いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

あひるの心臓・・・

今週はお天気良さそう?なロンドンです。
(これって「基本悪い」って書き方だよね?・笑)
 
さて、良く行くファーマーズ・マーケットに、ゲーム(ジビエ)専門店さんがあります。
確かに今はシーズンではないのですが、なんか面白いものはないか、と
好奇心・津々(笑)でとにかく覗いておくのはいつものこと。
 
この前は「バンビ」ちゃんの皮だけが堂々店先に掲げられていて(カメラ持ってなかった!)、
その価値、£50(7000円弱?)だって・・・・。
おお~ディャー・・・・(←在英人受け?ネタです・・・、いや、すんません・・笑)
 
まあ、それを見て何を思うかは、食文化の違いってものです。
(ラム(=いたいけな・・子羊)好きの自分としては、それもありがたく頂くことにしている、とりあえず・笑)
 
で、この土曜日は実は別の野生児を探していたのですが、目当てのものはなく、
その代りにこんなんゲットしてきました~
(はい、一部苦手な方は指の隙間からのぞいて下さいませ・笑)
 
■ダック・ハート(あひるの心臓)
 
イメージ 1
↑7~8匹分、£2(約260円)は、臓物ですから、日本とそう変わらないかな?
(ここのはいわゆる鶏でいうところのブロイラーではないと思うので、質は多分、こっちの勝ちですが。)
 
いやーん♪、と思われた?でしょうが、焼き鳥のハツですよ、ハツ(笑)。
かくいう私も、レバーは(むしろ)好きですが、砂肝とか、ハツとかって好んでは食べない(爆)
しかし、チキンなら軟骨までボリボリしゃぶる、うちのポチ(オット)には
案外このかための食感がウケるようです。
 
心臓ですから、ものものしく血だらけ
味も(私に言わせれば)レバーよりもさらに血の味ぎみ
でも、いつぞやこのお店で買った鴨(ワイルド・ダック)がまったく臭みゼロで新鮮だったように、
この心臓もま~ったくにおわず。
逆に煮ているときに、「良い鶏のスープ」を取っているようなにおいまでしました。
 
とりあえず、さっと洗って血をしごき出し、ミルクに少し浸し(でも、臭みないんだよねー・笑)、
いったん下ゆでしてから砂糖と酒と醤油で煮ます。
最後にしょうがの千切りや、最初からにんにくを入れてもいいですね。
 
イメージ 2
↑ごはんのおともにどうぞ・・
しかしイギリス人はどうやって調理すんですかね??
 
何を好んでアヒルの心臓、、、、と自分でも思いますが、すべてはただの好事家。
結論、やはり鶏よりはかなり脂が多く、それでも、「うん、ハツだね、同じだね」(納得・笑)
 
ただ、どれほど新鮮でも、やはり若干ゲーミーな感じはします。
ちなみにややこしいのですが、アヒルは家禽なので(元は鴨)、
正確にはゲーム(=ジビエ=野生児)ではないです。
しかし、自然の中に一定期間放したりすることで「ゲーム(ジビエ)」とくく(れ)ることもあるようで
(そうしないと供給量が安定しないかららしいが、なんか変じゃない?笑)、
このゲーム専門店さんにあるアヒルもゲーム、ということなのでしょう。
 
さらにややこしいことに、これらの「鶏に限らずの鳥さん系の内臓料理」のことを
英語でジブレッツ(wiki)、というのだそうです。そして、まさにジビエ(仏語)と共通の語源だとか。
(今までさんざんイギリスの料理番組を見てきて一度もその単語を聞いたことがないので、
知らなかったし、イギリスでも使われているのか、現時点私には不明。
海を渡った、アメエレカのお話か?)
 
さて、ぴーの季節満開?!、で今アスパラ→ぴー→アスパラ→ぴー、
という我が家の食卓を一部、お見せします。
 
ではでは、今週も頑張りましょー!♪
 
イメージ 3
↑ぴーとにんにく少し、バター、塩を熱いうちにプロセッサーでガーッ
右横はアスパラを生のままじっくり焼き、ポーチド・エッグ+パルミジャーノ+ヴィネグレット(+ベーコン)
 
イメージ 4
↑これがぴーの一番美味しい食べ方。
サヤから出したてを無水鍋で蒸し、モルドン塩+新鮮なバター。
MYスプーンをぶっこんでそのまま召し上がれ(笑)
 
イメージ 5
↑心臓のご本体のほう(ダックのミニ・フィレ)は、バターでミディアムレアにソテーし、
塩・コショウの甘~いソースで。
 
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 
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