皆様、2014年明けましておめでとうございます。
ロンドンはあいにくの雨ですが、夫婦2人風邪もひかず、
仲良く(?)、元気で新年を迎えることが出来ました。
(一匹、まだ寝てますが・・・笑)
考えてみれば、「ロンドンの自宅でお正月」は初めてで、
世の在英人の方々はいったいおせちとか、
どうしてらっしゃるのだろう、と、ここで初めて考えてたりして(汗)。
イギリスに住んでから年末年始はいつも外に逃亡していたので
おせちなど作ったことはなく(爆)、本日も昨日きゅうきょ
近所のお肉屋さんで奮発のリブアイを買ってきただけ。
そんな感じでお気楽・テキトーなお正月です(笑)。
さて、忘れないうちにサン・セバ記事続き。
本当はピンチョスひとつひとつにしても
いちいち書きたいことがやまほどあるのですが、
誰も望んでいないし、時間もないのでさらーーーっと(あはは~)。
まずは絶品のピンチョス/タパスから!
左上から、☆ヤギのチーズに甘いバルサミック・グレイズを塗って焼き、
玉ねぎのコンフィと生ハムを刺したピンチョ。
私はゴートチーズは苦手ですが、これは濃厚で美味しかった~~!
☆☆グロス地区、有名店のoreja(オレハ・豚の耳)のからあげ(に野菜のソース)。
チンではなく、注文後作ってくれるちゃんとしたお店でもあって、
とっても美味しかったです。
☆どこでも食べられる茹でタラ子の酢・オイルがけ。
調味料を含む材料が全て。味はそれに左右されます。
ここのは美味しかった。
☆熟成牛肉も美味しいです。
フィレステーキを乗せただけのピンチョ。
☆☆チャングロ(蟹のグラタン)のラビオリ。
このラビオリがちょー薄くてトロットロ、
ソースも美味しゅうございました♥
チャングロという蟹のグラタン風はどこにでもあるようですが、
味やアレンジはさまざま。
たまたまこのお店は「本日のおすすめ」として出していたので
いつでもある、というわけではないようです。
☆☆おフランスとの国(?)境、しかも、ペリゴールは目と鼻の先、
ということで、フォワグラもどこでも食べられるし、絶品です。
さて、お次↑は、有名?バルのもの(複数↑)。
(日本語の本とか、日本語の情報とか、、、に載ってるとこ・・)
どことは書きませんが、全て手が込んでいて、
注文で作ってくれるところも多く、確かにほとんど美味しかったです。
でも、私的には正直、「高いだけ」という印象。
サンセバにはもっと美味しくて安いところがいくらでもあると思う。
どんなピンチョでも、タパでも、
基本的には根底に「バスクという
自分たちが誇りに思っている文化圏の食」があるようです(実感)。
(そこは自戒含め、日本人と大きく違うところ)
この点は上記のお店でもそうなのですが、でも~~、
左上の「会席料理?」的な盛り付けにはちょっと笑ってしまった。
(美味しいは美味しいんですけど・・。)
この会席店(爆)は数々の賞をとってもいるとかで
腕的にもいいのだと思うけど、
サンセバでリピはしないだろうな~。
(ロンドンにあるなら、行くけど・笑)。
なんかそんな感じのところも数軒、ありました。
もう一点、正直に書くと、一か所、日本の情報でよく出てくる、
美味しいお店でコップが臭くてびっくりし、観察すると
衛生状態が非常に悪いところがありました。
イギリスも褒められたもんではないのですが、
私がハイジン調査員だったら、完璧アウト。
あんまりうるさく日本人的視点で見るのもなんなんではありますが。
バルでピンチョとタパばかり食べ歩きしてましたが、
(今回、ミシュランにも行ってません)
二回ほど、がっつり系で一か所にとどまり、ちゃんとした食事。
市場調査の結果(笑)、食べなきゃ~~、ということで、
「乳飲み子羊のロースト」
「熟成cote de boeuf」(←仏語ですいません、バスク語が解らない><)
(骨付きあばら肉≒カルビ~♪)
平牡蠣とミ・キュイ(半生フォワグラ)は単に好きだから(爆)。
そして、絶品のタコ足ステーキ。
柔らかく、旨みたっぷり、デカッッ、ということで
超、堪能させて頂きました♥。
スペインも東のほうはデザートが美味しかったと思います。
(西に行くと、中東系になり、あまり好みではなく・・・)
左上、この地方の郷土菓子でお仏語で言うところの
「パン・ぺルデュ」(フレンチ・トースト)
みたいなもので、torrijaといいます。
ただ、中にはふわふわのパンを使い、
ミルクがびしゃびしゃとしみてる感じ。
しかも焼くのではなく、多分、揚げ(爆)。
現地のメニューの英語版には
「パン・プディング」と書いてあったけど、違うがな(爆)。
お菓子屋さんでも買ってみましたが、
いずれもとっても美味しかったです(そりゃそうだ~・笑)。
このあと、これ、シナモン等のスパイスとナッツ入りのものを
お惣菜屋さんでも見かけました。
ウメももがよだれをたらしていたのか(笑)、
フランス語とスペイン語と英語のちゃんぽんを駆使して、
お惣菜屋の優しいお姉さん(←完璧年下・笑)が
「クリスマスとかに食べるのよ、試してみて」と言って
ひとつくれました(爆)。
バスクの人々は本当に優しい・・・。
あとは、これまた絶品のとろとろのバスクチーズケーキ!
甘過ぎるきらいもありますが、私的には好み。
これ、どこかで食べたことがある・・・・と思ったら、
日本の、丸安田中屋さんのアントルメに似てます!
バスクのもののほうが濃厚ではありますが・・・
周りの「コゲ」がめっちゃ美味しい。
ポチもお気に入りです。
結構いろいろなところにありましたが、
有名店「la Vina」でどうぞ。
さてさて、四泊五日の喰うだけの旅、
一回の食事で三か所、四か所、いったいトータル何か所のバルで
どれだけたくさんのピンチョやタパを見たでしょう~~。
(注:これ全部食べたわけではありませんっっっっっ・爆)
*****
実は、我々が三回通った、今回一番好きだったバルの作品は
ここに一切載せていません。
このバルだけはスピンオフさせて(笑)
ちゃんと記録しておきたい、これからサンセバへ行かれる
皆さんにも是非お伝えしたい!からです。
(ミシュランでもなんでもない、ちーさな、バルです。笑)
ということで、やっぱり長くなってしまった(笑)、
駆け足バル日記。
サン・セバ、人も食事もとっても素敵。
(特に日本人の間で)流行りと言ってしまえばそれまでだけど・・・。
&、帰英後、イギリスのスーパーの魚売り場で
とりあえず溜息が出たことは記録しておこ・・・・(爆)。
*****
ここまでおつきあい下さり、ありがとうございました~!!
(いつも読んで下さっている方!
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*1:でもあと一回?ほどおつきあいくださいね。