
・・と、えばって終わりたいとこですが(笑)、実は"たどり着くまで"があり。
 
まずは、「白トリュフをかけたいメニュー」を選びます。
前菜、パスタ(プリモ)、メイン(セコンド)、だいたい何にでもかけてくれます。
ポチもそうですが、だいたい皆さん、オーソドックスにシンプルパスタの上に。
これは、この地方の方言で言うところの
タリオリーニ(細~いロングパスタ)で、タヤリンと言います。
ここではシンプルにバター(ヤギか?)和え。
ふつーに美味しかったですが、そこに念願の白トリュフをかけてもらうわけです。
 
そうです、
まずは量りで量ってから、シャカシャカシャカッ!!
おおっ、テレビで見たやつですねっ(笑)
そして、お客様のお好きなところで、スト――――――ップ!!
 
その後、また量りに乗せて、どれだけ散財・・違った、どれだけの量をかけたか
恐怖の計量をし、引き算、その後
そのレストランのレートをかけてお支払するしくみです。
 
怖え~~~~(笑)
 
なんでこんな怖かったか、というと、トリノのイータリーで
我々すでに白トリュフの価格を知ってたからなんですね~~。
(てか、知らなかったら、もっとビックリ。笑)
しかも、それは販売価格。レストラン・レートではないわけです。
イメージで書くと、ゴルフボール大のもので€100を軽く超えます(!)
だいたいの価格100グラム€300は黒トリュフの実に10倍!!
 
初心者のポチ(てか、シャカシャカ法は最初で最後・笑)の
結果としてかけた量は、6.9g、して、お支払いは、€27.6でした。(パスタ別)
(↑ここ、大事よね・笑)
このあと、白トリュフを散々見ますが、計算上は100グラム€400、
まあまあかな。わからん。
でも明瞭会計ではありますね。
おそらくこの時期、同じアルバの同等のトラットリアなら
そうかけ離れたレートになることはないのでは?と思いますが・・・。
ただし、お店側もちゃんと素人の旅行者に合わせて
そうアコギなかけかたはしていませんでした。
 
いずれにしても心臓に悪い(←貧乏人・笑)。
(いや、今思えば、もっとかけさせてあげれば良かったという気も・・
ウメもものにらみ光線が強かったかも・・・・笑)
イメージ 4
↑白トリュフ以外にここで食べたもの。
(店内暗くて写真が汚いの、お許しを。)
 
左上&右上ウメももの前菜はピエモンテ州の郷土料理の
チーズ・フォンデュFondutaです。
チーズとそれからクリームかミルクが混ぜてあり、とろとろで温かい。
これにイタリアの黄身色が鮮やかな生卵を落としてある。
少し塩分が多いものの、うんまーーーーーー。
 
左下はポチの前菜、これもこの地方の郷土料理、
カルネ(肉)・クルーダ(生)です。タルタルですね(どっこにでもあります)。
良いレストランでは、機械でミンチにするのではなく、手切り。
味付けも非常にシンプルで、塩、胡椒(効いている)、レモン?オイル。
脂身の少ないのは、多分、仔牛肉だから。
さっぱりとしてとっても美味しいです。オイルも美味だしね。
それの贅沢黒トリュフがけ。でもこれで€13!安っ!
右下はウメもものパスタ、でキノコ(ポルチーニ含)のクリーム・タヤリン。
(はっきし言ってこれでいい・爆)
これも普通に美味しかったです。
 
高級店ではないし、洗練されているわけでもないけれど、
普通にちゃんとした郷土料理が食べられるお店って感じでした。
 
てか、美味しいワインが安いこと安いこと。
イタリアでは、ワインは特別なものでも、
オサレなものでもなんでもないですからね~。
(バローロさん達は別ですが・笑)
 
さて、長くなってしまったので、午後の
メイン・イベント「白トリュフ祭り」は次回に致します。
一部、「なげ~」と苦情が来ますので(爆)
(でももう書いてあるので、すぐアップしますよ・笑)
 
ここまでおつきあい下さり、ありがとうございました~!!
 
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