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食オタク主婦ブログ

【長野】2018夏の記録③ 猛暑の中で・・・。

2018夏の記録③、続きです。
 
 
松本の家には(多くのお宅がそうだと思いますが)、
エアコンが一基も無いのですが、この日初めて
「避暑地で猛暑」(爆!)というのを体験しました。
 
確かにここ何年か、年々暑くなってはいたのですが、
感覚では「8月は夏の終わり」というこの地方、
朝晩は下手すると寒かったり、日中でも家の中
じっとしていて汗をかく、ということは少なくとも今までなかったのです。
 
しかしこの日の松本市はなんと38℃!信州ですよ!?
 
傾斜地に建つ父の家は、表から見ると2階建て、
裏から見ると地下室があるという設計になっています。
今後の参考のために、一番暑い午後一に、
家の中の温度を計ってみました。
すると、もっとも暑い二階が33℃くらい(感覚・笑)、
一階部分は暑いところ(居間)とキッチンが29℃(計った)、
少々湿気のある和室が27℃~26℃(感覚だけど・笑)、
そしてなんと、
地下室(コンクリート壁)は、22℃!(ちゃんと計った!)
 
す、すずしい! てか、寒い!
 
地下室は天然クーラー室になっていたのです。
家の二階は暑いけど(33℃)それでも外より涼しいのですが、
二階と地下では10℃違ったので、マジで地下室で暮らそうか、
という話になり・・・。
 
でも、夜はそれでもさすが長野。38℃になった日も
明け方は冷える(20℃を下回る)、という。
 
こんな殺人日に、外での仕事(農地の草刈り)なんてとんでもない。
一家で息を殺して?涼しいほうの和室から扇風機三台で風を送り、
じーっと座って午前中~午後一まで動かず・・・。
雨戸も締め切ったままのほうが温度が上がらないので、夜みたい・・。
(エアコン無しは冗談じゃなく危険です。)

その間も年寄りを気遣い(って自分たちも・・苦笑)、
手製の経口補水液を飲んでました。
 
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自家製(?というほどのことでもない)補水液の作り方。
水 1リットルに対し、
ミネラルを含む糖分(黒糖等)大さじ4.5杯分
ミネラルを含む塩分(無精製塩) 小さじ半分
空いたペットボトル等を使って、思いっきりしゃかしゃかするだけです。
フレーバーに旬の果物を入れても美味しく、
完熟の桃↓↓バージョンが受けてました。
これはそのへんで採れた↑完熟ブルーベリー↓です。
 
 
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昔はエアコンなんてそうそう使ってなくて(持ってもいなくて)、
うちわや扇風機、縁側で小さな子ども用の
おもちゃプールに足突っ込んで、
塩つけたスイカ食べてればそれで済んだんだけどね・・・。
 
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(今でもこの地下室ならスイカだけでイケる。)
 
また別の日は行きつけのお蕎麦屋さんに行くなどして
昼間は暑さをしのいでいました。
ここもエアコンないけど、それほど暑く感じませんでした。
 
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いつもの奈川(近くの村)の10割蕎麦と、あらびき蕎麦(これが一番美味しい)
ここに来てお蕎麦を食べると、「あー、帰ってきたー」感が増します。
 
 
ちなみに、我が家もそうですが、山から水を引いている家はたとえ
外気温が38℃でも水道からキンキンに冷えた水が出てきます
(何にも代え難い財産!)。
お蕎麦はひきたて、打ちたて、茹でたてでも、
シメる時に水が良くなくっちゃね。
東京の水道水はこの時期、温水です*1。仕方ないけど・・。
 
さらに別の日には、私が前々から調査に行きたかった(笑)
カンボジア料理のお店へも避暑?に。
父はこの手のアジア飯が大好きなので(ポチは言わずもがな)、
パクチー嫌いの母を巻き込んで連れていった次第。
(カンボジアではほとんどパクチーは出てきません。)
 

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カンボジア人と結婚された日本人女性が義母より教わった?
カンボジア料理を出すお店、
内部の造りはかわいらしく女子受けするカフェふう。
お味はアンコールワットに一回しか言ったことのない私が
生意気を書かせてもらえればちょっとコクがいまいち、
揚げ春巻きの腕が今一歩(脂っぽく焦げて一部爆発している)、
というところはあるかと思いますが、素人料理のつまらない
いわゆるカフェ飯ではなく、まじめにきちんとしたものを
提供しているという意味で、この辺では貴重なのではないかと思います。
普通に美味しかったです。
 
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父は足腰が弱くはなったもののいまだにパワフルですが、
さすがにだんだんと年を取り、
娘(私)の言うことにいろいろと耳を傾けてくれるようになりました。
お盆には毎年父の故郷である松本入りをし、
昔から続く一通りの「お盆儀式」をやっていたわけですが、、、。
 
菩提寺は父の家から少し上った山の上の集落内にありますが、
守る先祖のお墓はそこからさらに
「動物侵入を防ぐための有刺鉄線」で仕切られた中(爆!)に。
つまり、サルはおろか、昨今はいつ熊が出てきても
仕方がないようなところなのです。
 
年寄りだけで熊のいるところに行かせるわけにもいかず、
私たちが滞在中、まだお盆前ではありましたが、
ポチも一緒に車で四人で上(お墓)まで上がってくれて、
一通りのお掃除等をしてきました。
(歩く時は私がクマよけ鈴、父が笛と大音量携帯ラジオ、
ポチがスマホから大音量ボンジョビ、と、いつものパターン・笑)
なので、今年は本ちゃんの日、迎え火(13日)も送り火(16日)もナシ!

当たり前です。生きている人がもっとも大事、と草葉の陰で
ご先祖様たちこそがおっしゃっておられます。みんな人の親だから。
でもその考えを父が受け入れてくれたのが嬉しかったです。
 
この日はそれを終えてから引き続き猛暑対策で
「志留比亜珈琲店」でランチ。
(ちなみにお墓は山の中なので涼しい。)
↓東京・新橋店もあるらしいのですが、もともとはいわゆる名古屋発の喫茶店。
コメダと同じ老舗です。
(でも最近なんちゃら珈琲店、ちょっと増えすぎで、調査が大変・
あっ、高倉町珈琲は調査済み、アップ、待っててね・笑)
 
ということで、これも私のワガママ食べリクエスト。
 
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お店の名前もすごいが、サンドイッチのラインナップはコメダ以上、
こてこてのカルボナーラソースがトーストにドボーっとかかっている
カルボ・トーストはオーダー必至でしょう・・・。(糖質×糖質)・・爆。
全てのサンドの具の卵は、卵焼き(コメダはマヨ玉だが、私は卵焼き派)。
パンはふわっふわで具もまじめ、美味しいには美味しいのですが、
具の充実度で、、、コメダの総合勝利かな。
(特にチキンサンドはコメダの圧勝・笑)
 
だけど、ここ、松本島内店には、コンセントもWi-Fiも無いとな・・・。
だからかわかりませんが(夏休みの平日真っ昼間)とても空いてました・・。
(父の辞書には、珈琲にお金を払ったり、喫茶店に長居する、
なんて行動形態はありません。そもそも休憩の概念がない・・・爆。
ましてやスタバでノマド←仕事してるわけじゃないが今の私、
なんてイミフです・爆)
 
ですが、ことあるごとに娘が鋭意、新時代への対応を感化中です(笑)。
ウチの両親は結構それについてきていてある意味、すごい(笑)。
 
そういえばポチもこの前、在宅勤務を決行しました(すでに何回か)。
私たちもあわよくば、東京とこの素晴らしい松本と、
二拠点生活が出来ないものか、真剣に考え中。そして実験中です。
同時にもっともっと社会が変化しないかな、テレワークへの理解と
ライフワークバランスを考えられる世の中になれーーー!
日本人は特に。このあたり特に昔の人間は女性の方が
頭が柔らかいかも知れませんね。
 
と、話が横道にそれましたが、父とポチは天気の良い日には今回も
(迷惑にならない程度の)早朝から気温が上がるまで草刈りをしていました。
今回は電動草刈り機をもうひとつ調達したため、倍とは言わないが
若干早くなりました(まだ慣れている父のほうが早いのです。頑張れポチ)。
 
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2人とも頼もしいですが、毎日これをやっているこの辺の方々は
筋肉が衰えず、結果もっと健康でいらっしゃる確率が高いはず。
今回も猛暑の中草刈りをされているお年寄りの元気な方をたくさん拝見!
(医療費は都会人が払うべき! ・・・てか、私もやらなきゃ!)
 
今年の夏は本当に台風、豪雨、と同じようにほぼ災害レベルの猛暑でした。
来年はどうなるんだろう、と一抹の不安を抱えつつ、、、。
 
取りあえず、今年の夏休み記録はこれでおしまいです。
 
毎度お読み頂き、ありがとうございましたm(__)m

*1: ;∀;