旅行記ラストです。
京都の2日目は早起きして宿(町家一軒借り)から歩いて
10分ほどの清水寺へ向かいます。
若い頃のノスタルジー?もあって、私自身は何度も訪れている
定番観光地ですが、父は行ったことがない、と言うので。
でも、昨今の京都の世界遺産は、ものすごい人・・・
観光どころじゃない感じもあるので
地の利を活かして朝、お参りすることに。
この宿の場所は特筆ものです。
上り坂が続きますが、父はなんなく上っていきました。
(ありがたやー。)
人がいない、というのも疲れないポイント。
8時前くらいだったかな?
朝のお参り、大正解。私たちのほかには数組程度で
写真も撮り放題。本堂内の鐘もたたいちゃいました。
何度来てもすばらしいと思うのですが、それを満喫できる、
と言った感じ。
清水寺を降りて宿に戻る途中の
「前田珈琲」さんでモーニング。
有名な「イノダコーヒ」は何度も行っているのでパス。
でも、いまいちな部分があり少し残念・・・。
値段が値段なので(朝ごはんとしては高め)
卵くらいちゃんと焼いて下さい・・・。って感じ。
味は普通に美味しいです(コーヒーもたっぷり)。
販売もされているドレッシングが良い材料だったのが、◎。
さて、まだ午前10時とか。で、嵐山に向かいました。
まずはおきまり?の天龍寺・お庭散策。
後ろの山はこのお寺のじゃない(嵐山)ので、
「借景」というのです。
この庭を見る以外何も決めていなかったので、
テクテクあてもなく保津川まで出て「渡月橋」を見、
そのまま嵐電の嵐山駅まで戻ります。
20年以上も前、この川を船で少し行ったところにあった
割烹旅館で母と温泉&食事をしたのですが
(しかも大ゲンカしながら口も聞かずに2人で湯船・笑)
「そんな話も今は昔・・・」と切り出したら、
ご本人、「嵐山は覚えているけど、
ケンカしたことはぜんっぜん覚えていない~♪」、とな。
娘のほうは何気に何年も気にしていたのに・・・(苦笑)
余談ですがその旅館は今、
あの「星野リゾート」に変わってます・・・
なんか複雑(~~;)
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時間が読めず、嵐山でのお昼ごはんを決めていなかったので、
適当に入ったお蕎麦屋さんで↓
冷やしにしんそばやきつねそばを。
まあ、期待はしてなかったですが、
京都なのに、いやに味が濃くて、うーん。
ただ、どこも混んでいて、間違うと子供っぽいごはんを
選択せざるを得なくなるような観光地、
その意味では存在自体がありがたいお店かも。
その後はまた嵐電でゆったりと。
帷子ノ辻で支線?に乗り換え、北野白梅町へ。
歩いて五分の北野天満宮で
月に一度開かれている有名な市の「天神さん」へ。
いえ、電光石火の早業でヴィンテージの器を買うために・爆。
そして、私だけ楽しんだあとはタクシーで今宮神社へ移動。
もちろん、名物の「あぶり餅」を食べるためで
お参りではありません(爆)
タクシーの運転手さんがたまたま和菓子に詳しい方で
(和菓子に限らずかもだけど)
このあぶり餅の話やら、ふたばの豆餅の話やら大徳寺納豆の
話やらと盛り上がって(2人だけで・笑)楽しかった。
義理堅い父がお参りもせえ、と言うので、
一応、神社にも・・・(爆)。
この表参道の両側に"あぶり餅"屋さんが二軒。
ひとつは創業1000年(!)と言われる「一和」さん(右・北)。
(日本最古の和菓子やさんだとか・・)
それにはおよばないものの、
そうはいっても400年の歴史がある、
という「かざりや」さん(左・南)。
実はここも母と来た想い出の場所。
特に母はこのお餅が忘れられない、と常々(20年も)言っていたので
再度連れてくることが出来て、私も大満足。
父も(実はポチも)「あんこ大臣」なので、甘いものに異論はなし。
ということで、
この今宮神社参道の「あぶり餅」とは、
要は「きなこまぶしミニミニ餅のあぶり焼き、白味噌甘タレかけ」
で、両店ともだいたい親指大のお餅が13本ほどで一人前500円。
はじめは「こんなたくさん?」と思うのですが、
小さいのですぐに食べられちゃいます。
(だから、はしごしてます。笑)
どっちが美味しいか、は、きっと好み。
強いて言えば「一和」さんよりも「かざりや」さんのほうが
きなこ率が高めか?で、きなこ+白味噌の味が強いです。
その意味では私自身は「一和」さんが好み。
でも大差はないと思います。
1000年と400年だと、400年が短く感じちゃうけど、
400年って普通にすごいです。(やっぱり京都はすごい。)
そのあとは京都の台所・錦市場へ行き、
それぞれ好きなものを物色してお持ち帰り、お部屋で
ごはんしました。こういうのが一番楽しいんですよね~。
(写真撮り忘れたけど・・・)
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さて、京都3日め、最後の日は
あまり時間もない、ということで京都駅近くの
「三十三間堂」へ。
ビュッフェ大好き食いしん坊の父(似たのだ・笑)のため、
駅近の京都センチュリーホテル へ↓。
最後に京都らしい和食にしようか、それとも・・・と、
前日に悩みつつ、決めたのですが(前日予約)、
行ってみたら結構リーズナブルでしかも品数も多く美味しく、
なんだか楽しんじゃいました。
その後は駅で妹達(母にとっては娘や孫)にお土産を物色したりして、
適当な時間にその場でとった新幹線で東京へ帰ります。
東海道新幹線は何本もあるので、決めておかなくても大丈夫。
お土産といえば、これ↑、清水寺近くのお茶碗やさんで見つけた、
超カワイイ、豆たぬきちゃん(身長約5センチ)。
ここの奥様が代々、こつこつと手作りされている、
正真正銘の清水焼です。
母がひとめぼれしてどうしても「娘たちのお土産」にしたい、
と言うので、次の日わざわざ戻って買いました。
母親ですねー、娘がいくつになっても(笑)。
ということで、てぬぐいを持ってるのと、その後ろのと、そして
ここには写ってないけど、もうひとつザルを持ったとびきりかわいいの、
「ミニチュア博士(誰がだよ?)をして秀逸な出来」の豆たぬきたちが
私と妹たちのもとに行くことになりました。
「おかあさん、ありがとう」(笑)
ちなみに、こちらのお店のメインの器たちは、買えません(笑)。
駅弁は添加物だらけですが、電車に乗ったら、
食べないとしょうがない。・・・(笑)。
父は健康オタクのくせにこんな幕の内弁当が大好きなので
とっても喜んでました(笑)。
右下のサバサンドは私の選択(←糖質制限中)。
これは結構美味しかったです。
そして、並ばなくても伊勢丹の地下で買える、
出町ふたばの名代豆餅をデザートに(←糖質制限中・笑)
(東京で買えるといううわさも・・・爆)
うん、確かに上品で美味しい
(けど、並ぶほどかな・・・)
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ということで、
年老いた(とは思えないほど元気ですが・・・)両親を
連れて歩くにはいささか強行な部分もあった、今回の
金沢・福井・京都旅行。
つつがなく終わることが出来て
とにかくほーーーーーっとしました。
随所に贅沢な計画もあって、貧乏性な父から
何度も駄目出しをくらいましたが、女子力高い母の応援で
今回も無理やり決行して、良かったです。
(父は本当は、なんでもいいのだ・笑)
それにつけても、いつもいつも我が両親を気遣い、
本当によくしてくれる、ポチには毎回感謝感激です。
今回も本当にありがとう。
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旅行記、長々とおつきあい頂き、ありがとうございました。
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