松本入りすると、なんとなく中心部のカワイイ蔵通り
「中町商店街」付近には一回は足を運びます。
モノトーンの土蔵がずっと立ち並ぶさまは、おしゃれで情緒があります!
老舗も元気だし、このまちなみをいかした新しいお店も年々増え、
女性同士なら結構楽しめます。国宝のお城があるここ松本には
他にも良い通りがたくさんありますが、まずは観光客にはここがおススメ。
周辺の他のカワイイ通りに足を伸ばすことも可能です。
カフェでカフェめしするもよし、せっかくだからやっぱり蕎麦もよし、
それほど選択肢が多いわけじゃないけど、
半年ごとくらいに行く度、新しい発見があります。
この通り、歩行者天国ではないので散策時ちょっと注意なのですが、
駐車場もこの通り自体にいくつかあるので・・(~~;)。
(場所によって少し料金が違うけど都会では考えられない安さ!)
・・・・・
と、ここまで書いておきながらナンですが、今回最初に入った
ランチのためのカフェは、いきなりこの商店街から
ちょっとだけ外れます(笑)。
(調べた結果、結局行きたいとこがなかったってことね・爆)
所用で歩いていた際に、外観がかわいかったのと、
外に出ていたメニュー看板を見て、判断♪
中町から松本駅方向に歩いて5分ほどの
3年まえにオープンしたそうです。
ウメももたち好きな系の雑誌がたくさん置いてあって楽しかった(笑)
カフェめしメニューはピザからパスタから、豊富です。
左上ワンプレートの限定ランチのメインは今日は塩麹鮭にレモンのソース。
副菜はフツーだったけど、このメインは美味しかった。
クリームの乗ったのは黒ゴマブラマンジェ風。
ポチは自家製のキーマカレー大盛り(+300円)。美味しかったです。
母の頼んだロコモコふうの信州豚とアボカドの丼もたっぷり美味しく、◎。
全て飲み物とスープがついて1000円以下。
東京ではないですが、まあまあリーズナブルなのかな?という感じ。
店員さんも全員感じが良く、店内は昼間からチョット暗めだけど
居心地の良いカフェだな、と思います。
ポチ的にはアイラの全蒸留所のウイスキーが揃っていた棚を見て、
合格(笑)。聞けば、ウイスキーに今凝ってらっしゃるとか。
夜はオイシイカフェめしつまみとお酒のお店として良さそうです。
ごちそーさま~。
さて、中町に戻り、散策。
ウメもも昔から、今も憧れの松本民芸家具さん、
日本中の優れた民陶が揃う
ちきりや工芸さん、
(店主のおばあさまはお店番なんかじゃなく、陶器にお詳しいプロです)、
そして、昔から家族で必ず立ち寄るのが、優れた雑貨のお店、
陶片木(とうへんぼく)さん。
(てか、今回もいろいろお買い上げ・~~;)
御店主がオーディオマニアでとても信州人らしいお話好きの、
おだやかな方(ご夫婦)。
置いてある雑貨は、いつもおしゃれ&実用的。
何より、誰にでも手の届く価格のものばかりです。ご立派!!
姪っ子の最初のお箸はこのお店のもの(身長に合わせたお箸)でした。
その他、漆器屋さん、骨董屋さん、新旧雑貨屋さん・・・。
そろそろお茶しましょー、と入ったのは、この
陶片木さんの隣のまたまた新しい"美容室の上のカフェ"
Salon as salonさん(サロンのサロンってことね??)
一旦、美容室の扉を開け、髪切ってる人と目を合わせたあと(爆)、
中の階段を上るため、
しきいが高そう・・・・?
隠れ家らしいけど、ガイドブックにばりばり載ってる(笑)。
カフェは12、3人も入ればいっぱい、という感じで、こじんまり。
蔵の中で、窓からも向かいの蔵が見え、
よくあるバラバラなヴィンテージ家具とともに、それなりにカフェ。
ですが・・・・。
正直、
「蕎麦粉の(甘い)ガレット」(左下)、てんてんてん・・・。
(せっかくの信州スイーツなのに・・・)
さらにコーヒーも、ヴァローナ使いのガトー・ショコラも、
自分で作る方にはすぐ判りますが、やっぱり少し残念です。
実は一部の店員さんの(全員ではない)
「ここはちょっとしたカフェなのよ」?的応対?がなぜか
他の客に対してもいちいち耳に付いたため・・・・辛口評価なのかも。
でも、いわゆるオサレふうカフェって、もちろん全部じゃないけど
なぜか客側をへり下させる?とこってありませんか??
こっちも客だからといってエバるわけじゃないけど・・・。
(最近は東京でも滅多にないけど・・・
前日までGW観光客で疲れちゃったのかな? 爆)
いややっぱし、
ウメももチョイスは特製の豆乳チャイ。
近くの漢方薬局とのコラボのようで、これはコンセプトが良かったです。
最後にお会計をしてくれた別のお姉さんは優しかった(爆)。
季節でスイーツも変わるようだし(でもガレットは定番?)、
まあ、たまたま外れた、、、ということで(~~;)。
こちらは、中町通りの東のハズレにある、老舗の和菓子屋、
翁堂さん(の奥にある、小さな和菓子資料館とイベントスペース用の蔵)
ちなみに、蔵の右端の塀との間のせまーい石畳を行くと、
うらにある「隠れ池」に行けます。面白いです。
古い和菓子道具や賞状などが飾られています。
和菓子職人としては(←誰がよ? 爆)、興味津津。
隣の蔵では、作家さんの器の展示即売(←危険地帯・笑)をやっていました。
信州在住の陶芸家・寺島ひとみさんのかわいらしい
手の込んだ金太郎あめ製法(練り上げ)のバラの器たち、そして
(すばらしいので、作品としては高くないと思うけど、
1個しか買えないお値段だったのであきらめ・・・・・・あぶねえあぶねえ・笑)
でもやっぱ買ってくれば良かった・・・(TT)
再び石にして再度命を吹き込んだ白磁なども素敵で、
今後も楽しみな作家さんでした。
どんどん成功して頂きたいけど、比例して手が届かなくなる・・・う~(笑)。
(ご本人とたくさんお話しましたがとても腰が低く、優しい方です。
やっぱし、話好きの信州人だけど・笑)
この翁堂さんは和菓子だけど、一部洋菓子もあり。
日本各地で流行り?のたぬきケーキは青森が発祥??的な話もあるらしいですが、
ご主人に聞くと、ここももう良く判らない昔から置いてあったようで、
最近、マツコの怒り心党でとりあげられ、テレビ出演しちゃった!!とか。
嬉しそうに写真を見せてくれた、とても人のよいご主人。
やっぱし、おしゃべり(笑)。
バタークリームとわかっていたけど、仕方なく、
菖蒲の武将タヌキとポチ(犬)ケーキをお買い上げ(爆)。
母は、ジャムロールが懐かしくて美味しい、と言ってましたが、
味はご想像におまかせ致します(爆)。でも、これはこれかも(笑)。
さて、冒頭、行きたい(食べたい)カフェが見つからなかったなどと
書いたけど、西から歩いてきてこの東の端を左に曲がったところに、
レベルの高そうなカフェ、Amijokさんがあります。
前回も逃しちゃったけど、次回はかならず。
あちこちに水の流れる音が。
水の町でもある、信州・松本。
だから蕎麦とお酒もあります。
けして回しモンではありませんが、機会あったら
ぜひぜひ一度お出かけ下さい。
てか、つくづく"食べツアコン" に向いてそうだ、自分(笑)。
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お読み頂き、ありがとうございました。
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