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食オタク主婦ブログ

【六本木】銀座の名店「よし澤」を六本木ヒルズで!~本格カウンター懐石(ランチ)が楽しめます~

ロンドン時代の悪友親友「優美ロンドン」のShigemiさんが一時帰国中です。息子のトーマス君が4年ほど前に母の故郷である日本に住み始め、その後紆余曲折、仕事も順調に立派に独り立ちしているのですが、そんな彼の部屋に「イソウロウ出来るぅ~~~♪(嬉)」ということで息子に嫌がられながらこの秋からは日本に長期滞在して彼女も自分の仕事を頑張っているのです。そんな彼女の販売会(彼女はテーブルコーディネーターで、みずから企画したテーブルリネンを販売しています)には毎回ケータリングのお手伝いをしていた私も今回は無罪放免!たまたまお役が無く、お互い忙しかったのですが、同じく一緒に販売会のお手伝いをしてくれていたチーム、美貴子さんと由紀子さんとともに久々の再会!と相成りました。Shigemiさんの希望でちゃんとした和食、ということだったので、選んだお店は・・・

銀座「よし澤」、、、の支店、六本木「よし澤」(公式サイト)(日本語での予約リンクはここからはいけないようです。(;'∀'))

私は一休レストランで予約しましたが、他にホットペッパー、ぐるなび、食べログからも予約できます。

 

 

 

→「食べログ」で六本木「よし澤」を予約する

→「ぐるなび」で六本木「よし澤」を予約する

  六本木ヒルズのウエストウォーク5階にあります。(必ず迷子になるので初めての方は下調べを入念に・・・今日、二回外人に場所案内したよ・・(-_-;))  このレストラン街はちょっと前までデパートのレストラン街と同じような感じだったのですが、リニューアルし、今度はかなり有名なお店を引っ張ってきたようですね。名だたる名店が名を連ねるようになりました。しかも各店舗、設えにお金かけてる・・・(それだけ敷居も高くなり・・・( ;∀;))

六本木 よし澤

ビルの5階とは思えぬ門構え~~(中も凝ってましたよ!)

 さて、本日はたまに帰って来るイギリス人(shigemiさんのこと)のために、すこーし贅沢してランチの6000円コース。(一休では税込み6480円と書いてあったのが(8%で+480円)、しっかり10%上乗せの6600円でした。たぶん、データを変えてないんだと思いますが、もう税が変わってからだいぶ経ってるので見直されたほうが良いかと存じます、一休さん・・・・・爆 てか、変えなきゃいけないのはお店の方なのかな。)  先付、お椀、強肴、焼き物、煮物、食事、甘味、の懐石(とお店が書いている)コースです。しかも、よし澤さんご本人が(銀座でなくこの六本木で)目の前で包丁を握っておられます。私たちよりお高いコースの外人さんのカップルが彼の目の前、特等席でしたけどね・・・。でも、その代わりイケメンの若い副料理長クン(32歳!)が我々妙齢女子(爆)をおもてなししてくれましたよ!

六本木 よし澤

①食前酒と②先付けと③お椀

 ①食前酒はほんの一口ですが、白ワイン。我々は飲まないので、それを煮切ったバージョン(甘いぶどうジュース一口ね。笑)。でも、ノンアルも言わずとも最初から準備されているところはさすが、女子を意識しておられます。

 ②先付けはキンメダイのきのこあん。普通に美味しいですが、個人的にはコースの最初にしてはほんとに普通だな、という感想を持ってしまいました。もう少し期待感持たせてくれてもいいのかな、と。(はい、寝言です。)

 ③お椀 でも、奇をてらったものはなくても(それが本来の茶懐石の心!)、さすがのお椀。クエのカブすり流し仕立て。オカワカメで隠れています。美味しいです!クエも大きかったですよ(高級魚・笑)

六本木 よし澤 スペシャリテ

絶品のスペシャリテ "さわらのワラ焼き"

 ④お次はスペシャリテ(名物とおっしゃっていた)、「鰆の藁焼き」これは美味しい!瀬戸内を旅行した時、鰆のお刺身は食べたことはありますが、そもそもあんまりお刺身で出てこないお魚ですよね。藁の香を逃さないために、醤油やポン酢ではなくて塩と青森ニンニクの薄切りとワサビで。とても香りが良く、身はやわやわふんわり溶けていくようで、それでいて味が有る(もうすぐ旬だし!) 厚切りだし(笑)、もう一度食べたいです。下の玉ねぎ等お野菜のためにポン酢も用意してくださってます。ほんと、スペシャリテですね!器も、、欲しいです、、、。乾山ですね。

六本木 よし澤

さらに絶品!タダのブリ照りじゃない!

 ⑤続いて出てきたのは、ブリの照り焼きと海老芋のからあげ。これも見た瞬間は正直「ブリ照りかぁ・・・・」だったけど、なんと、これが絶品でした。私は魚は少しでも臭みがあると途端にあまり食べたくないほうなんですが、臭みなぞもちろん皆無、皮はパリパリ中は脂ものって、でもくどくはなく、あつあつ、甘辛の味も完璧!今の時期まだ北海道でとれるブリがこんなに美味しくなるなんて、プロだなーーーーー。と急にこのコースがとてもリーズナブルに感じてきました(笑)。これ、もうひとつ買いたい・・・・。ごはんも欲しい・・・。

六本木 よし澤

⑥聖護院カブのホタテあん

 ⑥お次は聖護院カブのホタテあん。あれ?きのこあんの先付けとちょぴっとカブってる(シャレではない・爆)とは思いましたが、まあいいか、普通に美味しい。(つまり、焼きが最高なんですね、このお店。) 右下の画像の奥にかまどが見えます。あれ全部焼き物なんですよ! ごはんを炊いて下さっています♪

六本木 よし澤 スペシャリテ

これも名物だそう。ごはん七変化!

 さて、最後にごはんです。私たちの目の前で特注の信楽焼のかまどと信楽焼の土鍋で炊いてくれた、福井の新米は「いちほまれ」。(知ってる?新潟のコシヒカリって福井で開発されたとか?!) まずはアルデンテ(芯のある状態)で。その後、まだ蒸らす前の一口、そして蒸らして炊き上がったばかりのごはん。お代わりもちろん自由。添えられた香の物(器が大変だね・・・笑)はていねいに作られていて、もちろん塩辛いなんてことはなく、すべてオイシイです。ちりめん山椒も。ただ、個人的には美味しいお米を知り尽くしているため(言い過ぎか、笑)、感動とまでは行きませんでした。でも、楽しいですよね。京都の懐石でもあるあるだけど、日本人で良かったと思う瞬間です。(シャレで私の鳥獣戯画のハンカチを置いてみました・笑)

六本木 よし澤 スペシャリテ

炊き上がりました!

六本木 よし澤 スペシャリテ

最後にもう一度おこげを作ってきてくださいます。&デザート

 おこげはあつあつをちぎって出汁みりん醤油をかけてくれます。おせんべ好きのshigemiさんがお代わりしてました(笑)。最後のデザートは2つからチョイス。左が「酒かすムースと丹波黒豆」で、右が「わらび餅」。和菓子の先生としては(誰がよ?笑)ムース一択ですが、これは美味しかったです。わらび餅は我が師(←シャレじゃないよ・笑)の勝ちかな(ワタシでも出来る)。本物のわらび粉は高いですから・・・。それよりも一口デザートなので、もう少し量があると女子受けするかも知れません。これ2種でもいいんじゃないですかね?そんなにコスト(手間含め)がかかるとは思えません。(この後私たちハーブス行っちゃったもんね・爆)

 このコース、お支払いは個々人の場合お現金です(カードは全員でなら可)。東京都心で食事をする時にはどんなジャンルのどんなレベルのレストランでも必ずつきまとう、驚愕の家賃問題・・・。六本木ヒルズ5階の「よし澤」さんのカウンター席は後ろの壁(窓)を全部オープンにすると、吹き抜けが現れて壮観ですが(向かい側のグランドハイアットホテルの滝を借景になかなか考えられた造りで、ちょっとしたサプライズ!)場所代が半分ぐらい少なからず入っているため、お店側もギリギリで頑張って下さっているのがわかります(その代わり、夜は高いよ・・爆)。いずれにせよこの技術をランチで楽しめること自体がおすすめです!(器やしつらいも全て本物の高級感あり!) 六本木ヒルズからはクリスマスシーズンに合わせた東京タワーが良く見えるし、東宝シネマも完備。大人のデートコースに如何でしょうか(笑)

本日もお読み頂き、ありがとうございました。

 

東京タワー イルミネーション

東京タワーが、クリスマス?! まだ?!?

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