いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

鹿肉フィレのステーキ

女王陛下が週末の多くを過ごされるという、ウィンザー・・・・・・・
 
・・・・の近くにある、その名もロイヤルのファーム・ショップ(←巡り大好き)に
行って鹿肉のフィレ(メダイヨン)とラム・ラックを仕入れてきました。
(ちなみに誰でも買えます・笑)
 
英国は今、ゲーム(仏語でジビエ)シーズン真っ只中ですが、
ラムはもとよりこの鹿肉はロイヤル・ファームのもの(つまり家畜)。
ですが、時季ということで、美味しい鹿肉やうさぎちゃんを求めてファームもの、
ゲームものに限らずいろいろと試している次第です。
(ちなみにファームものは一年中手に入ります。)
 
今回のこのウィンザー・ファーム・ショップは
英国全土に数多くある中でどうしてもまた行きたい、と思う魅力には
様々な意味で若干欠けますが(私見)、ロンドンからとても近い上、場所もさすがに素晴らしいところ。
(ヒースロー空港に近く、若干うるさいけど・・・飛行機見るの好きな人には◎・笑
女王陛下のお休みの日に、真上を飛行機が飛ぶ国なのね・笑)
新鮮な野菜、肉ともにロイヤルのお冠付き?のものがあることも特筆できるかと。
 
まあ、そんなこんなで、鹿肉
私は日本で食べていた(ってったってタマにだけど)主にエゾ鹿より
若干クセがある(と思っていた)ので実は苦手だったのですが、
ラムが食べられない代わりに鹿肉は多少におっても全然平気(なんでやねん・笑)、
というオットのためにおそるおそる?1個だけ(笑)購入。
(当然一個から買えるし、他の肉屋と比べると高いけど、
でも、安いのです、以下の画像で£3≒\400弱?)。
(私のラム・ラック2本も忘れずに買った・笑。)
 
■鹿肉フィレ(メダイヨン)のステーキ、バルサミコ・グレイズのソース
 
イメージ 1
おフランスヴィンテージのお皿(が自慢・ほっといてください・笑)
 
■材料
鹿肉のフィレ肉(丸く整えてあるもの)
無塩バター
ベーコン又はパンチェッタ
バルサミコ・グレイズ(又はバルサミコ酢を煮詰めたものに糖分を少し足す)
塩・胡椒
赤ワイン/ポート・ワインなど(本日、実は白ワイン)
 
■作り方
①お肉は室温に戻しておき、表面、ベーコンなどで覆う。
(鹿肉はほとんど赤身で乾きやすいのでジューシーさ等を保つため)
 
②熱したフライパン(オーブンに入れられるもの)にバター又は油を溶かし、
お肉の表面をベーコンごと焼く。
このときに初めて塩・胡椒をする。
 
③200℃~220℃の高温に熱したオーブンで10分~15分、
「マスト・ミディアム・レア」を目指して様子を見ながら焼く。
 
④適宜肉に串などを通し、温まっているか、又は切って断面を
手で触って火が通っていることを確かめて。全体ピンク色のままで可。
 
⑤お肉を温かいお皿+アルミホイルなどで温めておき、
フライパンでソースをすばやく作る。
赤ワイン(又は白)、バルサミコ・グレーズ(又は酢分とベリージャムなどでも)、
塩・胡椒を肉汁(ほとんど出ません)に足して煮詰める。
お肉にかける。
 
この鹿肉は臭みが皆無で、私にも大変美味しく頂けました。
しかも、中はヤワッヤワ、フワッフワ(大変柔らかい)。
オットはこのソースにイングリッシュ・マスタード、ベーコン、
カリカリに焼いたおイモ(一度茹でてカット)なども一緒に口に入れ、
大ご満悦であっと言う間にご完食。
(さすがロイヤル・ファーム?)
 
在住の方はもとより、是非、是非、機会あればお試しを。
(この時季はガストロ・パブなどでもゲーム系が出てきます。ファームものが多いけど。)
ちなみに、とある本によると、鹿肉で一番美味しい部位は「足」だそうですよ!
 
そうそう、ラムも普通に美味しかったです。
(他のお肉屋さんより、ちょっとお値段高めですが。)
日本には「英国のラムはめちゃ旨い」と3回聞いても「信じない」という
料理好きのOLのころの同僚(先輩)がいますが、なんの。
塩・胡椒のみ、ローズ・マリーなんて要らんのだよ(その先輩向け・笑)。
 
ではでは。
今週もお天気いまいちだけど、頑張りましょう♪
 
にほんブログ村 旅行ブログ イギリス旅行へ
(↑URLをクリックしてね♪)