いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

ギニアフォール=ホロホロチョウをローストしたワ!

渡英して、何度かレストランで食べている、ギニアフォール(guineafowl)。
直訳すると、ギニアの鳥??
これが、少し前から日本のフレンチやイタリアンなどでもお馴染みの=ホロホロチョウ
訳がつながったのは、実はつい最近なんです。
オタク的にたいてい英語の食材はまず日本語で調べるのですが、
なぜかこれは他のゲーム(仏:ジビエ)と同じように訳さなかったのね。
(ちなみにこの鳥はゲームではないけど。)
 
ありゃー、そーだったんだ~
(・・・てか、味ではつながらなかったのね~(笑)。)))
 
義母がホロホロ鳥のフアン(て、どんなん?笑)ですが、そんならイギリスへ来れば
いくらでも焼いてあげられるんだ~、今度誘ってあげよう~♪と、
ああ、・・・・・・なんて出来た嫁。
(ちなみに実母はほっといても来るので、気遣う必要はない・爆)
 
ともかく、先日ファーマーズ・マーケットで仕入れてきて、ローストしました。
この鳥、ターキーなんかもそうですが、鶏肉よりあっさり、だけどその分
カロリーも少なく、コラーゲンの豊富さとコレステロールの少なさ、
鉄分が多いことなどでも知られています。女性向きよね。
 
イメージ 1
↑写真加工、めんどくさい(笑)
 
肉にアルミホイルをかぶせて休ませている間、
一緒に焼いていたまるごとにんにくだとか、皮ごと玉ねぎだとかの香味野菜をつぶし、
白ワイン、バター、塩、こしょうなどでテキトーに調味してソース
(イギリス的には、グレイビー)を作ります。
 
解体はもちろん、男(ポチ)の役目
足、手羽、胸肉などをキレ―にカットしてね(笑)。
 
■ホロホロチョウのロースト、イギリス風↓
 
イメージ 3
もうすぐバレンタインだからいっか?      
 
オタク的には、しっかり焼きつつも、もう少しだけピンクに仕上げたかったところですが、
まあ合格点かなあ。
1時間弱と言うのは、まるごとのロースト時間としては短いほうで、この辺、大変難しい。
何度かお肉の状態を見ながら焼き過ぎにならないよう注意したのですが、
毎日焼いているプロなら、大きさとか鳥の状態とかでジャストに仕上げられるんだろうなぁ、と。
 
肉質も柔らかく、ホロホロ(笑)。
クセもなく、どなたでも食べられるかと思います。
 
ところで、みなさん、チキン・オイスター」、ってご存知ですか?
ウメ子はイギリスへ来るまで知らなかったのですが、
鳥の肉の部位のことで、足の付け根というか、腰骨のくぼみ部分に
ボコッと納まっている、1羽で2個しかとれない、希少な部位です。
 
イギリスの料理人はその部分が牡蠣に似ているからなのか、
オイスター、オイスター、というのですが、鳥王国、食王国のおフランスでは
ソリレス(sot-l'y-laisse)と言うらしく、その意味はなんと「愚か者が残す(部位)」だとか。
 
日本だと、肉を丸ごとロースト・・・ってほとんどしない、というか鳥に限らず肉は基本すべて
調理用にカットされているものだから、なかなか知りえないことですが、
フツーの人が鶏肉まるごとを切り分けたりする欧州とは、やはり違いますね。
 
しかし昨今?日本の焼き鳥屋さんとかでは、
ぼんじりだとか、せせりだとかに
このフランス語が混じって、食べることも出来るらしいです。
 
おそるべし、おフランス、いや、日本か?
 
ということで、生だとちょっと判りにくいこの部位、
ローストのホロホロチョウでお見せしましょう~♪(笑)
 
イメージ 2
↑左画像の下のほうが、お尻ですね(三角の脂肉のとこがぼんじり)♪
オイスターは赤○の部分とシンメトリーに2つ、あるのが見えるでしょうか?
 
食感と味は、ホワイトミート(胸肉)とブラウンミート(もも肉)の間な感じ?
きっと動かしている部分なので、好きな人はすごく好きだと思います。
ニワトリさんだけじゃないんですね~。
 
さて、鳥はロースト後にはその骨から出汁をとる、という仕事が待っています。
(鶏(鳥)肉も捨てるとこ、ないですね~。)
でも、これも香味野菜とともにコトコトと煮るだけ。
 
そのあとはそのスープでラーメンを作る・・・というお楽しみが・・・・・、、、、
 
と書き続けるとまた長くなるので、
「ホロホロチョウ、その後」記事は次回と致します(笑)。
(引っ張るとも言う・爆)
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました~!
 
にほんブログ村 旅行ブログ イギリス情報カテゴリーに参加しています。
良かったら↓ぽちっと押して下さいネ~♪
イメージ 8
↓スマホでお読み頂いている方・・・・など、こちらからでも