いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

小鴨をムリヤリまるごとコンフィにしてみた(笑)

マーケットでも行きつけのお肉屋さんでも、ゲーム(ジビエ)が出てきました。
だいたい9月の初めころからです。
 
今、ロンドンでも簡単に買えるのは、鳩、雷鳥、鴨などの野鳥たち。
そのほか、鹿肉やウサギ(ラビット)なども。
この時期、どこへ行っても相当の品揃えなので、
イギリス人でもふつうに食べる人口が多い?のだと思います。
(もっとも、フランス人などと比べれば、好んでゲームを食べるイギリス人って、
多少みんなモノ好き、食好きかも知れないけど・・・・)
 
実はウメももは野鳥は苦手。
ポチはラムが全くダメですが、味のある野趣あふれるもの
(どちらかと言うと歯ごたえのある)がかな~り好き(ウメももと正反対!)。
鹿肉程度では物足りず、かなりクセのある野ウサギ(ラビットでなく、ヘア)すら、
好んでペロリ、です。
(ほんと、犬だよ・爆)
 
一方ヲタ(笑)ウメももは、食べものに関しては
自分が食べなくてもチョー興味津津で、
それがどんなもんなのか、どんな味がするのか、
つい試してみたくなります。
ゲームならレストランのメニューにあれば必ずポチに試させるし、
(↑喜んで食すし・笑)
そうでなければ自分でやるしかない、(なぜに?笑)となり、
食材の予定が狂っても、面白そうなものを見ると
つ~いつい買ってしまう・・・・・(笑)。
その実自分だけが食べるラム料理はあまりやらないので、
食べてくれる人がいるってのが一番なのだけど、
きっと、こんなに食い意地が張っていても、
基本作ること(実験?)のほうが好きなんでしょう(笑)。
 
今回はとりあえず鴨さん。
 
鴨、と一口に言っても、いろんな種類があります。
一番有名でかつ手に入リ易いのが、マガモ(日本と同じ)。
Mallard(仏 Col-vert)です。
ウメももでもこれならダック(あひるちゃん)と同じ感覚で食べられます。
初心者でも、上級者にも「鴨の中では王様」と言わしめる、無難?なゲーム。
 
でもマラッドは何度も食べているのでつまんない、
今回はマーケットで見た、別のものを試してみよう、と。
 
この日並んでいた、Mallard、Teal、Pochardのうち、
一番小さなTeal(小鴨)を買ってみました。
なお、Pochardは、Mallardより若干小さ目で、ネットで調べると
「和名ホシハジロ」・・・・と出てくるぐらいの情報ですが
(・・・と言われてもね・・・どうでもいいですよね・・・皆様・爆) (笑)
 
このコガモは、エサなどの自然環境が良く、
捕獲後も上手に処理されたものであれば
マガモより好む人もあるぐらい、グルメ界では有名なようです。
 
ちなみに、売っていたファームのおじさんに3種の鴨の違いを尋ねると
種類だよ~きっと~」
・・・って、それは解っとるがな(笑)。
 
でもこのおじさんは(そもそも細かいことを気にしないイギリス人で・笑)
実際に狩猟をしている人ではないので、仕方ない鴨(爆)。
 
小鴨は、「子鴨」ではなく、「小さな鴨」なので、これで成鳥なのですが、
ホント小さくて食べるトコあるんかいな?って感じ。
 
イメージ 1
 
①マーケットに並んでいたゲームちゃんたち。
 
②大きさを見て下さい~、小さいの。
 
③お掃除お掃除・・・・羽の付け根部分が残っていると当たるため、
キレイにお掃除。なかなか面白い(笑)が、大変。
ポチも手伝ってくれました(2人で夜なべ・笑)。
鮮度抜群、ニオイ一切なし!
(内臓部分は独特の香りはします、それと、熟したものを好む人もいます。)
 
④適当にあったハーブなど
(この日はにんにく、ベイ、パセリ、ジュニパー、塩、砂糖)でマリネ(約一晩)。
 
⑤イギリスはスーパーで簡単に手に入る、がちょう(等)の脂の(瓶)づめ。
 
実験のため(笑)、1羽はまるごとコンフィに(まるごと~?・笑)。
1羽はローストしました。
 
イメージ 2
 
コンフィはその温度調整が面倒臭く難しく、気づくと時々鍋が高温になってて
あちゃ~~~っっ(笑)
しかし、出来上がった後、パリッと焼いた皮は大変美味。
 
でも、この雑な仕事がたたったのか(笑)、こんなに手をかけたコンフィ→ソテーより、
ただオーブンに放り込んだほうのがしっとりしていたのは気のせいか・・・・?
でも、個人的にはコンフィ・パリパリ焼きが好み。
(普通、丸ごとしないけどね~・笑)
 
いずれにしても野鳥は(家禽と比べると)脂があまりないので、
「じゅわ~っ、うんめ~~」、というよりは、
「ガシッ、しみじみ~~」、って感じのものですね。
(この表現で解ります??)
 
ゲーミーな味ではあって、確かにマガモのほうが美味しい気がしますが、
なんというか、珍味的に後を引く味。
少しでいいけど、また食べたい、みたいな。
 
それにしても、、
「ジビエ」を扱う日本のプロのシェフの方には
ウメもものようなド素人がどこでも「ジビエ」を簡単に、
しかも安く買える今の環境を本当に・・・申し訳なく???思います・・・。
同時に
この恵まれた環境を無駄にしてはいけないっっと、
本気で思ってるわけです(←ワケのわからない発想・笑)。
 
だって、こんなに面白い食材が豊富にあれば、
やりたいことやりたい放題♪♪だもんね。
(←完全ヲタの発想・笑)
 
 
イメージ 3
 
あちこちで開かれているイギリスのマーケットでは、本気で食材を買う以外に
食のストールを周って「ただ食べて遊ぶ」、という楽しみ方ももちろんあります。
マーケットによって個性があり、面白い。
 
この日このマーケットでは、具だくさんのスープ(ひよこ豆とチョリゾと野菜)、
具だくさんのクレープ(ほうれん草、キノコ、チーズ、オニオンチャツネ)、
それに、わおー~、具だくさん~(三回目・しつこい)の
イングリッシュ・ブレックファースト・バーガーをブランチに。
(バターたっぷりのBap(←バーガーバンズ、歌手グループぢゃないですよ・大爆)、
自家製ソーセージパティ、新鮮な半熟目玉焼き、チリ・ビーンズ、チーズ・・・・)
Bapはいまいちだったけど、チリ・ビーンズが効いてて、うまかった~。
 
その他、美味しいコーヒー屋さん、ブリティッシュ・ケーキ屋さん、
なかなかな品揃えのパン屋さん、ブリティッシュ・チーズ屋さん・・・・
 
キケンキケンキケン!(笑)
 
でも楽しい♪
 
 
 
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