いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

The Gurnar's Headでランチ(コーンウォール)

さて、コーンウォールネタ続き、です。
 
セント・マイケルズ・マウントからランズエンドへ向かう際、
少しだけ遠回りをしてわざわざランチに立ち寄った場所、
    (ここが半島をタテにガッと切る、起伏のある道ならぬ道で、
    英国運転に慣れているとはいえ、気を抜けず、運転手が大変だった・・)
 
これがその名も、
The Gurnar's Head(ほうぼうの頭)レストランです。

前にも書きましたが、ここは、ウェールズにあるThe Felin Fach Griffinの支店。
 
そう、お気づきでしょうか?(誰も知らんって・笑)、何を隠そう、これで
 
The Felin Fach Griffin(本店) ←過去記事
The Gurnar's Head(支店) 
The Oldcoastguard(3店め) ←過去記事
 
のグループ全店制覇、をすることになったというわけなのです!
計画的犯行(笑)ですが、こだわっていたわけではなく、
英国ではハズすのがコワイ(・・・そんでムダなお金を払って怒る自分が怖い)から、
信頼できそうなお店にめぼしをつけるわけです。
「このお店の支店だったら、そうそうは外れないだろう」等々と・・・。
 
この国、美味しいものもたくさんあるけれど、ハズレも確かに多いので。
だって、せっかくイタリア人からフォーク(とナイフ)の文化を教えて頂いたのに
その恩(?)も忘れて、ロングパスタをズタズタに切ってしまう人たちの国
なんですよっっ、どーーーーしてもペンネがいいらしくって(笑)。
私なんて、フライパンにお湯入れて1人分のスパゲティをそのままじゃ入らないからって
たかだか半分にブチ折るときだって(単なる横着なので) ああ、ごめんなさい、って
なんだか後ろめたいってのに(笑)。
 
さておき、ここ、ほうぼうの頭なんてへんてこりんな店名も、実は地名。
コーンウォールの半島の突端の形が、上に少しもりあがっていて、まあこの魚の頭に
似ていないこともないし、また、付近でよく獲れたのかな?とも。
 
地名が店名になるなんて日本じゃあまり考えられないことですが、
( 「レストラン横浜市中区」なんてヘンでしょ?・・・・・・いや、有ったりして?笑)
英国では地名や住所がそのまま店名、というのはめずらしくありません。
たまに、「もちっと頭使えよ的な店名も(笑)。
 
当初は宿泊を希望していたのですが満室だったので、ならばランチだけでも、と、
先方のいいなりの時間(笑)で予約 (13:00~←実は英国的にはベストの時間だが、
あとの予定のため、もう少し早くにしたかった・・・)。・・・ああ、時間の押す旅だわ(笑)

予約のあと気づいたのですが、今年の、しかも3月号の「カントリーライフ」という雑誌の
コーンウォール特集にこのレストラン(宿)、載ってたのよね。
(机の上に開いてあったのに、見てない・爆)
そんなこんなで?レストランもかなり混んでました。
 
で、ここでは是非アラカルトと行きたかったのだけど、あまり時間がとれなかったので、
ランチ・メニュー(プリフィクス)で、しかも前菜とメインだけの2コースになってしまいました。
選択肢は2種類しかありません。£14.5とリーズナブルだけどね。
 
それぞれとることにしました。
 
イメージ 1
↑リークとポテトのスープ、ソーダブレッド
 
前菜その1
英国スープの定番中の定番ですが、濃厚(生クリーム!バター!笑)で、かなり美味しかったです。
しかも、この鮮やかな緑はリーク(ポロねぎ)の青い部分をうまく使わないと出ない。
(私が全部適当にまぜてゴタっと煮ると、もっとコ汚い色になります・笑)
当然、自家製のソーダブレッド(←アイリッシュでよくでてきますが、ケルト文化のものです。
この辺もそう)とコーニッシュ・バターも言う事ナシ!

ほんと、働いているころだったら、これだけで(女性なら)十分なランチって感じ。  
(逆、逆、働かなくなったのに、これ以上食べたら、最悪だって・笑)
 
イメージ 2
↑サバのグリル りんごとホースラディッシュドレッシングのサラダのせ
 
前菜その2
やっぱし、サバ。
ここへサバを食べに来るのがベリン・バハに行ったときからの課題だったんですから(笑)。
で、やっぱり正解です。半身ですが、これだけでリバーコテージ・プリマス店の痩せたサバちゃん 
3尾分ある(ナイナイ・笑)。しかし、オーブン焼きのところは一緒(少しふにゃついて、缶詰めみたい)。
りんごとホースラディッシュのサラダもランチ仕様?で、いまいち「おおっ」とうなるものでも
ありませんでしたが、美味しかったです。・・・・が、さすがにサバにも飽きてきた(笑)。
 
イメージ 4
↑メルゲーズソーセージのグリルとピュイレンズ豆煮こみ、ブロッコリ、サルサ・ヴェルデ
 
メインその1
すっごいボリューム。 フレンチ? ノース・アフリカン? メデトレニアン(地中海)?
ウェールズが本拠地だから、ウェルシュ・ラム?
なんだかわからないけど、ラムのスパイシーソーセージのグリル。
(言うならば豚肉ではないチョリゾです。)(←私は無類のラムズキなので当初気づかなかったが
ラムダメなオットはすぐに見破った・笑)
このソーセージも、レンティルもブロッコリもパーフェクト・クッキング
とっても美味しかったです。
 
(なぜこのソーセージか、というところ、たぶん、フレンチ・ビストロ風でもあり、ブルターニュ地方
(ケルト人が移り住む)と関係するのでは?と想像しつつ、まだ決着?にはたどり着けず。)
 
ただ、完全にランチ仕様だよね(笑)。
 
イメージ 3
↑ほうぼうのソテー、フェンネルの蒸し煮、砕いた芋、ホタテのソース
メインその2
ガーナードちゃん(店名です。これは食べるしかないでしょう。笑)
いつも私が(ロンドンで)買っているほうぼうちゃんとは大きさが違うらしい(もっと巨大なのね)
手前のフェンネルの蒸し煮(カラメライズされている)
が甘くて、
ホタテのヴルーテとよく合い、美味しい。
 
ランチ仕様なのは仕方ないとして、十分に美味しいし安いので、できればほんと、
宿泊してディナーを取りたかったです。
次回ったって、ここは遠すぎて、ほんともう無理だわな(笑)
 
チョコホリックのオットは、デザートのチョコレート・ブラウニーとクロテッド・クリーム、という
魅力的なメニューを (ここはクロテッド・クリームの産地です!)
強制的に見なかったことにさせられ、いざ、旅は、急げランズ・エンドへ・・・だったので、
ちょっとかわいそうでした(笑)。
(もうひとつのセットメニューのデザートは、ルバーヴのクランブル。両方ベリー・ブリティッシュね。)
 
この3店、どこもみんなオススメなのですが、
それぞれのロゴがまた、とっーてもカワイイので
ご興味ある方はサイトでそれも見てみてくださいねっ。
 
イメージ 5
↑屋根の上にお~~っきく店名が(見えないけど)。
この辺には他に家がない(!)ので、まちがいようはないのですが、目印に。
 
イメージ 6
ランズエンドはどこまでもこんな道。
しかしこういう道は視界が良いので、運転超ラクなのですが、
"両側に木のカベ"の、狭い山道を運転してくれたオット、毎度お疲れ様~。
 
にほんブログ村 旅行ブログ イギリス旅行カテゴリーに参加しています。
↓良かったら文字列をポチッっとして下さいね♪
https://travel.blogmura.com/uktravel/