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食オタク主婦ブログ

優美ロンドン販売会(2017秋)でお出ししたフィンガーフードその①

先日東京・青山で開催されたテーブルリネンブランド
「優美ロンドン」販売会にて私が担当したフィンガーフード、
ご参考になるかどうかわかりませんが、
簡単な作り方とともに書いておきたいと思います。


今回は以下の6(7?)種類をご提供させて頂きました。

①柿とカマンベールチーズのミニタルト、
w/パルマハムとバジル
②セイボリーキャロットケーキ、
無添加ベーコン入り、ベーコンのジャム添え
③自家製パテ、
ごぼうのピクルスとラズベリーマスタード
晩白柚砂糖漬け、バルサミコビネガーとEXVオリーブオイル
④ヨーグルトマリネのグリルチキンで作った
コロネーションチキン、レーズンとナッツのブレッド添え
⑤ぶどうのパフェ
⑥ひとくちモンブラン
ミニフィナンシェ型を使った栗クリーム入りカトルカール、
ダークチョコレートがけ
マスカルポーネ入り栗クリーム添え

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なお、私自身糖質制限グルテン制限(&ダイエット?)をして
久しいですが(爆)、パーティー等の時は作るのも食べるのも含めて完全封印です。
糖質を食べたり、グルテンをとったり、マクロビをやめたりしても(?)、
すぐ死ぬなんてことはことはあり得ないですから(爆)。
アレルギーは別ですが「楽しみのための食」も私自身楽しんでいます。

ただし、砂糖だけは白砂糖(上白糖、グラニュー糖)を
一切使わず(粉糖は使用しています)、
すべて「きび糖」を使用しています。茶色いお砂糖です。
(注:三温糖はまったく違います。)

そもそもそのほうがコクも出て美味しいからです。
プロに言わせれば「雑味が、、、。」とかなると思うけど。

もちろん、ベーコン含めてすべて無添加
ベーキングパウダーはアルミフリーのもの、そして塩はイギリスの
モルドンソルトを使用しています。
なお、いくらバイト(小さい)サイズとはいえ
35人分の分量を書かれてもご参考にはならないでしょうから、
作りやすい量に計算しなおしています。
でも、実は結構目分量(~~;)。

料理はもちろん、そんなに神経質にならなくても
この程度の焼き菓子(家庭菓子)であれば
たいていは失敗なくできます!

①柿とカマンベールチーズのミニタルト、
w/パルマハムとバジル

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【材料】
★ミニタルト(直径5センチ弱)だいたい6個分
☆きび糖 15g
☆バター(細かめに切る→冷やしておく) 25g
☆たまご 1/4個
☆薄力粉 50g(振るわなくて良い)
■具(柿、お好きなチーズ)
■アパレイユ(生クリーム、卵、塩)
■上にのせる生ハム、ハーブなど

1、タルト生地を混ぜて寝かせます。(冷凍可)
☆のタルト材料をフードプロセッサーでまとまるまでガーガーやります(笑)。
特にバター、きんきんに冷やしておいて。
ささっとまとめて形を整え、冷蔵庫で1時間以上寝かせます。

2、生地が落ち着いたとして、超適当に伸ばし(笑)、
超適当にお好きな厚みで型にはめ込みます。
型によりますが、シリコンやテフロンの型だとバターとか塗らないでOK
タルトの底が浮かないようにフォークで穴をあけ、
とりあえず、タルトカップを焼きます。(180℃)
割とすぐ焼けるので、10分程度で様子を見ながら。
(そのあともう一度焼くため、ほとんど色づかない程度)。

3、アパレイユ(キッシュの中身)は生クリームと卵と少量の塩のみ。
大きいキッシュだと生クリーム・オンリーはくどいかもですが、
このくらいなら大丈夫。
生クリーム100mlに対し、卵1個、という感じの割合です。(卵は濾す。)
タルトカップに穴があいていることがあるため、
最終的に焼くときは溶かしバターを型に(タルトの下)に塗ります。
これでアパレイユが外に垂れても、卵×バターで美味しくなります。
ナツメグや胡椒を足しても。

柿(生のまま切っただけ)と切ったチーズを
タルトカップに入れて上からクリームを流し込みます。

4、180℃のオーブンで最終焼成。12分ぐらい。

5、冷めてから生ハムやバジルを乗せて、
最後にEXVオリーブオイルを生ハムの上に少したらします。


②セイボリーキャロットケーキ、
無添加ベーコン入り、ベーコンのジャム添え

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【材料】(直径4.5センチ角、約10~12個分)
★キャロットケーキ
☆きび糖 80g
☆バター(室温)75g
☆卵 1個
☆薄力粉 100g それに加えて↓
(アルミフリーベーキングパウダー、MIXED SPICE
(イギリスのミックススパイス)小さじ1、シナモンパウダー 小さじ0.5)
☆すりおろしたにんじん 100g(粉と同量)
☆細かく切った無添加ベーコン

◾(上と同じ)タルト生地
◾ベーコンのジャム(ベーコン、はちみつ)
■クリチークリーム(クリームチーズ200g 粉糖40g、バター45g)
1、にんじんをすりおろしておきます。
2、室温に戻したバターとキビ糖をよくよくすり混ぜる。
3、そこに全卵を入れてまたまたよくよく擦り混ぜます。
4、スパイス類は粉と一緒にふるって入れ、混ぜます。
5、最後ににんじんを混ぜて、ベーコン等を入れます。
6、タルト生地を型の底にテキトーな形と大きさで敷き、その上にキャロットケーキのタネをスプーンでのせ、トントンしてからタルト生地も同時に焼きます。
二種類の食感と味が楽しめるところがミソ。
オーブン180℃、25分ぐらい。
7、冷めたら混ぜて作ったクリチークリーム、ベーコンジャムを乗せ、
セルフィーユで飾ります。

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にんじんのすりおろしがちょっと面倒くさいですが、
混ぜるだけの簡単ケーキです。
超不器用なイギリスのおばちゃんが適当に作って大丈夫なんだから、
絶対に「私たちなら失敗しないので」(笑)。

日本人向けにスパイスを少なめにし、レーズンなども
入れていませんが、砂糖分をもっとへらしても大丈夫だし、
バターを菜種油などに変えるこもできます。
スパイスはたまたましげみさんが買ってきてくれたもの。(頼んでないのに偶然!)
いろいろなものに使えますが、もし見つからなければ、
シナモン、コリアンダー(粉)、ジンジャー(粉)、ナツメグ
クローブキャラウェイなどを3つ以上組み合わせて作れます。
クリチークリームも生クリームよりは日持ちがしますので、
ケーキ本体は前々日、クリームは前日、と前々から作っておいても大丈夫。
(乗せるのは当日)
全部出来上がってから、モルドンソルト(結晶塩)をひとつぶずつ
乗せても美味です。

セイボリー、とは「甘くない」→「食事っぽい」のような意味。
もともと砂糖が貴重な時代に甘味の代わりに足されたにんじんですが、
逆にもっともっと食事寄りに変身させることも自在です。


③自家製パテ、
ごぼうのピクルスとラズベリーマスタード
晩白柚砂糖漬け、バルサミコビネガーとEXVオリーブオイル

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【材料】ミニトヨ型一本分(トヨ型 かまぼこみたいなアーチ型の型)
赤身のひき肉 320g
鶏レバー 100g
網脂
塩、胡椒
にんにくとナツメグカルバドスまたはブランデー(白ワインも可)で
炒めたみじん切り玉ねぎ
卵 1/2個
ハーブ(ベイ、クローブ)

肉の種類や部位など凝れば凝るほど大変なパテですが、
凝らなければ、タダのハンバーグ(笑)。
これもフランスのおばちゃんが作れる家庭料理なので、気軽に作ってOK。
こねこねして網脂を敷いた型に入れて焼くだけです。

①スパチュラでひたすらこねくり回す?のと、②ハーブ系を数種使うのと、
③つなぎと味と香りになるレバーを必ず入れるのと、
④網脂で表面の乾燥をふせぐのと、⑤肉をトントンしてぎゅうぎゅう詰めに
詰めるのと、⑥湯せんで蒸し焼きにすること、
この6つのポイント(多いな・笑)を抑えれば失敗しません、たぶん(笑)。

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クローブベイリーフを上にのせて網脂で閉じます。170℃のオーブン、湯煎で1時間強。完全に冷ましてから型から外します。

網脂はナショナル麻布スーパーマーケットに常時置いてあります(冷凍)。
晩白柚(熊本産)の砂糖漬け(乾燥)は、私の大好きな長野のスーパー
「ツルヤ」のオリジナル、市販品を細く切ったものです。
どちらのスーパーもヘビー・ユーザーです。(^^)

パテも3日ぐらい前でOK、むしろ冷蔵庫で少し寝かせたほうが
形もおちつくし(薄切りに出来ます・笑)美味しくなります。

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↑試作のパテで作った自家製バイン・ミー

ごぼうは、もともとはキャロットケーキにきんぴらを入れて
和キャロケーキにしようと買ってきてたのですが、
めんどくさくなったので(爆)、きゅうきょピクルスにしました。
ベイリーフと白ワインと水、オリゴ糖で、切ってあく抜きすらしていない
ごぼうをしばらく煮て、最後にその中に酢を入れて火をとめただけ。
冷めればピクルスになってます(笑)。

ラズベリーマスタードは「フランボワーズ、ムータルド
という(ただフランス語にしただけですが、笑)
フランス製のマスタードです。色もきれいなのでパーティー等で活躍します。
インスタ受けにお皿に絵を描くときも使えます(笑)。
オサレ系スーパーなら結構おいてあるのでわりと簡単に手に入ると思います。

最後にバルサミック・グレイズ(バルサミコ酢を煮詰めても作れます)と
EXVオリーブオイルを混ぜたものをかけ、塩をひとつぶぐらいずつちらします。
(写真はまだかかっていない状態)。

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↑最初に書いた構想画。だいぶ変わっちゃいましたが。

以上①②③のご紹介でした。(わかりにくかったらすいません。汗)

次回は④、⑤、⑥のご紹介。

お読み頂き、ありがとうございました。m(__)m

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