オットが午後ロンドン中心部に出張というので
ノコノコ待ち合わせて一緒にランチしたあと、
ロンドン中心部で用事をあれこれ済ませ、ついでにディナーも、ということで、
モダン・ヨーロピアンのWild Honeyレストランに行ってきました。
ノコノコ待ち合わせて一緒にランチしたあと、
ロンドン中心部で用事をあれこれ済ませ、ついでにディナーも、ということで、
モダン・ヨーロピアンのWild Honeyレストランに行ってきました。
この国では、
このモダ・ヨロという分野も(フレンチも)我々は特に目当てではないのだけど、
ロンドンにはたくさん有って、選択する時間もロケーションも限られると、
なんとなく行ってしまいます。
今回はいつもの参考書「The Good Food Guide 2011」(ちなみに2012がもう出てます)も、
今回はいつもの参考書「The Good Food Guide 2011」(ちなみに2012がもう出てます)も、
クッキング・スコア6というのと、グループの最初の店である、
アビュタス(Arbutus)にミシュランのお星様が1個付いてるよ♪ウンヌン
(←いつの話か知らないけど・笑)、という見出しが有ったので決めました。
(本当はアビュタスにしたかったけど、当日予約では満席だった)
プレ・シアターの安いコースメニューもありますが、
午後6時以降の普通のアラカルトにしました。
ロンドン中心部なのと評判からするとまあまあリーズナブルなのも魅力です。
全体の感想から先に言うと、前菜はとても美味しかったのだけど、
メインの味付けに少しばらつきが有りました。
では、美味しかった前菜から、
前菜その1 鯖の軽いマリネ
イギリスの鯖(コーンウォール産)は日本の美味しい時期の鯖と比較すると、
脂の乗りは良いものの、やや細身で少々大味なのですが、
それは素材のもともとの個性なので目を瞑るとして、その他は大変秀逸。
オットとともにうなってしまいました。
オットとともにうなってしまいました。
日本ですら、生の鯖は貴重なものなのに。
背身のほうなど、もう三本くらい食べたい(笑)
背身のほうなど、もう三本くらい食べたい(笑)
添えられた黒大根やビートルートも薄味で美味しく、
松の実も効いていて非常にまとまった一皿。
松の実も効いていて非常にまとまった一皿。
£8.5は納得価格。
前菜その2、燻製うなぎ
↑これも非常にポピュラーなものなので、だいたいの味を想像していたのですが、
いや、全然スモーク臭くなく、脂の酸化もなく、大変美味でした。
なぜここにチキン?(笑)という添え物も外・カリッカリで中ふんわりとして美味しい。
いや、全然スモーク臭くなく、脂の酸化もなく、大変美味でした。
なぜここにチキン?(笑)という添え物も外・カリッカリで中ふんわりとして美味しい。
£11.5は少し高いかな?
のっけから、これはいいレストラン見つけたかも、とうきうきの我々、だったのですが(笑)。
↑パンも美味しくてメインにかなりの期待を寄せる私達(笑)
メインその1 子牛のスローロースト、
↑子牛なのに、どう見ても食べても、豚バラ煮込みな感じ・・・(笑)。
ナイフを入れた時の肉の裂け方や色は確かに子牛と確認させるのだけど、
ナイフを入れた時の肉の裂け方や色は確かに子牛と確認させるのだけど、
全く何の臭みもないので、生まれて初めて、正直、わからず。
言われてみりゃ~ほんのり牛肉の味か?程度。
でも、素材が良いことだけは判った(笑)
言われてみりゃ~ほんのり牛肉の味か?程度。
でも、素材が良いことだけは判った(笑)
もっとも私は牛肉臭いと食べられないので、美味しかったです。
ただ、・・・・・・いかんせん、ソースの味が濃いの・・・・。
スローローストの玉ねぎの甘みとアンチョビーの塩味で繊細ではないものの
ジャンクな感じの美味しさは確かにあるのですが、
せっかくの素材がなあ・・・。
なので£18.5はうーん、高い。
メインその2 野うさぎ(Hare)のロースト
ゲーム(ジビエ)の季節になりました。
オットの大好物、ウサギだの鹿だのメニューに有ると必ず頼みます。
オットの大好物、ウサギだの鹿だのメニューに有ると必ず頼みます。
それはもう、判で押したような毎回の選択(笑)。
野うさぎはいわゆる「うさぎ(ラビット)」とは実は違って
それより少し大きな別の種類(野生)のものです。
たいがい、私のように血なまぐさいものが苦手な人には
臭くて食べられないのが相場ですが、
これは私が食べても臭み皆無、非常に柔らかくて、
日本で食べる、きちんと処理された蝦夷シカの刺身みたいな感じです。
それより少し大きな別の種類(野生)のものです。
たいがい、私のように血なまぐさいものが苦手な人には
臭くて食べられないのが相場ですが、
これは私が食べても臭み皆無、非常に柔らかくて、
日本で食べる、きちんと処理された蝦夷シカの刺身みたいな感じです。
いつぞやフランスの星2つのところで食べた
リエーブルよりも臭みがなくて美味しかったぞ。
でも表現の悪い私に言わせると、味はヘモグロビンの多い赤身まぐろ(笑)
この、臭みの無さに関しては、ゲーム好きには物足りないという話も有りますが、
これなら誰でも抵抗無く食べられるんじゃないか、というほど軽かったです。
オットはバクバクあっという間にご完食、ウマイを連発してました(笑)
でも、付け合せの根菜の味付けのやはり塩辛かったこと・・。
メイン両方の付け合せ、ドフィノワーズ↓
(ジャガイモの生クリーム、チーズ重ね焼き)
↑これも、
ストウヴのボウルがかな~りかわいくって、早速ゲットだわ、と思ったけど(笑)、
ストウヴのボウルがかな~りかわいくって、早速ゲットだわ、と思ったけど(笑)、
にんにくと塩を効かせ過ぎ、
せっかくの英国が誇る、美味しいじゃがいもの味が完全に死んでて・・・・・・。
イモ好きの2人がほとんど残してしまった。
イモ好きの2人がほとんど残してしまった。
デザートはオットがチーズ盛り合わせ、
↑オットのチーズはマーリルボーンの有名なチーズ(食材)屋さんからの
仕入れですが、どう考えても簡単にチーズが手に入るこの国で
1種ちーーーーーっさい2切れのみで£3.25は高すぎ。(この4切れで£6.5)
仕入れですが、どう考えても簡単にチーズが手に入るこの国で
1種ちーーーーーっさい2切れのみで£3.25は高すぎ。(この4切れで£6.5)
こんな高い店は初めてです。
私のデザートは、店名を冠した「ワイルド・ハニー・アイスクリーム」
でも、デザートもC/Pはいまいち・・・・・。
このアイスクリーム£6.95も、他の店と比べると高いと思う。
さて、秀逸な前菜とこのメインとの多少のアンバランスは少~し残念でした。
素材も良いし、けしてまずくはないのだけど、
グッド・フード・ガイドの「クッキング・(スキル)・スコア」6は、7以上ではないところに、
素材も良いし、けしてまずくはないのだけど、
グッド・フード・ガイドの「クッキング・(スキル)・スコア」6は、7以上ではないところに、
やっぱしなかなか信用できるかも、と改めて思ったのです。
(ミシュランの評価視点と違って「料理の腕」のみのスコア、というのが解り易いこのガイド、
何度も使って結構信頼しているのですが、
実は超有名店では当たっていないことが複数ありました。
やはり目に見えない圧力でもあるのか??(笑))
ワイルド・ハニーは場所柄に似合わず店内はカジュアルでサービスもよく、
気軽に入れるレストランなので、
6時前のプレ・シアター・メニュー(3コース£19.9)が安くてお薦めかも。
これならC/Pが悪いなどとエラそうな(笑)文句言うレベルではないと思うからね♪
旅行なら、こういう有名店のプレ・シアター・メニューを狙い、
その後パブに行く、というのもロンドン中心部の楽しみ方かも知れません。
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