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食オタク主婦ブログ

【長野】2018GW記録③温泉が素晴らしい老舗旅館、上山田ホテル

西城秀樹さんが亡くなられたことに
少なからずショックを受けているド真ん中世代です(爆)。
ファンというわけではなかったけれど、あのころは
アイドルどころか有名人も少なかったしね・・・。
過ぎ行く時の流れを感じる・・・・
ご冥福をお祈りします。m(__)m
 
さて、ここのところまたまた多忙で家にいないことも多く、
もう忘れかけているGW記ですが、前回の続き行きます。
 
安曇野の融通の利かないコテージ(ホテル)を出たあとは
時間もあったので、美味しいコーヒーを飲もう、と
いうことになりググってこちらへ。
 
 
穏やかな田園風景を眺められる素敵なカウンター・ソファ席は
全て埋まっていたけど、ひとつだけある四人掛けのテーブル席に。
(あまりに静かなので、最初こそこそ座り。父がしゃべりだして
結局四人で話はしてて、おしゃべり禁止ってわけではなさそう・・・)
 
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ていねいに淹れられたたっぷりのコーヒー(二種)、ラテ、
ハニーミルクラテ(母)は、とても美味しかったです。
マグもかわいいですよね♡
このまったりコーヒータイム、値段以上の価値があると思う。
 
さてこのあとは少し山を越えて
まだ行ったことがない戸倉上山田温泉へ。
 
宿にチェックインする前に、ランチはこの辺りで
有名なかやぶき屋根のお蕎麦屋さんで。もと造り酒屋だそうです。

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蕎麦についての批評はちょっとピリ辛な私たちかもしれませんが、
普通に美味しかったかな・・・・。
「西の門」は、善光寺外苑「㈱よしのや」の有名なお酒ですが、
おおもとの酒屋さんはこちらが本家なのかな。
つながりがあり置いてある?ようです。
 
そしてGWの真っ只中に選んだ今日の旅館は、、

 
Reluxがクーポンを配っていたので、その中から温泉が良さそうで、
松本の家からも簡単にアクセスできるこちらを選びました。
温泉にうるさいのも一人(父)いるしね。笑
 
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二間と踏み込み、洗面が二つ、トイレ、ユニットバス、
そして広い縁側と露天風呂のついたお部屋にしました。
 
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部屋の露天も(いや、館内すべてが)源泉かけ流しだというので、即決です。
源泉かけ流し風呂は日本全国に多々ありますが、
ここがすごいのは、館内の自家源泉がすべて、
 
飲用可

だということ。これはすごい!
もっともっと宣伝したほうが良いと思います、ウエブにも大きな文字で!!(笑)
 
なので、大浴場には湯呑がおいてあります。
 
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湯の街のど真ん中にある昭和のビル旅館で、はっきりいって
建物の古さや、この↑↑レトロ感は否めませんが、
(左奥のペンギンが昼間でも怖い・爆)
そんなこた、どーでもいーわ、と思わせる素晴らしいお湯。
 
毎分180リットル、一日約260トンという豊富な量の湯は、
部屋でも存分に楽しめます。
この日夜中まで、大浴場→露天→部屋露天→→と
何回このお湯に入ったことか!(かえって体に悪いって・笑)。
 
女性用の露天風呂は、シーズンはバラ風呂になるらしく、有名?らしいです。
街中なので景観とかはないですけどね。
 
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右上の扇風機の電源が下にあったコンセントに届かなかった・・・(大爆!!)
ど、どうやって点けるんだ??
 
若女将のアイディアなのでしょうか?露天の脇に割と新しい
低温サウナルームとちょっとした休憩スペースがあり、
ローズ・ティー(冷)が飲める、というのがなかなか良かったです。
母とここでまったりしちゃいました。
空いていればいつでも無料で貸し切り出来る露天風呂も二か所あります。
ただし、ビルの谷間で入る感じで、あまり魅力的ではない・・。
 
さて、あまりに温泉が良いので、食事はもうよく覚えてない(爆)けど、
普通に美味しかったと思います。
特に、メインの焼きものの、ブランド肉食べ比べ。
信州牛と真田丸(鶏)と太郎豚(信州太郎ぽーく、かな?)。
これはもう一度食べたいぐらい、やわらかくて味もあり、すべて美味しかったです。
(完全食材頼み、なのはご愛敬・爆)
 
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信州サーモンも、鯉の骨ごと揚げ甘から漬けも、郷土料理です。
 
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ウナギも長野ではよく食べられていますが、かば焼きが天ぷらで出てきました。
市販のものかな、とは思ったけど、でもふんわりとして美味しかったし
新しい食べ方だな、と新鮮でした。
フキノトウ味噌が入った道明寺、周りは茶わん蒸しふうに銀あんかけ。
写真撮り忘れてますが、イワナの塩焼きもありました。
パサついたよくある塩焼き焼冷まし、、、
ではなくて、ひとしお焼?ふう。水分が適度に抜け、身がしまり、
塩梅もよく美味しかったです。市販品っぽくもあったけど・・。
お米は長野県産米(基本だと思いますが・・・)
 
そしてポチ(と父)はどこへいっても地ビールと地酒。
 
と、ここまでまあまあだったのですが、いかんせん。
 
デザートは残念きわまりない・・・・。
 
説明する気にもならないですが、どうでしょう・・・(画像右下)
(((女性の目がここだけ入ってない感じです。
コストかけなくても改善できるのに・・・)))
 
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朝食。このあたりの名物の根曲竹とサバ(缶)を使う
郷土料理に見立てたお味噌汁。
母は魚魚したものが苦手なので残してました・・・*1
朝食全般、欲を言えば見てクレと内容にも、
もう少し工夫が必要と思いましたが、さまざまな事情や
すでに大昔からある和食器など、一新するのは難しいのでしょうね。

総じて従業員の若い方々は皆さん一生懸命で好感が持てて
滞在中いやな思いをすることはありませんでした。
ただ、年配の方が数名(昭和時代からの大ベテラン!?)
ちょっと違うかも・・・、という対応を散見(感じは悪くないです)。
 
女優の山口智子さんにも似た若女将?と思われる女性が素敵でした。
明るいし慇懃な感じがしない。これも天性のものだなぁ・・。
(てか確認したわけではないので、違ってたらびっくり・・m(__)m・笑)
随所に昭和館満載ですが、これだけ素晴らしい温泉を持っていて、
若い従業員の方がたくさんいて、世代交代もしっかりできそうな
旅館なのでこれからもぜひ、頑張ってほしいです。
建物や器の昭和度など、実はそんなに足かせではないと思う。
 
あまり同じ宿には行かないのですが、
この温泉がある限りたぶんリピするし、ひとさまにもお勧めします。
 
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お読み頂き、ありがとうございましたm(__)m

*1:-_-;