いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

想い出いっぱい、広東料理"李白"リーバイ(シンガポール)

日本三連休明け、ついでに関東梅雨明けとなりました~、
が、ものすごい猛暑(って頭痛が痛い?)、35℃!
私も今日は外を出て歩くため、水を持って出かけますが、
皆様も熱中症にはくれぐれもご注意ください。
(って、日本って、大変だ~~;)

さて、シンガポール記録、どんどん行きます。
初日の夜(正確には2日目)はホーカー(屋台)ではなく、
ちゃんとしたレストラン(笑)。


当時の駐在員網(←ロンドンでもそうだったが、駐在員は皆
ほとんど短期間滞在なため、現地人より情報だけは多い・爆)で
仕入れ、最初にポチが意気揚揚と紹介してくれたところで、
「高級広東料理だよ!」と、香港ツウのウメもも
エスコートしてくれました(笑)。

オーチャードロード(中心通り)からだと炎天下歩くのはちょっと
厳しい場所にあり、バスかタクシーを使ったほうが良いです。
でも今回、シンガポールラッシュアワーをナメきってて、
バス乗り場に並んでたら、10本ぐらい満員で停まってもらえず(!)、
えらい大変な思いをしました。
現在のロンドンバスと同じく前から乗って「ピッ」とやるのですが、
(ちなみに降りる時も「ピッ」が必要)、
もう、シンガポール大阪のおばちゃん、後ろから無理やりタダ乗り、
しかも面積も取るので(爆)、もともとの乗客に罵倒されたりしてました。
でも、いつまで待っていれば乗れるのか、
さっぱり見当がつかないのも確か(本数は多いけどね)。

あわててタクシー乗り場を見るも、みんな考えることは同じ、
そっちも半端ない混みようで、私はレストランに行くのに滝汗だし、
大後悔。

人口、絶対10年前の倍に増えてる!

ほどなく予約時間に遅れて到着、
シェラトンホテルの高級ロビーに入っても涼しい顔なぞ出来ず、
トイレに駆け込むことに(><)。

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李白は地下にあります。

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なんちゃら賞(←知らん・笑)もとってる、
有名な老舗です。

駐在当初はあまり情報もなかったので良く来てましたが
レベルの高いレストランだとは思うけど、
正直ディナーでは感動したことはなく、
飲茶ランチで良く「荷葉飯」(蓮の葉包み蒸し・ちまき)を食べてました。
(当時は私の中でシンガポール1!)
マンゴープリンも美味しい、という情報もあったけど、
今思うとそれほどでもない(笑)。

でも、今日はそのディナーに来ちゃって、ウラシマボケもあるので、
コース料理を頂くことにしました。
(S$100ぐらい=\9,000.-/一人税別(+17%))
当時の感覚では税別で\6,000.-ぐらいなんですが、今は1.5倍。
ちなみに10年前現地の銀行に残してきたシンドルも1.5倍に増えてた!
(たいした金額じゃないけど・笑)
・・・お金や為替というのは本当に不思議なものです。

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前菜:マンゴー(多分タイ産)の上にロースト・ダック(あひる)、
クラゲ和え、(なぜか)いちご。
普通に美味しいけど、プレゼンはいまいちかな(笑)
どこか手抜き感漂うビジネスランチ?っぽい・・~~;

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スープ:つばめの巣入り、カニ肉のスープ。
これは文句なし。美味しい。
けど、サービスが終始過多で、聞かずに白コショウを
ガバッとかけるし、、お茶なんか間髪入れずに次ぐし・・
誰かが食べていても食べ終わった人の皿は
電光石火でさっさと下げに来るし・・・・
文化の違いです(怒りはなく、苦笑)。

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でもこれは本当に美味しくて、さすが本場、とうなってしまいます。
久々に飲んだポチにも大受け。

私は途中で大好きな赤酢を注文。
甘めの酸味が良く合うのよ~↓

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ちなみにここの中国茶
私はだんぜんポーレイ(プーアール)茶派。
水はあまりのめないのだけど、紅茶(発酵茶)と中国茶(半発酵茶の)は
がぶかぶ行けます。
最近は「日本人にはすぐジャスミン茶」病は無くなった模様(笑)。

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お肉様。
黒豚の黒胡椒ソース
これがまたビジネスランチ的プレゼンで、見た瞬間、
ポチまでもが「なんだかねぇ」と。

でも、これ、絶品でした(笑)。
黒豚はなぜかシンガポール中華の今の流行り?らしく
この後も高級店でちらほら見かけます。
素材高い?のかもだけど、ふ、ふた切れじゃあねぇ・・・
(キティちゃん(母)だったら、机ひっくり返してるかも?!)

オネガイ、オカワリ下さい(笑)。

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↑どっちかと言うと、こっちがメイン。
タラ身(←アジアでは高級魚)、海老のすり身でにんじんと
なぜか黄色いたくあんを巻き、さらにバミセリで巻いてあげたものを
スープで食べます。
緑の野菜はシャキッなのにとても柔らかいカイラン、美味。
少しスープの味が濃すぎて残念なところあるけど、
さすがタラも海老も臭みなく、ぷりぷりで
これもトータルとても美味しかったです。

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ただ、返す返すもたくあん不要。
格落ちるって・・・。
色が欲しいなら黄ピーマンぐらいにして下さい(笑)。

たくあんは論外だけど、そういやこの李白(というか星全体?)、
当時からチーズやらカボチャに生クリームやら
もともとの(広東)料理にはないことを時々やってくれてて、
でも、日本人のようにはそれをうまく融合しきれず(爆)、
なんだかなー、ここ、チーズ要らないし、とか
思ったことが、多々あったっけ。

もともとシンガポールは高級店でも席に着くと
香港や中国では出てこない「グリーン・チリ(の酢漬け)」↓や
「サンバル」(甘めチリペースト)やらが普通に出てきますが、
これらはマレー料理等の影響を受けているので、
純粋な中華ではすでにないのですね。

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食べてるほうも、せっかくの上湯(上品スープ)に
100%チリだの酢だの入れてるしね(笑)。

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さて、デザートの
マンゴ・サゴ(セイゴ)・ポメロ
ほぼマンゴーだけのつめたーい甘ーいクリームの中に
タピオカのようなでんぷんのぷちぷち、
つぶの大きな文旦のようなさっぱり柑橘(ポメロ)が
入ってる一般的なデザート。
(そう、キティちゃんとTちゃんがこの世で一番好きな
デザートです・・・・m_ _m)

これ、実はこの日の昼にあんまり暑くって、
屋台で食べちゃってたんで、2回目(~~;)

それでも、美味し!!!お腹いっぱいでも、
マンゴー星人のポチも、ご完食、無問題。
日本ではこのレベルのものを気軽には食べられないから
何杯でもオッケーです(笑)。

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少し凝っていたと言えば、メインのタラと海老の揚げ物wスープ
ぐらいで、デザートまでとてもオーソドックスだったけれど、
変わらぬ懐かしい店内↓でポチと一緒に
また美味しいものを食べられたことが何よりではありませんか!

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この国、アルコールをレストランで飲むと目玉が飛び出ることを
すっかり忘れていて(涙)、タイガービアで飲んでい~い気分のポチ、
あとはバス一本でささーっとホテルに帰って寝るだけ。

私は目玉が飛び出たまま、
あれ~?昔はタクシーで帰ってましたけど~、と
ロンドンそっくりの2階建てバスの中で一人為替の計算(笑)。

まあ、びびたる貯金が少し増えてたからいいやね。

次の日も懐かしい場所に行きます。

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