北欧?
ってIKEAの有るとこでしょ?
・・・くらいの予備知識しかない無知な私に
(いや、他にサーモンとサバくらいは有ったか・・・笑)
「夏も終わっちゃうから、フィヨルドでも見に行こう!」との
ベルゲン鉄道の寝台車明けにちょっと寄っただけ、
しかも、スコットランド産のサーモンなら日頃食べてるしなぁ、
ということで食事にはほとんど期待していなかったのですが、
調べ始まったら、北欧という地域をナメていた自分に、
今ではすっかりハラを立てています。
聞けば、北欧のシェフたちは、いつぞやの
ボキューズ・ドールでも3位まで独占、だのなんだの、
へっ!?
てな華々しい情報が出てくること出てくること。
ゴメンナサイ
まあ、前フリはこのくらいにしておいて、
オスロで立ち寄った、
ガイドブックにも乗っている、
HAVSMAKというシーフード・レストランをご紹介します。
ここ、おススメですから!
寝台車を早朝に降り、特には何も決めなかった単なる立ち寄り地
扱いだったので適当に選んだのですが・・・。
あー、ランチしか体験できなかったのが残念・無念、
というか、ランチでいいから、又行きたい。
そんな感じです。
何より、私のチョイスだった、シーフードスープ↓↓
(仏・ブイヤベースに似ているが、全く別物)
↑これは絶品です
(注:基本的に"臭くない"魚のダシ系が大好きなので話は差っぴいて聞いてください・笑)。
ムール貝や海老、サーモン、チコリ又はリーク、
トマト、多分サワークリームなどが使われているのですが、
クリーミィな中にかなり酸味の有る味の出所は
トマトやサワークリームからだけではないと思われ、
オゼイユ(ソーレル)のような香りと清涼感を感じます。
さわやかな旨みは、ほんとなんとも言えない味。
ブイヤベースはもっと無骨な漁師味、という感じですが、
これはフィッシュ・スープ(Fiske Suppe)、という別物、
かなり洗練されています。
パンもモチモチとしてとても美味しい。
自家製でしょうか、アイヨリも酸っぱくなく
ガーリックもきつくなく、全てに秀逸。
はっきり言ってスープはオットの頼んだランチ・コースのそれ↓と
ベースはオンナジですが、これをアレンジすると、
こうなっちゃうのかぁっってのが、素人的にはすごい、と感じる。
具もサーモン、貝、ともに火の通し方も完璧。
あとにコペンハーゲンでも有名なシーフード屋さんでこういうスープを
頼みますが、そこのは通し過ぎてパサパサでしたから・・。
ランチコース↓はそれなりの材料だけど
(キャット・フィッシュ(=ナマズ)と言っていた)、
臭みも皆無、
深海魚らしく鮟鱇のような食感がしゃきっとして意外に美味しい・・・
でも多分、ここの調理が上手いから?・・・(笑)
写真では見えないけど、添えられていたジロルや
マッシュルームのソテーやポテト、ソースに至るまで
ランチでもスープとともに手抜きのない、きちんとした料理です。
(でも、セットの方はスープと比べると「普通に美味しい」って感じかも・・・・。)
レストランのサイト等って、宣伝のために
とても美味しそうな料理の写真が載ってたりするわけですが、
ここはその画通りの美味しいものが出てきます。
ちなみに料金的には安くはありません。
ただ、ノルウェーの物価(500ccの水が300円とか・・)を考えると納得。
ランチ時、
①スープ、美味しいブレッドとアイヨリ付きでNOK149.00
②2コースのランチ・セットでNOK250.00
は、今の超円高レートでも\2200円弱、\3600円強、
でもこの中に25%のVATTが含まれ、サービス料はなし。
感覚的には1500円と3000円て感じかな?
他のメニューは
パルマ・ハムのスメア・ブレーズ(スモー・ブロー)、
デザートにはオレンジのムース、など
それぞれ2~3種類しかありませんでしたが、
殆んどの人がスープを頼むようです。
・・・しかし、ここもそうですが、
北欧は全般的に味付けが濃いです。
(イギリスから行くと余計そう感じるかも・・・笑)
このお店、ランチ時は窓際から(運が良ければ)
衛兵さんの交代行進も見られるかも(ちょっとだけ見た・笑)。
北欧報告その②に続く(笑)
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